俺の中に巣くう天使
前回のあらすじ
暗証番号を解いた
「ねぇ私が暗証番号押していい?」
そう聞いてきたのは不破さんだった
「そうだな、解いたのも不破さんだしな任せるよ」
「やった!ありがとね高嶋君!」
そうゆうと暗証番号がある階段ねと走っていった
「じゃあ押すね!」
「あれ?なんか見落としてないか?なんか引っ掛かる・・・」
視線を前に向けると皆が囲むようにして集まって見ていたそして最前列にはなにか考えるようにして俯いているセナがいた
(セナもなにか引っ掛かってるのか?)
「え~と確か」
そもそも何で暗証番号が杖だったんだ?
「2」
そしてセナがしゃがみ込みなにかを拾った、それは木片だった
「0」
なせ木片があそこにある?まさか!『"空間把握“』
「2」
一瞬てこの部屋の情報が一気に流れ込んできた、杖がロッカーの中にあり暗証番号の真上の天井には無数の穴があいていて床には長くて太い針と呼ぶには些か太く槍と言うには小さい突器物が少しずつ動いていた
「1」
「セナ!!」
この言葉だけでわかったのかセナはこちらを一切振り向かず不破さんのところへ走っていった
「0」
そして不破さんのの襟をつかんだ
「5」
全ての暗証番号が押された
セナは後ろへ不破さんを後ろに投げて、セナはバックステップをしたが間に合わなかった
針が勢いよく飛び出しセナの右太腿と右脹ら脛を貫きセナは天井にたたきつけられた
「ガハッ」
針からはセナの朱い鮮血が滴り落ちてセナは力無く体が垂れ下がっていた
「セナ!!」
俺はいつの間にか走り出していたそして、周りを囲っていたクラスメイトたちを飛び越えて魔法を行使した
『“空間切断”』と『“無限空間”』
セナが自由落下の法則により落ちてくる
「この天井は約10mだから約1秒位だなならしたでうけとめたほうがいいな」
ぶわっ背中から嫌な冷や汗が出てきた
したから針が再生でもしたようにまた針が出てきた
「クソが、まだ出てくるか」
俺は上にジャンプしてせなを受け止め壁を蹴って回避した
呆然とするクラスメイトたちがいたが今はどうでもいい
『“空間切断”』『“無限空間”』を行使し、そしてセナを床に下ろし『“回復術”』を使った
「大丈夫かセナは?」
後ろから声がした、その声の持ち主はハルの聲だった
「あぁ、心臓は動いているが『“回復術”』が効かない」
「傷口見たか?」
「いやみていないな」
「傷口看ないと駄目だろ」
「わかったよ」
そして傷口を診ると綺麗に穴が空いていた
そして周りの傷を白いタオルで拭くと白のタオルは朱く染まった
セナの右足は傷口周辺が紫色に変色していた
「毒かよ・・・どうするよライ」
「・・・・・・」
「おい、聴いてんのかよライ」
「うるせぇよ少し黙ってろ」
「あぁ!?なんだよその言い方」
この喧嘩により現実に戻ってきたクラスメイト達がとめようとするがその前にハルが離れた
「ルイ、ちょっとこれはやばいかもな」
コクッとルイはゆっくりと頷いた
「セナの残りのHPは?セナの『“自己回復”』はどれくらい回復するのか、『“毒耐性”』はどれくらいの耐性なのか」
「どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、助けなきゃ、助けなきゃ、助けなきゃ、助けなきゃ、助けなきゃ、そもそも、何でこうなった、そうだ彼奴らのせいだ先生と生徒会長のせいだ、彼奴ら絶対に殺してやる、仲間が死ぬ?ゲームの中で?死なせてたまるか!俺は決めたんだ、仲間は死なせない!死なせるくらいなら悪魔にだって寿命を売ってやる、あんな思いはもう懲り懲りだ」
《ごめんねお兄ちゃん死んじゃった》
《妹さんは仮死状態です》
「絶対に殺させやしない」
「俺の中に巣くうクソ悪魔」
『酷いな、僕は悪魔じゃないよ何度言ったらわかるの天使だって言ってるのに』
「お前に俺の意識を1時間やるだからセナを助けてくれ」
『いいの?君の意識を1時間貰ったら君の寿命を5ヵ月を貰うことになるけど』
「あぁ、構わないセナを助けるためならな、それに俺の呼びかけに答えるのは俺が出来ないことだけだろ」
『お~格好いいね、それにわかってるじゃん、僕だって君の寿命を無作為に削りたくはないからね』
「俺のこと心配してんだな」
『それはそうだよ僕の家なんだから』
「じゃあ壊れるまで使えよ」
『流石僕の選んだライ君じゃあお邪魔しま~す』
「お!移れた移れた、さてと、この子か、今のライ君だとMPが足りないからな僕が移った状態でやっと完成できる魔法だからな」
『“ポイズン回復”』
「グッ」
「少し我慢してねもう少しでなおるからね頑張りなさい」
「顔色がよくなったわねよかった」
「じゃあ変わるね僕の愛しのライ君」
俺が気を失い目を覚ますのはもう少し後のことである
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すみません