プロローグ
初めまして、ホラゲ好きの一般人です。初の連載なので気長に待っていてください。
俺、枯若 麻舟は詐欺師だ。
時にアメリカ人、時にブラジル人、コロコロ人を変えて世界中で詐欺してる。今は日本A市とB市、C町の高校に外部指導者として潜入している。外部指導者として潜入し、先生の一部やガキ共にゲームを広めてる。そのゲームに課金させ、俺が金を貰うシステムさ。この広めてるゲームってのは俗に言うスマホゲームでこのゲームは俺が前、中国のゲーム会社を倒産させ金と共に盗んできたデータをそんまんま使ってる。まったく、こんなのに一年以上掛けた俺はバカだろうか?いいや、バカじゃねぇ。金がこの二ヶ月で五十万も貯まりやがった。収入にしては少ないが今後も増えていくだろうぜ。いやーまさか先生もゲームに重課金するとはなぁ?思ってもいなかったぜ。だがそんな事を思っていると、
「なんだこれ!?」
「おい!どうなってやがる!!」
「イヤー!なんなのよ!これ!!」
教室に悲鳴が飛び交う。なにかと思えばガキ共の身体が薄くなっていくのだ!
「うお!なんだ…これ」
俺も少しずつ薄くなっていっていく。俺はただ、やりがいのある詐欺と金さえあればいいのにな。
俺は死を悟っていた。ガキ共はピーピーうるせぇ。
「死ぬなら金と女に囲まれて死にたかったよ。」
そう呟いたが最後、俺の意識は…プツリと途切れた。