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詐欺師転生  作者: ホラゲ好きの一般人
7/8

十四歳、旅立ちの日

産まれてきてはや十四年、今日、俺は成人式だ。。成人した後、成人式で職業が与えられるので、今までウズウズしていた。職業によって俺は更に強くなれる。恐らく詐欺師関係だろうがステータスは少しは上がるだろうし嬉しいことこの上ない。


「アサネ、今日はアサネの十四歳の誕生日だ!アサネは成人し、職業を得る。その職業が何であろうと父さんは気にしない。アサネはもう一人前だ。だからこの村で暮らすも、町や王都にいくも、アサネ次第だ。父として冒険者として、助言しておこう。いいか、決して気を抜くなよ」


父と母にはかなりお世話になった。俺はいつか騙すが、それまでは親孝行でもしてやるとしよう。


「ありがとう、父さん。俺は王都にいくつもりだ。気は抜かないよ、絶対に。それから、冒険者ギルドで冒険者になるつもりだ。父さんを越せるような立派な冒険者になるよ」


俺は詐欺師だが、この言葉に嘘はない。


「あぁ、そうだな立派になれよ」


そう言う父は目に涙を浮かばせていた。


「いってきます!」


もう最後かもしれない挨拶を交わし、俺は家を、暖かい家を後にした。


予定通り成人式が行われた。俺とその他の人たちの職業が発表される。職業は特殊なボートに記載されるのだ。そしてそれは神官やシスターは見ない。俺はそれを受け取った。そこには、予想していなかった職業がでてきた。


『魔法剣士』


詐欺師かと思いきや、魔法剣士か…職業はある一定の条件によって変化する。詐欺師にならなかったのは、俺が念のために詐欺をしていなかったからだろう。だがこれはこれで便利だから、詐欺師になるまではこれでいいか。


俺はすぐに王都に行くことにした。途中、町に寄り道する気だがな。その時だった。


「ちょっと、アサネ!」


村から出てすぐに女から声をかけられる。そう、五歳の時から何かと絡んでくる、アルバーナ エレクトロである。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前

アルバーナ エレクトロ

 

職業

魔法剣士


ステータス

攻撃力 140

魔力 180

素早さ 110

防御力 125

魔防 130


スキル

剣術B 盾術B 炎属性魔法B 炎属性エンチャントB


受け身B 水属性魔法B


特殊スキル

反属性強化


固有スキル

炎属性強化 炎属性強化付与

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アルバーナは今でも俺に絡んでくる。幼馴染みと言ってもいい。特殊スキルに、反属性強化を得てかなり強くなった。そして俺と同じ魔法剣士である。更に体つきが女性がらしくなり、赤みのある茶髪。村でも美人だと言われる。


「あんた、もう王都にいくの?もう二日待ってくれない?そしたら私も一緒にいけるからさ!」


「嫌だね、どうしてもって言うなら二日後にダッシュでこい。お前が来るまでここから一番近い町、セレクンベルトで待っててやるからよ。セレクンベルトの何処にいるかは自分で探せ。言っておくがセレクンベルトには三日間しか居ないつもりだぞ」


「そんなぁ…まぁいいわ、二日後に出てすぐに追い付いてやるからね!」


あーあ、面倒だなぁ。まぁいいか、どうせなら二人で行くのも悪くは無いだろうし。


「じゃあ、先に行ってるぞー」


「えぇ、すぐ追い付くから待ってなさいよー」


俺は一番近い町、セレクンベルトへ向けて歩き始めた。



※※※



「ヘヘッ、お頭、今日はどうしましょう?」


男は言う。


「今日は商人でもいいが成人したガキどもでも狙うとしよう。あいつらは金も少しは持ってるだろうしな」


頭は笑った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前

アサネ ビーソルフト


職業

魔法剣士


ステータス

攻撃力 210

魔力 160

素早さ 250

防御力 150

魔防 150


スキル

話術S 隠蔽S 鑑定S 盗術S 受け身S 剣術A 盾術B


闇属性魔法B 道化B 魅力B 鷹の目C 


特殊スキル

詐欺S ブレイクダウンB 錬金術C


固有スキル

詐欺師ゆえの「不」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アサネ ビーソルフトは話術や盗術で有利に立ち回り、剣術と闇属性魔法、ブレイクダウンに、詐欺師ゆえの「不」を組み合わせ、相手を無力化する。スキルの切り替えを覚えたのでより臨機応変に対応できる。



特殊スキル[錬金術]解説

この世界で錬金術を行うのは簡単だ。原子を魔力で変化させ、分子で性質を与えるだけである。

錬金術を用いれば、発見されていない金属や現実にはあり得ない合金、とにかくやりたい放題できる。しかし[錬金術]のレベルが低いためそこまで上手くはできない。


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