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兵器と未来荒廃世界の魔法使い  作者: 九曜紋s
4/9

おいでませ楽園?ハンターは厳しい?

甘味が絶望的に無い世界って辛いよね。


ア)家畜は全て乗せましたね?忘れ物等在りませんか?


カ)此れで全てだよ、後は私達が目的の場所に行くだけさね、そう言えばその森だか街の名前聞いて無かったね。


賢)うん?そう言われて見れば名前無かったな、なら植物にちなんでフォレストの街、何れ主要な拠点となる街だ。


ア)植物と言うよりは森ですね良いのではないでしょうか、皆さん乗車してください出発しますよ。


賢)アリア急ぐぞどうも嫌な予感がする。


ア)マップには異常は見受けられませんが?


賢)マップに頼りすぎないほうがいいかもな、微弱な電波のような物を感じたスキルの影響だろう。


ア)微弱な電波?もしかしたら盗賊が着用している衣服に発信機が仕込まれている可能性が在ります。


賢)ならさっさと盗賊の衣服を全て剥いで此処に捨てておけば問題なさそうだな。


盗賊達はやや暴れたが銃を突きつけられてはどうする事も出来ず素直に服を脱いでいった。


賢)良し離れるぞアリア遠距離からの燃料タンクは狙えそうか?


ア)賢吾様のサポートスキルが在れば可能です魔力を私に流して頂ければスキルも同時に発動しますのでお願いします。


賢)カンナ達には先に目的地に行って貰う事になる着いたら降りずに待機しててくれ。


カ)分ったよ車が勝手に目的の場所に行くんだね?じゃゆっくり待たせて貰うよ。


走り去っていくトレーラー2台


賢)どんな奴が来るのか楽しみだな、飛んで火に入る夏の虫かな、賞金首だといいな。


待つこと2時間、賢吾は待ちくたびれていた。


ア)これなら戻った方が建設的でしたね。


賢)出待ちのハンターは厳しいな・・・・・もう夜何だが?待つのは慣れてるが、こうも遅いとダレル。

ん?マップに何かか写り込んで来たな、この動きだと盗賊か?数が多くないか?40は居るぞしかも装甲車1台居るな後半分はリアカーか通りで遅い登場な訳だ。

予定変更だ乗り物を全て確保する敵が降りたのを確認してから足のみを狙う出来そうか?


ア)少し難しいですね撃った弾は貫通しますから他の人間達に被害が出ます、唯一の方法は魔法による睡眠が良いかと、言わば即席スリープ等お勧めです。

この距離からでも出来ると思いますし空間把握使えるはずなのでいけると思います、もう一つ報告です2つのリアカーに鎖で繋がれた人24人が乗っており盗賊団に攫われた可能性が高いと思います、盗賊団の中に青の信号が出ています、仕方なく従って要る人間もいます。


賢)そうか、人質・・・・・か?、従わなければか家族をって事だろう、又はハンターが捕まっって強制か、仲間が人質の可能性も在るな、うん、仕方ない一時的にそこに居る者に達には悪いが全員眠って貰うとする、魔法万能だなスキル有っての事だが、そうだなピンポイントでやって見るか。


意識を盗賊団に向け、水と火の力を利用し霧を発生させ更に眠りの幻惑を加える、スリープミストの完成である、毒による眠りも在るがリスクが高い為使用は控えた、ついでに汚染浄化と怪我等を治した。


赤外線双眼鏡を使い状況を確認する、人が地面に寝転がるかなりの効果が在ったようだ。


ア)成功したようですね、聞き耳スキルの会話では盗賊団アジト10人の女性と子供が居るみたいですよ?、普通のスリープでも良かったのでは?


賢)普通スリープは毒による派生だから危険が伴うと思って幻惑にした催眠に近いものなら人体に影響は無い、車や馬車は回収して馬鹿共を縛り上げて、アジトの人質も回収、此処に居る人質だった者達は起こさないよう丁重にコンテナへ運ぶぞ、今頃カンナの婆さん待ちくたびれているだろうから急ごう、アリア奴等のアジトはマップで分るか?


ア)はい、衛星の監視モードで見ていたので場所は把握しています此処から北北東10k先にありますね

ついでにお宝でもあれば良いのですが?。


賢)ナビ頼む、そんな都合よくお宝なんて無いだろう資源が乏しい時代だし。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


賞金首1)おう!お前等確かに此処なんだろうな!


盗賊達)へい!ナイゼン様ここで間違いありやせん、衣服は残ってるんですが~肝心の仲間が何処にも見当りませんぜ、こりゃ発信機に気付かれやしたね、街に運ばれた可能性が高いと思いますぜ。


賞金首2)はん!参ったな下手に街に手ぇ出すとハンター共が挙ってやってくるからな、兄貴どうする?アジトに戻るか?ゴルトどうするよ?


賞金首3)ハイゼン、そうだなこんなことなら全員連れてくるんじゃなかったぜ、向こうのアジトに残ってるのは10人の女子供だけだしな、連れてきた人質の意味もなかったな、チッ!無駄足か!。


徐々に霧が出てきた。


ナ)霧なんてしばらく見なかったがまぁいい、少し眠くなってきたおい!お前等今日は此処で野営だ!


盗賊)ヘイ!


5分後全員眠る、そして悪党は縛られコンテナへ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ア)賢吾様収納ボックスからもう一台連結車両を出して下さい武装コンテナは最後尾に、保護コンテナに捕らわれていた人達を入れます、布団を用意し寝かせます、盗賊もとい悪党だけは武装コンテナに入れました、仕方なく従っていた者達は保護した人達と共にコンテナに入って頂きます、問題ありませんね?


賢)ああ、此れで良いだろう、後布団だったな?しかし皆薄汚れてしまっているな、戻ったら家と温泉浴場施設も作らないとな、はぁやる事が多すぎる。


収納ボックスから連結車両が出てきて自動で動いて入れ替え連結して行く、コンテナの横壁面部分が、パッシュウと音を立て降りてくる、階段扉になっていた、早速布団を敷き保護した者達をコンテナの中に運び込んでいく、全員を運び込むのにおよそ30分掛かった。


ア)これで問題ありませんではそのアジトに居る人達も保護してしまいましょう。


しばらく走ると目的のアジト禿山に、岩場の影が入り口になっていた。

光学カンテラを持って中を散策して行く、マップには捕らわれている人が青で表示されていた、頭目の部屋に行くと何と!かなり古いが缶詰を生産する為の機械設計図とドライフードを作る為の機械設計図だった、しかし専門ではない為作れそうに無い。

他にも新品に近い日用品、服や靴、工具等を手に入れる事が出来た、どうやら最近襲って手に入れたのかもしれない、何ににしても良い物が手に入った、目的の場所に着いた其処には鉄格子の牢屋に捕らわれた人間ではなくミュータント、耳や尻尾等の特徴を残した人型の亜人だった。


亜人女子供達)ヒッ!・・・・・・また私達を虐めるの。


亜人娘達)この子だけはどうか・・・・・・許して上げてください。


成人女性達)殴り傷つけるなら私達にしてください・・・・いっそ殺して。


それを見た賢吾は余りの惨状泣いていた、あの研究者共の所業に腸煮えくり返りながら、そしてあの悪党共の行いに、そして彼女等の悲惨極まりない怪我に、精神の崩壊寸前の者、痣だらけの身体、焼き鏝の火傷、欠損、病等、酷く危ない状態だった、そして賢吾は土下座した。


賢)お前達をそのような姿にした人間が憎いだろう!今まであった仕打ちを同じようにしてやりたいだろう!今からこの鉄格子を壊す!そして人間で在る私を殺すが良い!それが私に出来る唯一償いだ!アリア妖精の姿になれ!巻き込まれない為だそして見ていろ!この者達の行う事に手を出すことは許さん!いいな!。


ア)分りました・・・・・・不器用な方ですね賢吾様は。


アリアはそう言うと妖精の姿に身体を変えた。


賢吾は身体強化を使い鉄格子を壊して行く鉄パイプが折れ壊れ曲がっていく、狐と兎の亜人が鉄パイプを拾い壊している最中の賢吾の腹と胸を貫く。


賢)ガハッ!そ!そうだそれでいい!貴様等の・・・恨みはこ・・・の私が全て受ける!・・・さぁもっとだ!お前達の・・・・恨みは・・・そん・・な・・物か!。


鉄格子の檻は壊れた、無言で亜人の女達は鉄パイプを拾い賢吾を身体を次々に刺し、叩き、切付ける、精神崩壊を起こしかけていた女も我に返り賢吾の眼を貫く。

しかし賢吾は一切の悲鳴を上げなかった、それが受けるべき罰で在るから。

そして彼女たちの瞳からは涙が流れていた、それは10分続いた、そして彼女達は気が付いたどんなに叩いても刺しても切付けても賢吾の身体が治って行く事に。


狐亜人)貴方の身体は何故治るのですか?何故反撃せずされるがままなのですか?痛いし辛い苦しい筈、何故悲鳴を上げないのですか?此れが貴方の望んだ事なのですか?妖精さんも被害者でしょう?何故貴方は見ているだけで助けないのですか?この死なない男は何者なのですか!!!。


彼女達は涙に濡れ座り込んでしまった。


ア)この人は200年前この世界の戦争の元凶にされてしまった者、全ての罪を背負う者、永遠を生きる者、永遠に死ねない者、戦争によって汚染された星を浄化する者、そう大地、海、空に至るまでの汚染を浄化する者、罪を背負う救済者、遥か昔に在った豊嬢なる大地に戻す者、共存を望む者、最後に、怪我や傷を癒す者、そして私にとって大切な方を救ってくださった只一人唯一の命の恩人ですよ。


賢吾の身体は癒える、そして賢吾の身体から光が溢れだし彼女達の汚染から怪我や欠損、全ての病を治して行く。


彼女達は賢吾こそがこの世でもっとも罪深い者であり被害者で在る事を理解したが、それ以上に癒しの神で在ると言う、大いなる勘違いする、癒しの魔法が使えるので癒しと言う部分では間違ってはいないが断じて神ではない。


賢)身体はもう大丈夫だな・・・・・アリア済まんが少し眠る、カンナ婆さんにもう少し待つよう連絡を入れて置いてくれ、後彼女達に食事を与えてやれ、コンテナに入れる際はまだ人と会わせない方が良いだろう、出来れは仕切りでも入れて部屋を分けて置いてくれ、多分3時間は起きないだろう、後は任せた。


と言い残し眠りに着いた。


ア)了解しましたマイマスター賢吾様、さぁ貴方たち車に案内します付いて来なさい、弱っている者は支えて上げなさい、行きますよ。


女達)あの何処へ?


ア)此れから貴方達は、私のご主人様で在る賢吾様の庇護下に入ります。

信じられないかも知れませんが賢吾様の作り出した楽園へご案内いたします。

ですが働かざるもの食うべからずと言う言葉があるようにしっかり分配した仕事をして頂きます。

安心して下さい無理難題を押し付けるつもりは在りません、できない事は出来ないと言ってくだされば出来る仕事して貰います、その見返りとして衣食住の保障がされ自由も在ります、もう差別に怯える必要は在りません、人も亜人も平等に扱いますよろしいですね?。

大事な事をお伝えしないと賢吾様は貴方達を虐げていた盗賊団を全員捕縛してます。

近い内しかるべき所に引渡しその制裁を受けるでしょう、賢吾様は貴方達を助けに来たのですよ。


女達)救いに来てくれた方に私達はなんて事を・・・・・・・・今後ご主人様である賢吾様に御仕え致します!これは今此処に居る長命種である亜人の総意で在ると思ってください。


ア)クス、駄目です、賢吾様に仕えるのが私のアイデンティティ、奪わないで下さい、でも同じ思いを持つ同士が増えるのは嬉しい事ですね。


隠れアジトから出ると女達は驚いていた、トレーラーの大きさに、しばらくするとアリアが暖めた食事を与える、ライス、ハンバーグ、サラダ、コンソメスープ殆どレトルトだが皆涙を流しながら食べていた、食事を終えコンテナに乗り込む、アリアと賢吾は運転座席へ、アリアが運転しカンナ婆さん元へ向かう、通信機能を使い状況報告をし到着は朝方になると伝える。


ア)ふう・・・・・やっと一段落でしょうか?・・・いえ此れからですねご主人様。


隣で寝ている賢吾に語りかける、朝焼けが見え始めた頃、賢吾が目を覚ます。


賢)おはようアリア手間を掛けたな、今はどの辺りだ?


ア)おはようございます賢吾様、もう間も無くカンナさんのいらっしゃる入り口前に到着します。


賢)アリア疲れただろう一晩中起きていたのだから、眠ると良い。


ア)いえ賢吾様がフォレストに入られるまでは起きていたいです、それに演出は必要でしょうからあの森と町の主は賢吾様である事改めて認知させる必要があります。

そして賢吾様が受け入れた者達以外は何人も入れない事を知って貰う為です、なので此処は魔法を使用して理解させましょう。


賢)そうか分った、だがその前にハンター共がいる場合は帰って貰わなくてはなら無い。

まだフォレストを外部に知られる訳にはいかない、なのでそれなりの車と装備を見繕って渡せば喜んで帰るだろう。

何よりハンター同士の顔が利くようになる、此れだけの車を所持してるんだと、凄腕のハンターとして信頼も得られるだろう、まぁ早く言ってしまえばコネクションが出来る訳だ。


ア)そうなのですね分りました、CT24式かなりの素早い速度を誇る中装甲重戦車と重装甲ハンヴィを1台ずつ渡しますね、これは両方とも後15台もありますから。


賢)此れも十分過剰戦力ではないか?。


ア)大丈夫です、この程度ではトレーラには傷一つ付きません、破壊したいなら核弾頭か量子砲でも持ってこないと壊せません。


到着しカンナ婆さんと話す。


賢)遅くなって済まない、早速確認したい事があってな、ハンターは入れられない此処の事を外部に知られる訳にはいかない理由は後で知る事になる。


カ)随分遅かったね待ちくたびれたよ、トレーダーにハンターはいないからね、ただ今回救った中に4PTの男3女1のハンターが居たね、そいつ等は賞金首を狩ろうとして失敗したのさ、乗っていた車は大破仲間は人質だったらしいよ、ただ女は男達と揉めてるねPT解消とか言ってたねぇ。


賢)そんな話になっていたのか、話をして見ないことにはどうしようもないな、会わせてくれ。


賢吾の元へ男達と女がやって来た。


男達)俺はサント、こっちがへクター、んでコイツがタント世話になった。

まさか助かるとは思って無くてな車は大破しちまった。

そこで頼みが在る、あのアホみたいにデカイくて連結出来るトレーラーを売ってくれないか!?ローンでも良い頼む!?


女)あたしは反対したんだ助けて貰った相手に物を売ってくれとか、せがむなんて在り得ない、それにあたしはもうハンター廃業しようと思ってるんだ、運び屋トレーダーでもやろうかなと思ってね。

でも車が無いから諦めて何処かに定住しようかと思ってるんだ、それなりに今まで稼いだしね、ハンターズネクストの受付でもしようかな、そうそうあたしはマリナよよろしくね。


賢)私は賢吾まだハンターでは無いトレーラーは譲れないな、あれは私の相棒であるアリアが整備した物それに弾薬も燃料も馬鹿になら無いからお勧めはしない、そうだなアリアトレーラーの武装を見せて上げなさい。


ア)はい賢吾様、武装開きますね。


トレーラーの武装を見せる。


ア)では武装の説明をします、先頭部分に上中下サイド真ん中に22mmチェインガン、バルカン2機づつ計9機、戦闘時以外は隠して在ります、1両目装甲貨物コンテナ、連結2両目コンテナに至っては隠し副砲上中下18機、コンテナの壁が回転すると隠された銃器が更に6機、敵を狙い撃つ自動照準、、止めは両サイドの壁が水平に開き、追尾小型ミサイルランチャースイートポッド4機両サイド前と後ろに設置、屋根には主砲が240mm砲3本、荷台にシリンダー式砲門3つ並んでいます、更に連結は4両まで可能です、なお全てのコンテナを武装タイプにすると最早敵は居ません、破壊したいなら核弾頭か量子砲でも無いと破壊不可能です、もう一つありました溶岩ドームに落とせば溶けますね、トレーラーに使われてる素材と装甲は強くて軽いと有名なミクリヤ剛材を使用しています、強度はダイヤモンド級です、武装を使用した維持費は一回に40万程、燃料は月20万となっています、此れほど馬鹿食いするトレーラーが欲しいですか?賢吾様は此れを10台所持し維持されています、基本1台くらいしか使いませんが今日みたいな日は3台使う事もあります、もう一度言います本当に欲しいですか?


男達)・・・・・・・・。


マ)あはは可笑しい、賢吾さんはその辺の一流なんか眼じゃないくらい凄い武装よね、此れじゃ動く要塞だわ、それでハンターじゃないなんてどんな冗談よって話ね。


賢)私は元々トレーダーだからな売る物なら色々在るのだよ、だからこそ維持できる。それにトレーラーは偶然遺跡で発見した物だからな運が良かったのだよ、その遺跡にはもう何も残ってないがな、所でサントさんは何処の町の又は都市のハンターをしてるのかな?。


サ)ああ、俺達は此処からだと、多分50k位離れたレーリアの街でハンターをしていた、もう車も無いから過去形だ、更にそこから北東に10キロ行くと都市ロクハイトだ、あそこは何でも揃う、食糧、物、車、女、奴隷、だが何処に行っても食糧難、最近じゃモンスターも食糧になら無いか調べてるみたいだぜ

どっかのトレーダーが大量の食糧売ってくれたらな~って思うんだけどこんな時代だししょうがない、しかしどうやって帰ろう賢吾さん町まで車で送ってくれないか?


マ)私は車があってももう落ち着くつもりだし、それなら賢吾さんの所に転がり込むのも在りかな、かなり私的に好みだし。


賢)マリナさんはハンター辞めて定住するなら歓迎するよ衣食住は保障しよう、何しろ人手が足りなくてね、その内重要なポストも用意する。


マ)ほんと!やった安住の地ゲット!


賢)サントさん車が欲しいかね?そちらが良ければ今回は条件付だがそれを果たしてくれるなら車を報酬として差し上げようどうだね悪い条件じゃないだろう。


サ)その条件ってのはなんだ?


賢)なに簡単な事だよ、1ヶ月後私がトレーラーコンテナに沢山の食糧を入れてレーリアの街に持っていく事を町の支配者に伝えてくれるだけで良い。

ただし支配者に絶対に他言しない様に伝えてくれ。

もし誰かにこの情報をリークしたら命は無いと言うのも忘れずに。

それとこの蜂蜜を渡せ4つ在る、2つは支配者にお近付の印だと言っておいて欲しい此れでその話を信じる筈だ、一つはサントさん君達への報酬だと思って欲しい。

最後にお願いだ、ハンターズネクストのお偉いさんに蜂蜜渡して口利きをしておいてくれないか?食糧を渡した後ハンター登録をする為にそちらへ伺うからよろしくと、ハンターギルドでもし戦車の事を尋ねられたら助けられた事と一緒に今回の伝言を受けたら譲って貰えた言えば良い。

要塞のようなトレーラを所持する凄腕のハンターが登録に行くと言っておいてくれ。受けてくれるなら武装した戦車と車を報酬前払いで渡すとしよう、アリア戦車と車は出して在るか?。


ア)はい、準備は出来ております、どんな装備にも換装可能な戦車、主砲155mm砲ロング、副砲3門20mmガン、中範囲殲滅型ビートナパーム50ミサイルポッド搭載のCT24式かなりの素早い速度を誇る中装甲重戦車と副砲2門18mmチェインガンと18mmバルカン、30mm銃座を搭載した重装甲ハンヴィを丸ごとお渡しします、あ、もう一つ戦闘サポート機能が付いてます本来なら戦車を3人連携して運用戦闘しなければいけませんがこのサポート機能があれば一人でも戦闘が可能ですボタン一つで敵味方を自動で判別し自動照準で敵を殲滅してくれます運転してるだけで良いのです、フレンドリーファイヤもありません、この機能を使いたい時はON/OFFのスイッチを押すだけ簡単お手軽、なおこの機能はハンヴィーにも搭載されています、弾等はコアクリスタルから生成されます。

この依頼是非お受けいただきたいです、


男達は固まっていた、ただ報告するだけの簡単な依頼で足の速い重戦車と重装甲型ハンヴィーが手に入る、おまけにデカイ容器に入った蜂蜜も貰える、この時代甘味は殆ど無い為異常な程貴重(殺し合いが起こる程)で蜂蜜だけでも戦車5、6台は軽く買える、下手すれば向こう数十年は働かなくて良い程の金額が転がり込んでくる、3人はお互いに顔を抓っていた。


サ)受けるぞ!この依頼!絶対に達成する!本当に良いんだなこの蜂蜜1個報酬で!間違いないか!すぐ行くぞ!今行くぞ!薔薇色の人生が待っている!


と言いながら大はしゃぎで戦車と車に乗り込みレーリアの街に向かって走り去っていく。


賢)マリナさんつかぬ事をお聞きしても構わないか?蜂蜜はそんなに貴重なのか?人生が薔薇色になる程って甘味は無いのか?私の価値観がおかしいのか?この桃もそんなに珍しいのか?ん?そう言えば桃を本でしか見た事が無いと言っていたような気が・・・・・。

もしかしなくてもとんでもなくヤバイ事してしまったかもしれない、とは言えもう遅いなる様にしかならないな、厄介な事が起こらなければ良いのだが。


固まってフリーズしてたマリナが復活


マ)ちょっ!ちょっと蜂蜜!そしてその手に在るのはっ!伝説の桃!?一体どういう事!甘味なんて殆ど今の時代になんて残ってないのに!それらを口に出来るのは都市を管理する支配者ですら滅多に居ないのに!賢吾さんは一体何者なの!


ア)そんなに騒がなくても此れから見れますよ賢吾様が何者かを賢吾様、皆外で今か今かと待っています早く楽園フォレストへの道を開きましょう。


マ)聞いてないわよ楽園なんて荒野ばかりで森なんて見当たらないわよ?。


カ)やっと話は付いたかい?もう昨日から待ちくたびれちまったよ全員外で待ってるよ、亜人の子達も待ってるよ、もう皆には亜人の事は伝えてあるから安心して良いよ、この中に差別する馬鹿なんていやしないさ、もしいたら追い出してやるさね、楽園の話も全員に話してるから大丈夫だよ。


車に乗っていた者達は全て外で待っていた、賢吾は森の入り口前に立つ、周りの者達には荒野にしか見えていない、魔法で隠してるのだから当然である。


賢)我が作り上げ眠りにつきし楽園よ!、目覚めの時だ!、森の主の帰還である!?


周りは荒野に叫び上げる賢吾を見てビックリしていた、賢吾の身体から光が薄っすらと溢れ出していたのだから、今度はザワザワと音が聞こえ始めた、まるで霧が晴れる様に巨大な木が森がその姿を表した、それを見ていた者達は、やはり大いなる勘違いをする、この人は楽園の神だと、アリアはその使徒だと、それは誤解を解かれる事なく進んでいく。


ア)お帰りなさいませ我が主、マイマスター、此処は悪しき者達が立ちい入る事の不可能な神域の楽園、主が認めた者達意外入る事は出来ません、見知らぬ者達が入ろうとすると外へ追い出されます、此れを他者に漏らせばもうに2度と此処へ帰る事は出来なくなります、良く覚えて置いてください、さ、皆さん車に乗り込みましょう此処はまだ入り口です。


賢吾とアリアその他全員が車に乗り込みトレーラーはフォレストへと帰還する。


ア)賢吾様、居住生活の為の家が足りませんがどうするんですか?


賢)あ、忘れてたよ、面倒だからもう魔法で一気に作るよ居住区画は東側にする道も一気に整備だなカモフラージュしないとな、物の5分で出来るがな。




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