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よろしい。ならば戦争だ

「今日こそ決着をつけましょうか」


「えぇ。これ以上の戦いは無意味ですもの」


「あの…………何度も言うようですけど……」


「アイトさんは黙っていてくださいな」











グランツのテリトリーである屋敷の、いつもならトレーネの笑い声が聞こえてくる筈のお茶の時間。











「結局、話し合いなんて初めから無理だったんだな」


「仕方ないですよ、これだけは」


「アイトさんがその気ならば我々も正々堂々と戦います」


「当然だな。卑怯なマネだけは許されない」


「だって、これは」


「トレーネ様との添い寝権を賭けた勝負ですから!!」











中庭のテーブルで気まずそうな顔をしてお茶を飲むトレーネとグランツから少し離れた場所で、給仕をしていたアイトが使用人達に囲まれていた。











「ですから、どうか冷静に……」


「物理的に排除しないだけ冷静ですわ」


「排除って単語を出す時点で冷静じゃないと思います!!」


「アイトだけズルいんだよ!!」


「せめてグランツ様に隠そうとしてください!!」


「あら、本人は楽しそうですけど?」


「グランツ様!?」


「ん?私は問題ないが?」


「せめて止めてください!!」


「これはトレーネ様との添い寝権を賭けた勝負なのでグランツ様は関係ないのでは?」


「そうですけど、そうですけど!!」


「話を戻すけど、アイトばっかズルいと思わねぇ?」


「俺達だってトレーネ様のお世話したいのにさー」


「なー?」


「如何にトレーネ様に心地よい睡眠を提供出来るか、で選ぶべきじゃないか?」


「でしたら私以外に居ませんわ」


「あら、聞き捨てなりませんね?」


「ペチャパイは隅でハンカチでも噛んでなさいな」


「お黙り。巨乳に見えて実は腰回りも太いおデブちゃんのクセに」


「ダイエットに成功して腰は細くなりましたわ!!貴方と違って!!」


「女の価値は胸だけじゃないのよ!!」


「ペチャパイのクセに!!」


「おデブちゃんのクセに!!」















「トレーネ、止めないのか?」


「女の子のケンカに男の子がはいってっちゃダメなんだよ?」


「それもそうか…………」

閲覧ありがとうございます。

なかなか筆が進まない現実逃避です……待てwwこんなのでいいのか現実逃避ww







私のサイズについては、ペチャじゃないやい!とだけ言っておきます。



女だってなぁ!!同性の胸をわし掴みにしたくなる時だってあんだよ!!あんだよ!!

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