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俺と刀の異世界英雄譚  作者: 紫電 一閃
7/7

一章 第五話・俺と神様と世界の成り立ち

あけましておめでとうございます(2月)

風邪ひいてしまいました。

これまでのあらすじ

異世界転生して刀抜いて魔王倒したら女神が来て魔王になれと言われた。


どこまで自己中なんだこの女神は...

マリナも俺と同じく呆れていた。

「ところでそなたらはこの世界がどうやってできたら知っておるかの?」

急に話題変えて来やがった

というか俺はこの世界に来てまだ1日もたってないんだから知っているはずもない

マリナも知らないようで首をひねっていた。

「知らないようじゃな。しょうがない特別に妾が教えてやろう」

感謝せよと言わんばかりに無い胸を張る女神。

「そんなことより魔王の件はどこいったんだよ!なんかOKしたみたいになってるじゃねぇか!」

「なに!?せっかく妾自ら話をしてやろうと言っているのに!この不敬者!これは詫びとして魔王になってもらなければならんのぉ!」

おっと墓穴を掘ってしまったようだ。

「わ か り ま し た!ありがたく聞かせていただきます!」

「ふん!最初からそのようにすればよかったものを」

と女神はさらに調子に乗り出した。

「では話してやろう。原初、この世は数人の神だけが存在するなにも無い空間であった...」

ある時、神の一人が自分たちの他にも生けるものを作ろうと言い出した。

そこで世界を作るために全ての刀を司る原初の刀を作った。そしてその刀をベースに九振りの刀を作った。

まず火、水、風それぞれを操る三振りで大地を作り、ついでに自分たちの神殿を作った。

そして肉を操る刀と血を操る刀で人やほかの動物を作り、光と生を操る刀で命と光を与えた。しかしここで神たちは気づいた。調子に乗って生物を増やしすぎて大地がいっぱいになってしまったのだ。

そこで今度は闇と死を操る刀で夜と死の概念を作った。

後にこの十振りは『創世十刀』と呼ばれ、神たちが保管していた。

それから数億年ほど平和が続いていたが、あるとき創世十刀の強大な力に惹かれて異世界から侵略者がやって来た。

それは魔物たちを従え、強大な力で人々を脅かしていた。

人々も刀で抵抗したが、戦い方もまともに知らない人々と魔法を使う魔王たちでは圧倒的な力量の差があった。

異世界の者は異世界の力でしか倒せないそう思った神々は別の世界で名誉の死を遂げた者を、勇者としてこの世界に呼ぶことにした。

しかし名誉の死を遂げた勇者といっても武器すらないのでは戦えないので、この世界に来た時に刀が自動的に渡されるようになった。

そうして数十年は勇者たちのおかげで魔王たちを押しとどめることができた。

しかし、このシステムには欠点があった。

ある時現れた勇者の手に創世十刀のうち一振りが現れたのだ。

勇者に渡される刀の素材はランダムなのでたまたま神の権能を素材にしてしまい、創世十刀ができてしまったのだ。

その勇者は確かに名誉の死を遂げたが、智慧者で悪だくみが得意だった。しかも戦いを好まなかったため、刀の力で人々を支配して戦わせることにした。

その者の持っていた刀は、創世十刀の中でも最も強いとされる原初の刀であった。勇者はその力で刀を製造し、それを人々に渡して戦わせた。

人々は抵抗したがその強大な力の前に怖気付き、他の勇者達と共に戦うようになった。

しかし異世界のものは異世界の力でしか倒せない。

魔物達の猛攻に人々は倒れていき、人口は減少。勇者が統治する前の1/2(二分の一)ほどになってしまった。

しかし人々は諦めずに戦い続けた。

「...そして現在に至るというわけじゃ」

なるほどそんなことがあったのか。

「ちなみにそなたが持っているその刀。それ創世十刀じゃぞ?」

「え?まじ?」

この刀だったのか。どうりで魔王が一撃だったわけだ。

「その刀は闇と死を司る刀『死歿刀「魂喰らう闇(ナイトメアレクイエム)」』じゃ。」

「闇と死を司る刀か...」

俺は思っていたよりかなりやばい刀を手にしてしまっていたようだ。

「そろそろ現界の限界のようじゃ」

ダジャレを言う女神の体がだんだんと空に上がっていく

「おい待てよ!魔王の件どうするんだよ!」

必死に止めようとするも

「そなたのことは魔王として他の神々にも伝えておくぞよ」

と勝手に決められた。

そして女神の姿が見えなくなった頃明るかったあたりが暗くなった。

「魔王にされちまったよ...」

To Be Continued...

これからも不定期でやって行くので忘れた頃にまた見に来てください。

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