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終止符戦争〈ピリオドゲーム〉  作者: オリセイ
1章 高1 入学1週間編
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プロローグ

人が誰しも一度は思うことそれはゲームの中で活躍したい

それを可能にするのはVRMMO

これは妖精達が神殺しをするゲームのお話し…





























かもしれないし


違うかもしれない


それはこれからのお楽しみ

 それは中学校三年の夏のことだった


 『なぁ…ライ、お前高校どこにすんの?』


 そう発言したのは銀色の髪に少し青みがかった銀髪の好青年で俺のフレのセナだった

このVRMMOのフェアリー・ファンタジー略して(F・F)や他のVRMMOのゲームでもフレなのである。


 『う~んまだ決めてないなそういえばお前も今中三だっけ?』


 俺はセナに話返す


 『うんそうだよ、だから同じ高校いかねぇ?』


 VRなので表情がわかるがその軽い口調とは裏腹に真剣な表情でセナはいった


 『まぁ俺は別にどこでもいいからいいよ』


 そういったものの、学校によってはいけないとこもある、例えば、海外の高校なんかは無理だ、遠すぎるためである


 『さすがマイベストフレンド話がわかるねぇ』


 まぁ大体は予想がつくが一応聞いておこう


 『で…どこの高校にすんの?』


 俺は一ぱくおいて聞いた


 『俺は蒼星学園に行こうと思ってる』


 やっぱりな、VRをやってる奴は大体が金持ちだけだからなだってこれ1台購入するのに二千万はかかるからな、とりあえず俺も行こうとしていたところだから当たり障りのない程度に聞いてみるか


 『蒼星学園ってあの王手ゲーム会社とスポンサー契約しているあのネトゲ学園の蒼星学園?』


 『そう、その蒼星学園』


 セナは即答した


 『授業もVRMMOの中で行うらしいし勉強の成績も上がるらしいから』

 『それに俺たち重度のゲームオタクじゃんへビーゲーマーじゃんネトゲ廃人だし一般的には煙たがられるしモテないじゃん』


 セナはここに入りたい理由をどんどんと並べていくそれに俺は適当に相槌をうった


 『そうだな』

 

 まぁ俺はあんま気にならないほうだけど


 『だって俺ゲームやってない人って遅れてる奴としか思ってないから気にしたことなかった』


 俺は何気ない普通のことを述べた


 『うわぁ…でたよライの人間否定』


 それにセナは引き攣った笑みを浮かべていたが話の路線を無理矢理ねじ曲げ続けた


 『でも同類の奴らが集まるじゃん』


 俺もそれには突っ込まず相槌を打つ


 『うむ』


 『そしたらそこで有名になったりその上の英雄なんかになったらモテるんだよ!お前でも!』


 この時俺はセナにお前も人のこといえねぇと思った


 『お前もたまにさらっとひどいこと言うよな!じゃあお前女子にモテるのかよ』


 俺は嫌みのように言った


 『いや、全然てか、付き合ったことすらないし』


 だがセナは真顔でないないと手と頸を振りながら否定した


 『そういえばお前のリアルのこと魅力のない都道府県第一位の茨城に住んでるしか聞いたことねぇな』


 『その説明いるの?怒らせたいのライ君?』


これはまずいと思い無理矢理元の話に戻した。だが次の質問をし、俺は後悔した


『お前ん家の親仕事何やってるの?』


当たり障りのないことだと思ったがセナにはそうでなかった


『まぁいろいろとね』


そういいながらセナは眉をひそめながら曖昧な答えをいった


う~んなんか地雷踏んだぽいなここは謝っとこう


『なんかごめんな』


俺は素直に謝った、それをセナは慌てたように手と頸を振って言葉を紡いだ


『ううん大丈夫気にしてないからでも心の傷痛められたからな~』


チラチラと此方を見ながら言ってきた俺は両手を挙げ降参のポーズをとっていった


『なにをすれば許してくれるんだ』


そうゆうとニッコリと笑いいった


『蒼星学園に入学してくれたら許してやるよ』


選択肢は入学するしかないからなと自分に言い聞かせ答えただけど自分でもちょっと楽しみなのか口角が上がるのを感じたどうやら俺も入学したいらしいなと思いながらセナに答えた


『わかったよ蒼星学園に入学するよ』


『本当?』


 体を乗り出して聞いてきた


『お前そんなに目をキラキラさせる程か?』


それにコクコクと頷きなから見てきたちょっとドキッとしたが話題を変えた


『よしじゃあ進路は決まったな、さてゲームをするか!』


『夏はやっぱりゲームで謳歌しないとね~』


『あ、すまんやっぱりログアウトするわ病院行かないと行けないからさ』


『あ!もうこんな時間か、妹さん大丈夫なのか?』


『命的にはな、ただ目を覚まさないし、原因も未だに不明だとさまぁとりあえずいって来るわ!じゃあまたな』


そうしてライはログアウトした


『ライ、きみは自分で背負いすぎだよ、だからほっとけないんだよ』とライがログアウトした空虚を見つめセナは呟いた


『さてライがやらないなら受験勉強するか』とセナもライに続いてログアウトした


 ~~~半年後~~~


 ネトゲ廃人の溜まり場の蒼星学園に俺は難なく合格したってか500点満点の首席で合格した

どうやらセナのほうもも合格したらしい

春からまたセナと一緒に新しいゲームが出来ると楽しみにしてたが

俺たちを待ってたのは楽しいゲーム学園生活ではなく、学校生活をかけた命がけの戦いだった…


茨城県民の方ごめんなさい



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