奴の名は
遅れてすみませんでした
風邪を引いてしまって投稿が遅れました
申し訳ございませんでした
前回のあらすじ
最初の部屋から脱出した
結果から言おう脱出したのはいいが俺達は今全力疾走で逃げているなににって決まっているモンスターからだ、そして誰も後ろを振り向かないその理由はそのモンスターの外見によってだ、モンスターの外見は黒くてつやつやしていてカサカサと動く六本の手脚そして不規則に動く触覚そう奴だ、そいつが廊下一面に広がっていたその中には尾の部分に若干黄ばんだ白のものがついている個体もいるそいつらを合わせたら数万を超えるだろう
「なんでこんなところに“G”がいるんだ~」
誰かが叫んだことだがここにいる全員の心情を代弁していた
『おい、ライ早速だがどうにかしてくれ!!』
ハルは走りながら焦燥にかられる端末に打ち込んだ
『ピロリン』
端末から軽快な音が鳴る
『ごめん、これは流石に色んな意味で無理だ』
ライのほうを見ると冷や汗が若干出ていた本当に苦手なんだろう
『そういえば、ライどうやって打ち込んでるんだ?さっきから打ち込んでいる様子はないけど』
そう端末に打ち込みながらライのほうを見ていた因みにこの端末は音が鳴らないようにすることも出来るライはその音が鳴らないサイレントモードにしているハルは、そのままだ
『ピロリン』
軽快な音がなった、ライのことをずっと見ていたが頭すら動かさなかった
『それはこの端末に俺のスキルを使って繋げてるから頭で考えて送信と念じれば送れるようになってるからな、てか…ハルお前そんなこといってる場合か!今後ろ見てみろ大量の奴が迫ってるんだぞ!』
ライからの焦燥に駆られたメッセージを見て少し噴き出し、ハルは冷静になった。後ろを振り向くと余裕そうに走るクラスメイトや対照的に息がたえだえになりながらついてきているクラスメイトもいてどちらも大きな足音を立ててついてきている、その奥からカサカサと不快な音をたてて床は勿論壁や天井しまいには窓まで走り始めるしまつだ、そして窓からは月明かりすら見えなく廊下一面蠢く黒い“G”が迫っていた。そしてハルはニヤリと笑みを浮かべ、今度は慌てるようにせず、だか、早く打ち込みながら角を右に迂った
『ライもう少ししたら手伝って貰うからな!』
ライはそれを見て少しビクッとしたがハルは気にせず独り言を呟いた
「まずは足止めだな、よし、ルイ!」
ルイは急に呼ばれてライを落としそうになったが持ち直して、はぁと安堵の息を吐いて頷きなんだと催促してきた
「俺が足止めするからルイは先導を頼む、ライは置いていってくれ」
ルイは一瞬驚いたような表情をしたがライがルイの肩を叩いたので、ルイは頷いてサムズアップをし、ハルの少し手前でライを下ろした
「よし、行け!」
そういって振り返りルイとハルがすれ違うときルイはサムズアップをしハルは苦笑しながらお前もなと言った
そして狙ったかのようなタイミングで奴等がきた
「ライ仕事だ、起きろ」
ライはゆっくりと起き上がって頭をかきながら嫌そうな顔をしていった
「人使いが荒いなハル、しかも俺が奴を嫌いなの分かってるだろうが!」
嫌々ながら頸を横に振りながら独り言を呟いた
「で、堕天使、どうするよ一時間分今使うか?」
ふざけたような言葉で言っているが顔は畏怖の表情を浮かべてライの躰は少し震えていた、多分あのせいだろう、前にライから聞いた話によると、ライの中には悪魔が棲んでいて何か一つ能力を貰う代わりに悪魔が取り憑くと謂われる呪いの一種だそうだ、だが、それだけじゃ寿命までは削られない、何故ライが寿命を削られるようになったのははっきりいえば俺達のせいだ。ライは(FFで俺達が最上層のボスモンスターに4人で挑戦したときだった、俺達は自分達の実力を見誤り全滅しそうになったとき、ライは突然独り言を呟いた後発狂し始めた、その途端に、俺達は幻想を見た気がした、それは白のワンピースみたいなのを着た女神が両手を拡げている姿を、そして、それがライの悪魔との契約結んだのだ。そしてライは闘い一人でボスモンスターを倒した、ただし、悪魔が躰を乗っ取った状態で、そしてボスモンスターを倒した時こちらを振り返った、それを俺は声を絞り出すよにいった『……おまえ』と、何故そういったかというとその容姿である、頭には草木で作られた冠が乗っていて髪は黒から金に変わっていた、躰も少し大きくなり服装も美術品のような肩からかける白を基調とした布1枚だけだった
『あぁ、これか?これは悪魔と契約したからな』
と苦笑を浮かべるライだが、ハルはそれが間違いだと思った、それほどまでにライは神々しかったのだ、まるで某の美術品のような美しさがあった、ライはすぐに元の姿に戻った、そして、今まであったことを話してくれた、VRによって妹が植物状態になったことや、そのVRを作ったのがライの父親であること、能力のこと、そして、悪魔と契約したこと、何故そんなことをしたのかと聞いたが、ライは覚悟を決めたような面構えになりながら語った。
『……俺は誓ったんだ、誰かを見殺しにするぐらいなら俺は悪魔にだって寿命を売ってやる』
『何やってんだよお前、たかがゲームだぞ何でそんなことするんだよ!』
『何も知らないでゆうんじゃねぇよ……俺はそのたかがゲームで妹を………植物状態にしちまったたんだよ……これ以上俺を追い詰めないでくれ…』
そして俺は何も言えなくなった、ただその言葉がどれだけ重く覚悟を宿しているのかを聞いてしまったのだから
「……!」
「…ル!」
「ハル!」
俺はライに呼ばれ急に現実へと帰還した
「大丈夫か?な、なんでお前泣いてるんだ?」
横目で見たライは驚いたような表情を浮かべ、すぐに焦り出したそして、ハルの目からは頬を伝い一滴の涙が出ていた
「あ、あぁ何でもない、何でもないから気にするな」
そういいながら涙を制服の袖で拭って再び剣を構えた
「で、堕天使さんとの話し合いは終わったのか?」
ハルは話を逸らすようにいった、ライも深くは追求せず、その話に乗っていて頸を横に振った
「いや、まだだ、もう少しで出てくると思う」
そういいながらライは、威圧により奴等の動きを封じているがもう少しで限界のようだ何匹かは少しずつ動きはじめていた
「奴等は進化するし慣れるのが早いから嫌いなんだよ」
そういいながらぎらついた笑みを浮かべていた
『やぁやぁお困りのようだねライ?』
頭の中で直接響き渡るよう聲が聞こえた
「あぁそれは俺のスキルの『リンク』というスキルだ、もし、これないと独り言喋る痛い奴だろ」
そういいながらライは苦笑を浮かべた
『僕を無視するな~!』
「うるせぇよ、堕天使!やるかやらないかはっきりしろ」
そういいながら槍を構えた
『やらないよう、僕はもっと強い奴と闘いたいんだよこいつら弱いか君たちで頑張って死なないようにね』
「それが聞ければ十分だやるぞ、ハル!」
そうゆうと、ライは威圧を解いた
ハルは了解と呟き、奴等との闘いに赴いた
誤字脱字がありましたら至急、迷誤センターまでお申し付け下さい
よろしくお願いします!
これからも終止符戦争を見て下さいといいたいのですが文章の拙さが酷いので一ヶ月程休止します
ちょっと皆さんの作品を読んで修行してきます
ではまた一ヶ月後に