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兵器と未来荒廃世界の魔法使い  作者: 九曜紋s
3/9

装甲戦闘トレーラーが行く!

今回出てくる車の顔イメージはアメリカントレーラーです



ア)おはようございます賢吾様、朝ですよ起きてください・・・・・じゃないと悪戯しちゃいますよ?


軽い殺気で、がばっと起き上がる賢吾


賢)ア、アリアさんやその起こし方はどうかと思うのだが?


賢(可愛い顔してまるで戦場に居るかのような殺気を出しよって)


ア)あら残念起きてしまわれたのですね。


賢)心臓に悪いので今後は緊急時以外その起こし方を控えてくれ・・・・・お陰で一発で目が覚めた。


ア)昨日遅くまで作業をされていた様なので起こさないようにしていたのですが、余りにも遅いので起こしに来ました、用意しておいた朝食は既に冷めていますよ?

今はもうお昼前ですね、私は又実っている食料を収穫してきます、あ、大事な報告がありました、川に魚が溢れています、これも汚染が浄化され一気に繁殖したのでしょう養殖用の生け簀の製作を希望、美味しいお魚食べたいです、あ、お魚に餌さ上げてきまーす。


賢)今度は魚か?ついでに家畜も都合よく欲しいものだが?その辺りはどうなのだねアリアさんや?


ア)家畜は大変貴重です、今の世界では特に牛や羊は豚等は当時の4割にも満たない数しかいません、野生の家畜は、見つからないと思ったほうがよろしいかと、手に入れてたい場合トーレーダーと呼ばれる者達から購入するしかないでしょう。

言わば彼等は便利屋さんで、情報や必要な物を揃え売るのが仕事です、なので盗賊やハンター崩れ等に良く狙われています、彼等も武装していますから気を付けてください、取引をしたい時は武装を解除がする事が前提となります、家畜に関して街での購入等は支配者が管理していますので、信頼関係を作っていかない限り手に入らないでしょうね、基本的に殆どの支配者はがめついので期待しない方がいいですよ。


と言い家を出るアリア、賢吾はすっかり冷えた食事を取る。


賢)あ、家暗い・・・・・太陽光発電かな今作れるのはそんなもんだな・・・・・無理なら蝋燭に提灯だな・・・・・・手動充電式ライト?位かなうーん・・・!あ!コアクリスタル!確かあったはず!もし壊れたビルに残ってれば使えるかも!。


コアクリスタル所謂強い光を放ち続ける虹色の石、ちょっとした設備さえあれば無限の電気を得る事が出来る、これは汚染も無くとてもクリーンなアイテムとして有効利用が可能な為、用途が多く在る、ライターからビルの電力、街の電力、船の稼動燃料等に利用されていた、大きさはその内容によってまちまちである。


賢吾は養殖場を作る、そしてコアクリスタルを手にいれる為に森で塞がれた道を魔法で作り整備する、正に魔法万能で在る。


賢)良し!これで問題ないなアリア?生け簀は出来たし釣堀可能だ、餌さやりはこの機械が時間になったら勝手に行ってくれるから補充だけ忘れなければ問題ない、道の整備も終わったしこれでコアクリスタルが手に入れば本格的に動けるのだが問題は乗り物どれに乗れば良いのだろう・・・・・・・アリアさんやそれは何かな?


ア)はい?トレーラーですが何かおかしな所でもありましたか?。


トレーラーと呼ぶには過剰な装甲武装がされている上にデカイ4台分の大きさ。

副砲と呼ばれる銃器が先頭部分に上中下サイド真ん中に3機づつ計9機戦闘時以外は隠して在る。

1両目装甲貨物コンテナ、連結2両目コンテナに至っては隠し副砲上中下18機、コンテナの壁が回転すると隠された銃器が更に6機、敵を狙い撃つ自動照準、、止めはウィングが開き、追尾小型ミサイルランチャースイートポッド4機両サイド前と後ろに設置、主砲が3本、シリンダー式砲台が荷台に並ぶように設置されたとんでもない仕様だった。


賢)何処に戦争行くんだい!これは過剰武装だろ?


ア)賢吾様が眠っている時に必要となると思い改造してました、乗車席や足回りも撃たれても心配はありません、賢吾様が思っていらっしゃるよりも、今とても危険な世界です。

油断すれば直ぐ死が訪れます、漫画のようなヒッハーな人達が闊歩し、盗賊の様に村や街の資源を奪い女子供の命まで殺戮、なので彼等に容赦する必要ありません、過剰かもしれませんが人や家畜を運ぶならこの程度の武装は当たり前ですよ?それに敵は人だけではありません暴走した機械、ミュータント、サイボーグ、細菌汚染により産まれたゾンビ、生態確認が取れていない謎の生物等。


賢)そうか・・・・・そうだったな此処はもう常に戦争してる様な物か・・・・・・・わかった私も準備してくる。


賢吾は改めてこの世界の現実をアリアより教わる、正に生き残る為にそれぞれが争っているのだと、油断は死だ。


賢)さぁ行くかアリア準備は大丈夫か?って小さくなったのか?大きいままでも良いだろう?


ア)いえ私は小さいほうが楽なので暫くはこのままで居ます、それに何かあれば小さいですしステルスも使え気配も遮断できますから尾行もできますよ?居場所はマップ使えば直ぐですからご心配なく。


賢)アリア何かあったら教えてくれ、じゃ出発だ!


拠点を出る連結型装甲トレーラー、この時代の世界に残っているのは僅か100台連結が出来ないものばかり、しかも武装したトレーラーは支配者が喉から手が出してまで欲しがるレアな車である、が賢吾は此れを後9台も所持している。


賢)アリア北で良いのだな?


ア)はい、此処から北へ50k行けばそれ程大きくはありませんが街がありますね、衛星マップからは今の所この街が一番近い場所になります、小さい集落の様な所も見受けられますが其処は後ほど寄れば良いと思います、目的はコアと家畜ですよね、遺跡には入るのですからハンター登録も必要でしょうし。


賢)ああ、その予定だ。しかしハンター登録にモンスターか・・・・・賞金出るのかな?


ア)出るはずですよ、一般では対処が難しい生身では負けてしまう等の場合は一流の車持ちのハンターが雇われますから、でも賢吾様は車が無くても負けません魔法が使えますから。


賢)・・・・・・良いのかなぁ。


しばらく走る事1時間


ア)トレーダーが盗賊に追われています!人と荷物はまだ無事みたいです・・・・・・・中身は・・・・・・家畜です!!!!2.5k先です。


賢)なんだと!直ぐに向かうぞ!武装準備!


ア)魔力をトレーラーに流してください!そうすれば弾はいくらでも精製されます、後は私がサポートします。


賢)了解ッ!乗っているバギーとバイクの燃料タンクを狙えそうか?


青く淡い光を放ちながらトレーラーに搭載された22mm副砲がせり上がる連結車両のウィングが開き240mm主砲が顔を表す、追尾ミサイルランチャースイートポッドが起動する、全ての武装が赤外線レーザーで見えてきた盗賊に照準を合わせる、どでかい音のクラックションを鳴らす。


ア)出来ますがなんだか勿体無い、吹っ飛んでも修理しますけど悪趣味粗悪なバギーにバイク、数は20です!あ!トレーダーこっちに向かってきます。


賢)ライトパッシングで合図する向こうが味方と判断してくれれば良いが。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

娘)お父さん!盗賊が追ってくるよ!


父)糞こんな時に大事な家畜をやっと育ってくれたっての!


母)貴方向こうからも大きな車がやってくるわもうお終いよ・・・ううっやっと此処まで来たのに・・。


土煙を上げながらこちらに向かってくる車が見える


父)ん?何だあれは?トレーラー?只のトレーラーじゃないな!しかもデカイ見ろ青い光を放つ車なんて知らないぞ!まさか暴走した機械共か!だとしたらもう逃げようがないぞ!しかも一流のハンターでもあんなとんでもねぇ武装は見たことない!、諦めてたまるかよ!盗賊押しつけりゃ生き延びられるかもしれない、一か八かやって見るか!?


娘)お父さん!下手したら近付く前に蜂の巣になっちゃうよ!・・・・・・


その時トレーラーからクラックションが鳴り響く


母)貴方暴走した機械は音なんて鳴らさないわ!人が乗ってるはずよ!


娘)お父さん!


父)ああ!分ってるよ目的は家畜か?盗賊か?分らないだがこんな所で死ぬわけに行かないからな賭けて見るか!いいかトレーラーの方に向かうぞ!


娘・母)いきましょう!


トレーラーのライトが何度か瞬きする。


父)ライトパッシング!味方だ!助かった!しっかり捕まってろ!しかしなんて大きいトレーラーだ!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


盗賊A)ひひひ、美味そうなモン詰んでんな~此れならゴルト様がお喜びになる!おいお前等!獲物だ~ヒャッハ~


盗賊B)こいつ等家族みたいだぜ!しかも女2人もいやがる、大方嫁と娘ってとこか?ケケケ食いでのありそう奴等を見つけたよなラッキーだぜ!


盗賊C)男は殺せ!女と家畜は殺すなよ!ゴルト様に献上するんだからな!追い詰めて囲めばこっちのモンだーヒャッハ~!


獲物を見つけ徐々に追い詰めていく後200mで追いつきそうな所へ土煙が上がっているのが見えた。


盗賊B)お?おい?ありゃなんだデケェトレーラーじゃねーか?つーかデカすぎねぇか?あれ普通の4倍位に見えんだけどよどうなんだ?


盗賊A)おいおいまさか!家畜横取りか?それともハンターか?んーーーーーー?光りやがった暴走機械か!なんだぁありゃぁ~?お?クラックションならしやがった!人が乗ってんぞ!あの車も手に入れりゃ俺達に敵はいねぇ~!今日はついてるぜ~!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ア)家畜運搬車通リ過ぎます、ホローポイント射撃許可お願いします。


賢)許可する!撃てっ!


次々に爆発を繰り返すバイクや車、ホローポイントとは同じ場所を何度も撃ち抜くこと一撃で穴は開かなくとも同じ場所を撃ち抜くことで貫通させる技、人の身で此れを行う事は達人の領域と言われている。


ア)装甲も付けていない車は脆い物ですね、盗賊全員沈黙気絶しています運が良い人達。


賢)アリアは可愛い顔してサドっぽいな、まずは武装解除してロープで縛るか・・・・・・。


20人全員は生きており運が良いのか掠り傷だけで済んでいる、ロープで縛られていく目を覚まし騒がしかったが武装コンテナに入れたら静かになった。


追いかけられていた家畜運搬車の痩せこけた男がこちらに話しかけてきた。


男)助けていただき感謝します、私はバルトと言いますこっちは嫁のハンナ、これが娘のトナといいます、何かお礼が出来たら良いのですが何も持ち合わせが無い物で、せめて家畜を売ってからお礼をと思っていますが、どうでしょうか?


賢)気にする必要は無い私は賢吾と言う、聞きたいのだが家畜はバルトさんのご家族で育てられたのかな?


見るからに家族3人は痩せこけており、顔色も余りよろしくない状態だった


バ)いえ、違います此処から30kほど離れた岩山に囲まれた集落がで育てました、出来れば口外しないで下さい、知られたら街の支配者に全て奪われてしまいますから、我々も小出しにして遠く離れた街まで売りに行く事が多い、今回は4年ぶりに近くの街へ売りに行く途中盗賊に見つかり追われました。


賢)我々ね、なるほどではその集落の人間も含めて私の開拓した森へ来ませんかな?


バ)それは一体どう言った意味でしょうか?


ア)それはこう言う意味ですよ、第1コンテナ開きますね。


ハ)えっ何時の間に女性が?


ト)綺麗なお姉さん・・・・・すすすごい!こんなに美味しそうな果実や野菜が一杯!


コンテナには果実や野菜が入ったカーゴベイが沢山詰んであった


バ)ご、ごれは沢山の、か、果実それに野菜じゃないですか!!!


賢)ふむ、これは私の農園で育てた物だ、今は人手が欲しくてね家畜の世話をしながらで構わないから畑の面倒も見て欲しいのだよ、どうだね。


バ)私の一存では決め兼ねます一度集落に戻らない事にはなんとも。


賢)分ったでは変わりと言っては何だがこちらのコンテナの食料全てと家畜を交換しないか?汚染はないから安心して良い、嘘だと思うなら今此処で私と一緒にこの桃を食べないかね?


賢)(この交渉でなんとか取引できれば)


ト)お父さん私食べたい!。


賢)奥様もどうでしょう?味は保障します美味しいですよ?


ハ)はい、頂けるのなら是非。


バ)ふう、トマとハンナに言われては仕方ない賢吾様頂いても良いですか?


賢)いえ、様は要りませんよ、堅苦しいのは苦手でね、では頂きましょうか?


芳醇な桃はとても瑞々しく美味しかった


ト)お・・・・・おいひいよーーーーー!


ハ)こ!これはーーーーーーととととと桃源郷ーーーーーー!


バ)そ?そんなに美味いのか?ど、どれ私も・・・・・・う・・ううっつーーーーー美味い!


家族3人は涙を流しながら食べていた・・・そして切った桃は直ぐに無くなり、その目にはもっと下さいと訴える顔があった。


ア)他にもまだありますよマンゴーにパパイヤ、パイナップルに蜜柑、リンゴ、ブドウ、柿もありますよ、もう一つ取って置きは蜂蜜です!


賢)アリア蜂蜜なんて何時手に入れたんだい?流石に驚いてるよ。


ア)それはですねキラーソインビー。

と呼ばれる超過酷な環境化でも生きていける品種改良された蜂が地下施設の重箱に巣を作ってまして、人工花畑の回り以外、壁や天井に至るまで蜜蝋だらけでした、全ての蜜蝋を回収して花畑と蜂の巣箱を丸ごと外へ移動して置きました、人は襲いませんから安心してください。


賢)なるほどまだそんな部屋が残っていたのか?


ア)いえ多分蓄積された蜂蜜が黒く変色していた為気が付かなかったのだと思います。


家族3人は蜂蜜を目が飛び出さんばかりに見つめている。


ト)お父さん私始めて蜂蜜見たよ綺麗・・・


ハ)お母さんも一流のハンターがたまに口にする程度って聞いたことは在るけど現物は始めてよ?


バ)何言ってんだこれだけあれば直ぐに金持ちになれるかもしれないが狙われるのが落ちだ、しかし蜂蜜ってこんな気綺麗だったんだなぁ。


賢)食べて見るかい?食パン在るしね?


バ)食パン!!!!!!


賢吾は余りの食い付きの良い反応にドン引きする。


賢)あ、ああ、食パンだ、ほらコンテナの中に麻袋が在るだろうあれは小麦と米、もち米に大豆だな。


バ)これ全て食糧をですか!!!!!!!!此れを全てと家畜を交換!!!果物、穀物!蜂蜜!パン!是非!!お願いします!!!!


賢)お、おお、そ、そうか譲ってくれるか!有難いではバルトさんの集落へ付いて行きましょうと言いたいの所ですが、どうやらバルトさんの車がオーバーヒートしているようだね、修理ついでに家畜にも餌を上げよう、水も用意してある、アリア頼む。


ア)はい、早速修理しちゃいます、先ほど転がっていた車やバイクに使えそうな部品が幾つかありましたので交換しておきますね。


ト)お姉ちゃんメカニックなの?凄い!。


ア)そうなんですか?(メカニックじゃなくてごめんなさい、スキル全知の書で知っているだけなので私の実力じゃないんですだからそんなキラキラした目で見ないでください。)


家畜は羊とヤギだった雄と雌の番4頭だった、勿論汚染されて元気が無かったので浄化したら元気よく餌をバクバク食べていた、顔色の悪い3人に浄化を気が付かれないようにかけ続けて浄化した、病でも患っていたのか顔色もすっかり良くなった、これは再生と回復魔法を織り交ぜた、此れでとりあえずは安心だろうと判断した。


1時間後


賢)アリアこれ家畜運搬車だよな?自動照準に、4機の18mmチェインガンと屋根に2機のレーザービーマー?サービスしすぎじゃないか?ほらバルトさん一家が口をポカンと開けっぱなしになっている。


ア)良いのではないですか?どう見てもトレーダーの割に装備がショボかったので頑張っちゃいました。


賢)改造した後に今更か分った、バルトさんすまないアリアが色々弄ってしまって。


はっと我に返るバルトだが運搬車はタイヤからボディ、エンジンに至るまで新車の様になっていて、その上に装甲でガッチリ固められ衝撃吸収等も使われている、戦闘時は家畜窓に装甲が降りてきて閉まると言う機能まで搭載されていた最早走る中威力型装甲家畜運搬車だった


バ)ありがどうございばず!これならぼうおそれるぼのば、ありばぜん!。


バルトは涙でグシャグシャになっている、それもその筈必死で逃げてたら助けて貰えて、在り得ないほどの食糧が手に入り、おまけにオンボロと言える程の運搬車が、18mmとレーザー武器搭載した装甲車両仕様になっていたのだから。


賢)申し訳ないが集落の方への案内をお願い出来ますかな?


バ)も、もちろんです!ここまでして頂いて案内しないのはありえません!直ぐに行きましょう!さ!お前達も車に乗って。


ハ)桃美味しかったです有り難うございます。


ト)美味しかった有り難う賢吾お兄さん。


と言い車に乗り込み車は西へ進む岩場が目立つ様になる、更に30分夕方、目的の集落に到着した


バ)ここは私が先行して事のあらましを伝えてきます、では後は程。


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村民A)おい何かデカイトレーラーがこっち来るぞ!・・・・・ん?あれは家畜運搬車?良く見るとバルトじゃないか?


村民B)あいつ何時の間に車変えたんだよ?お、来たぜ、ようバルトそんなすげぇ車どうしたんだよ?家畜は乗ってるしよ、それに何だあのデカイトレーラーは?


バルト)いやそれがな盗賊に見つかって追われて、もう駄目だって思ってたらあのトレーラーの持ち主である賢吾様に助けられてな、どうも街に食糧を売りに行く途中だったらしいのだが、目的は家畜が欲しいらしい食糧と交換を条件に此処まで案内した、でこの車がオーバーヒートしてた、そしたら賢吾様の嫁さん?に直して貰った結果素晴らしい車になって戻ってきた。


村民の門番は目が点にになっていた。


村民A)敵じゃないんだな?でその盗賊はどうなったんだ?


バ)ああ、盗賊は賢吾様が殺さずに縛ってコンテナに放り込まれてるよ。だから通してもいいだろうか?


村民B)バルトを助けて貰ったんだ悪い人じゃないだろう良し通していいぞ!


バルトが通信で賢吾に集落に入って言い事を伝える、この通信設備もアリアが取り付けていた。


村民A)おいおいまさか通信機能まで付けて貰ったのか?すげぇな!、しかし普通のトレーラー4台分の大きさだよな?


バ)私も初めは驚いた、そして桃が美味かった。


村民AB)桃!!!!!


バ)村長の所行ってきます。


バ)村長今戻りました家畜は売れませんでしたが言い話を持ってきました実は。


起こった事の事情を話す


お婆長)うん何じゃと!森が在ると言っておったのか!、しかも大量の食糧をコンテナに積んで来たと?その上移り住まないかと言われたと?・・・・・裏が在るんじゃないか?会って見んことには分らんしのう助けて貰って車も改造して頂いたわけだし歓迎せねばならんのう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


デカイトレーラーが集落へ入っていく


アリアと賢吾はとりあえず歓迎されていた


長)私はカンナこの集落と言ってもトレーダーキャンプだけどね、その長をしている、見ての通り婆さんだよこの度は家の息子家族を助けてくれて感謝しているよ12人位の小さなモンだけどね


賢)始めまして賢吾と申します、街へハンター登録、食糧を家畜と交換して貰えればと思い向かっていた所盗賊に追われていたのを見かけ助けました、無論打算等もありました、なるほどトレーダーキャンプなんですね拠点を転々としているわけですか?


カ)そうだね此処に来たのも4年ぶりさね、私達は家畜を担当するトレーダーなのさ、皆それぞれ担当職種別れしててね、私達の他にも家畜を管理している者達がいるはずさね、話は変わるけどちょっと確認するよ、賢吾さんあんた森からやって来たと言ったね、しかも移りすまないかとも聞いてるねそれは本当の話かい?それを守るだけの武装は在るのかい?


カンナ婆さん嘘は見逃さないとでも言う真剣な顔で尋ねてくる。


ア)そう思うのでしたらこちらのコンテナの中身をご覧下さい。


と言い食糧コンテナとトレーラーの武装第2コンテナの武装を開て見せる。


カ)(ほう今まで見てきた一流のハンターなんて子供みたいなもんだねぇ、240mm3門とは驚いたねぇそれだけじゃないねぇ、普段隠れてる武装も22mm更にミサイルポッド、他にも隠してありそうな武装が在るねこりゃ、食糧輸送だけじゃない車両も積んでいけるねぇ、しかも連結できるトレーラーなんて今の世の中何処捜しても無いねぇ、食糧に関しても申し分ないなんてもんじゃない、本でしか見た事しか無い食べ物が幾つもある、賢吾と言ったね何者なんだろうね?此れだけの武装、今の時代神でもない限りこんなに豊富な食糧生産等有り得ないんだけどね?森も在るとか言ってたしこりゃホントにそんな楽園が残ってるのかね?話に乗って見るのも良いかもしれないね。)


この時のカンナの勘は間違っていなかった人生のターニングポイントだった。


カ)こりゃたまげたデカイだけの車かと思ったけど、とんでもないねぇ此れなら一流のハンターも太刀打ち出来ないねぇ、あはははははは気に入ったよ!!!家の家畜は豚6、牛7、子牛2、馬6、鹿10、ヤギ5、羊7、貴重な犬8、猫9、と言った所だよ、そして私達トーレーダを受け入れ食わせいけるかい?


賢)ええ余裕ですよ、むしろ今の状態だと食糧が腐ってしまう恐れが在るので、人手が足りなくてもっと欲しい位だ。


カ)ふふふいいねぇ!じゃ連れてって貰おうじゃないさ、そのあんたの言う森の在る楽園に。


賢)分りました、では後2台トレーラーを用意しましょう。


カ)なんだって?あんなのがまだ在るって言うのかい?


ア)はい、賢吾様はこの手のトレーラーを今のを合わせ10台所持しております、全てオートモードで機能し移動します。


ア)(本当は賢吾様が操作してるんですけどね)


カ)はははもうどういって言いか分らないね、さてお前達さっきから扉向こうで聞いてたんだろさっさと行動に移りな。


キャンプの人間達が慌しく新拠点に向けて準備をしていくのであった。




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