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1.人生いつ何が起こるかわからない

初めての小説・初投稿になります。以後よろしくお願いします。

「るみ!るみ!!もう、魔法学科の授業が始まっちゃうよ!遅れたら怒られちゃう!」

「えっ?!」

意識が曖昧な状態になっているところに、急に見知らぬ人に手を引かれて走ることになった僕。


ん?確か今日も会社で設計の仕事をしていたはずなんだが。。。

うっすらと見えるのは小さな女の子。なぜ少女に引っ張られているのだろう?? 

夢か何かか?それにしても手の感触や温かみがリアリティあるので夢ではなさそうだ。

そもそもこの状況は一体なんなんだ?

徐々に意識と視界がよくなってきて、ようやく状況が少しずつだがわかるようになってきた。


「なっ?!ここはどこなんだっ?!」


僕は急に立ち止まり、あたりを見渡すと見たことのない木々の美しい自然あふれる景色が目の前に広がっていた。

ここは明らかに会社の風景ではない。これまでの人生で似ているものを写真やネットで見たことがあるがこの場所は全く覚えがない。


「るみどうしたの?!と、とにかくもう少しだから早く行くよ!」


手を引っ張る少女は息を上げながら急いでいるのか、僕に考える時間を与える間も無く、すぐさま手を引っ張って走った。

しばらくして古びた風情のある体育館らしき建物が見え、中に入り教室と思われる場所に連れてこられた。


「ま、間に合ったね!早く席に座わろ。もう授業始まりそうだから、さっき驚いた内容は後で教えてね。」

と言って少女は空いている席に座ったので、自分もその横に座ることにした。


まず自分がどうなっているか状況整理する前に、

これからここで何が行われるのか?

ここは安全な場所なのか?

今から授業が始まるのか?

ひとまず自分の身に危険がないかを確認することが最重要だと考えた。


周囲を見渡すと少女の他にも10人ほど少女らしき人物が座っていた。

目の前には木で作られた理科室のようなテーブルを3〜4人ほどで共有して使う形となっているようだ。

あとは・・・えっ?!よくよく見ると少女たちの頭にぴょこんと猫耳のようなものが生えていた。


「ひゃ?!」


僕は「えっ?!」と言う驚きと同時に変な声が出てしまい、周囲の少女たちに不思議そうな目で見られてしまった。


「なんて声出してるの!もうじき先生来るから静かにね」

軽く少女に怒られ、とにかくここは何が起きてもじっとして不思議がられないようにして、状況整理することに専念しようとしたその時に。


ガラガラガラ〜

奥にある正面扉が開いて如何にも魔法使いな服装をした先生らしきスタイルの良い女性が出てきた。

「みなさん、おはようございます。それでは基礎魔法の授業を始めます。では今日の担当は〜・・・、ソレイユですね」

「はい!それではみなさん、起立、先生に礼。」

『本日もご指導よろしくお願いします。』


僕もソレイユという少女や周囲の少女の言動に合わせて対応をした。

これは授業とやらを始める前の挨拶なのかな?とりあえず周囲に合わせてこの場は浮かないようにしなければいけないな。


「まず今日は昨日の復習から行います。魔法の属性について説明するからしっかりと覚えるように。」

僕は授業の内容よりも今のうちに状況整理することにした。



【状況整理の内容】

① Q:ここは異世界なのか?

  A:周りを見る限り(猫耳少女や風景)、今はYESとしか考えられない。

② Q:これは夢なのか?

  A:夢であると信じたい。でも五感で感じるこの感触はリアリティが高すぎる。

③ Q:意識が無くなる前は何をしていたっけ?

  A:会社で深夜残業していたのはハッキリ覚えている。だが、急に目の前が暗くなったような気もする。

④ Q:ここでの僕の名前は[るみ]?みたいだが、本名は[友枝 侑斗]のはずだ。

  A:38歳の会社員で設計の仕事をしてきたのは間違いない。さっきまでCADを触って設計していたのは記憶に新しい。

⑤ Q:そもそもここは地球・日本なのか?

  A:この授業が終わったら、この場所のことについて調べよう。それでなければ自分の身が危ないかもしれない。色々な情報収集しなければここで生きていけないかもしれない。

⑥ Q:魔法って言ってたけど、ここは魔法が使える場所なのか?てか魔法ってゲームとかでよくある回復や攻撃とかMPマジックポイントを消費して使う呪文のはずだけど。。。

  A:わ、わからない・・・。ひとまず冷静になって落ち着かねば。



というか、こうして授業を受けている僕も魔法が使えるのか?!

※人生初めて作成する小説となります。

何分おかしな点があるかと思いますが、暖かい目で見ていただければ幸いです。


また、不定期投稿になるかもしれません。ひとまず続けていくことから始めようと思います。

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