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精霊斧士 ~流浪の冒険者~  作者: シャイニング武田
十章 共に立つ者 支える者 石身の勇士編
280/355

二百七十九話 目前の卑劣

 ソルジャーガーデンを見回った後。

キハンとクーティは、宿屋に帰った。

クーティはともかく、キハンはそこへ向かったのは、クーティの荷物を運ぶためであった。


『うぇ~! クーティ、これ買いすぎじゃないの~! 』


あまりのクーティの荷物の多さに、キハンは悲鳴を上げていた。

一方のセアレウスとコウユウはというと、二人はゾロヘイドの町を出て荒野にいた。

コウユウを鍛えるためである。

そこで二人は、少し距離が離れた所で向かい合っていた。


「それで? どういう修行をするの? また殴り合い? 」


前方に立つセアレウスに、コウユウが訊ねる。


「いえ、違います。準備するので待ってください」


「準備? 」


コウユウが怪訝な顔をする中、セアレウスは片膝を地面につけて腰を下ろす。

その後、セアレウスは地面に左手を当てた。


ザアアアア!!


すると、セアレウスとコウユウの間に水流が出現した。

水流は地面から、間欠泉のように勢いよく湧き上がっている。

やがて、水流の勢いはなくなり、そこに膝くらいまでの高さの水溜まりができた。

水溜まりであるが地面よりも高いので、横に細長い楕円状の水の塊のように見える。


「さて、まずはプールの完成です。コウユウ、この水の中へ来てください」


「この中に? 」


疑問を持ちつつも、コウユウはセアレウスの言われた通り、水溜まりの中に足を踏み入れる。


(冷たい。浅い川の中を進んでるみたいだ……)


水溜まりの中を進むコウユウは、そんなことを思っていた。


「これでいいのか? 」


「もう少し前へ。その水の真ん中に来るように」


「うん」


コウユウは、少し前へ進む。

そうすることで、セアレウスの指示した通り、水溜まりの中央に辿り着いた。


「よし、これで準備完了です。では、今からやる修行について説明します」


「う、うん」


コウユウは身構えた。


「まだ、やりませんよ。それで、やることというのは、そこでずっと立ち続けることです」


「ずっと立つ? 」


セアレウスの説明を聞き、コウユウの構えを解いた。


「ええ、ずっと立ち続けることが修行ですよ」


「ちょっと待て。それのどこが修行なんだ? 」


コウユウは、訊ねずにはいられなかった。

ただ水溜まりの中で立っているだけである。

それで何が鍛えられるのか、今のコウユウには理解することはできない。


「立派な修行ですよ。これで姿勢を保ち続ける能力が鍛えれます」


「姿勢を? なんで、そんなのを鍛える必要がある? 」


「リオダイナさんに勝つためですよ」


「……! 」


セアレウスの言葉に、コウユウは目を見開いた。


「まだそれは分からない……と、コウユウは思いますか? 」


「……思わない」


「そうでしょう。あの人はきっと勝ちます。そして、三回戦を勝ち上がったあなたの前に立ちはだかる」


「……」


コウユウは、セアレウスの発言を否定しない。

まだトーナメントの試合は行われておらず、決勝戦に進む者は決まっていない。

三回戦のリオダイナの対戦相手は、闘技大会初級クラス優勝候補筆頭である象獣人の戦士。

リオダイナの強さも知られてはきたが、まだ象獣人の方が強い者は多いだろう。

しかし、この二人は象獣人よりもリオダイナの方が強いと思っていた。

それは直接戦い、一方は実力差を思い知らされ、もう一方は彼女の強力な技を受けたからだ。

故に、セアレウスはリオダイナの対策を考え、コウユウはリオダイナが勝つことを否定しなかったのだ。


「やはり、あなたもそう思っていましたか。それで、姿勢を保つ能力を鍛える目的は、あの人の必殺技……アウレア アネモストロヴィロスを耐えぬくためです」


大会の予選にて、アネモストロヴィロスを受けたセアレウス。

彼女がその技を受け、自分の方向感覚が狂わされることが問題だと思った。

黄金の竜巻の中で滅茶苦茶に体を転がされ、自分がどの方向を向いているかが分からなくなるのだ。

その状況で敵の攻撃を把握することは、ほぼ不可能であると言える。


「あの竜巻の中では、どこから攻撃が来るか分かりません。なので、あの中でも姿勢を保てるようにするのです」


「そうか……でも、全身に身外甲を使えば、どこから攻撃が来ても防御できるよ? 」


「そうですね」


「なら、別にこんなことやらなくても……」


既に技を防ぐ手段があるのなら、やる必要はない。

コウユウの言う通りだろう。

しかし――


「いえ、やる必要はあります」


セアレウスは頷かなかった。


「身外甲は、もうリオダイナさんに知られています。もし、身外甲を破る手段を編み出していたら、致命的ですよ」


「う、嘘でしょ? 身外甲を破る手段なんて、考えられるわけ――」


「ないと思って挑むより、あると予測して対策をしておいた方がいいです。結局、知る由はないのですから」


「……うん、分かった」


セアレウスの強い口調に、コウユウは頷かざるを得なかった。


「分かりましたか。なら、早速修行を始めましょう」


そう言った途端、水溜まりが動きだした。

渦潮のように、コウユウのいる場所を中心にして渦巻くように水は動いている。

この時の流れの強さは、まだ弱い。

コウユウは流れの緩やかな川の中のようだと思った。


「……んっ…」


しかし、彼女の体はよろめき始める。

徐々に、水の流れの勢いが増していくのだ。


「……ん……んんんんんん!? 」


コウユウの足は水に取られ始め、徐々に体勢を崩していく。

ほんの先程まで緩やかな川のような勢いだった渦潮は、今はもう激流の川のような勢いとなっていた。


「……ちょ、ちょちょちょちょ……あああああああ!! 」


やがて、コウユウは体のバランスを崩し――


バシャア!!


倒れてしまった。


「あっぷぷ! セ、セアレウス! 一旦、水を止めっ……ぷ! 」


コウユウは、渦潮の中心でもがきながら、セアレウスに助けを求める。


「……これは、道のりは長くなりそうですね……」


水の流れの勢いを弱めつつ、セアレウスはそう呟いた。

対リオダイナの修行は、始まったばかりである。

セアレウスとしては、あまり良い滑り出しとは言えなかった。

しかし、良くなかったのは始めだけで、コウユウはやる度に、前よりも立てる時間が長くなっていく。

トーナメント三回戦前日である次の日も修行を行い、夕方の時には、もうコウユウは激流の渦潮の中にいても微動だにすることはなかった。


(ようやくその域に達しましたか)


コウユウの上達ぶりに、セアレウスが彼女を褒めることはなかった

彼女にとって今の修行は、ほんの序の口であり、本当にやるべき修行は、まだ始まっていないからだ。

しかし――


(初めてやった時に比べたら、物凄い上達していますね。流石、コウユウです……)


コウユウの上達を嬉しく思っており、笑みを浮かべてしまうほど隠しきれるものではなかった。


(ひっ……!? あ、あいつ、笑ってる!? や、やばい、気が引き締めないと。これから、一気に水の勢いが強くなるぞ……)


そのセアレウスの気持ちは、コウユウには伝わらない。

コウユウは、笑みを浮かべるセアレウスに恐怖を覚えていた。







 初級クラストーナメント三回戦当日。

その日の朝、コウユウは自分の後ろ髪を三つ編みに束ねていた。

いつもは、赤い帯で束ねた三つ編みを留めるのだが、今日は違う。


「おっと。そういえば、これは直すまで使わないって決めたんだっけ……」


手にした赤い帯は大事にしまい、代わりに赤いリボンを手に取り、それを三つ編みの先端手前に結び始める。

その赤いリボンは、クーティとソルジャーガーデンを回った時に買ったものであった。

赤いリボンを結び終わると、コウユウは部屋に立てかけられた鏡の前に立ち、今の自分の姿を確認する。


「ふーん……ま、良いんじゃないの」


彼女はそう言うと、部屋を出て一階へ向かった。


「あ、コウユウさん。おはようございます。セアレウスさん達は、もう下にいますよ」


「ん、分かった」


コウユウが階段を降りる途中、階段を上がるクーティと会った。

二人は、そのまますれ違ったのだが――


「「あ」」


二人は何かに気づき、足を止めた。

そして、体を振り向かせて、互いに向き合うと――


「似合ってますね」


「そっちもね」


二人は、そう言葉を躱した。


「ふふっ」


クーティは笑みを浮かべると、コウユウに背を向けて階段を上がっていく。

そんな彼女の頭には、ソルジャーガーデンで買った髪飾りがあった。


「……ふん。帯が直るまでの凌ぎだけど、悪かないね」


コウユウもはにかみつつ、体の向きを元に戻した。

すると――


「あ……」


階段の下にキハンがおり、コウユウに顔を向けたまま、硬直していた。


「……っ! 」


キハンの存在に気づいたコウユウの顔がみるみると赤くなっていく。

はにかんだ自分の顔を見られたと思い、恥ずかしくなったのだ。

そして、恥ずかしい気持ちを誤魔化すためか、理由は定かではないが――


「うりゃあああ!! 」


「ぐっはあああっ! 」


キハンを殴り飛ばしたコウユウであった。





 「ごちそうさまでした。さて、そろそろコロシアムへ行きましょうか」


「ん」


朝食を食べ終えたセアレウスとコウユウは、席を立つ。

これから、コロシアムへ向かうのだ。


「早っ! ちょっと待って! あとこれだけだから! むぐむぐ! 」


「早くしなよ。置いていくぞ」


しかし、キハンが、朝食を食べ終えておらず、すぐに出発することはなかった。

やがて、キハンが食べきったところで、三人は宿屋の外へ向かう。


「あれ? 」


その途中、違和感を感じ、セアレウスが足を止め、後ろに振り返った。


「ゴートさんは、今日は来ないのですか? 」


そして、テーブルの上を拭いているゴートに訊ねた。

いつもなら、ゴートは彼女等についてくるのだ。


「ああ? ああ、今日は行かねぇわ」


「珍しい。いつもなら、俺の応援で勝率はグンと上がるぜ……って、言ってついてくるくせに」


「はっ! 三回戦まで来たのなら、その必要はねぇだろ。なに、今日は行かいないだけさ。決勝戦は行くぜ 」


ゴートはニヤリと頬を吊り上げると、キハンにそう返した。


「コロシアムに来ない方が普通なのですけどね。じゃあ、わたし達は行きますよ」


「ま、三回戦は余裕だよ」


セアレウスとコウユウがゴートにそう言い、三人は宿屋を後にした。


「あれ? お父さん、今日は行かないの? 」


二階から下りてきたクーティがゴートに訊ねる。

セアレウス達が見当たらないことから、彼女達はもう出発したと判断したのだ。


「今日は行かねぇよ」


「ふーん。別に一人でも良かったんだけどね」


「……とか言ってるが、言ったら怒るくせに」


ぼそりと、クーティに聞こえないようゴートが呟いた。


「何か言った? 」


「いや! 何も! 」


「……? 今日のお父さんは変だなぁ」


呟きを聞かれたと焦ったゴートだが、クーティには聞こえていないようであった。


「それより、買い出しまだでしょ? 行って来るよ」


「いや、今日は俺が……」


「いいって。最近、安いお店を見つけたんだ。お父さん、知らないでしょ? 私に任せて、お父さんは店番でもしててよ」


「あ、おい……行っちまった」


ゴートの制止を聞くことなく、クーティは宿屋を出て行ってしまった。


「……はぁ、ダメ親父を卒業しようと頑張ってんだけどな」


ゴートは、テーブルの上に両手を付け、ため息混じりにそう呟いた。


「俺……けっこう影響されやすい奴だったっけ……」


今のゴートの頭に思い浮かぶのは、闘技会場で戦うコウユウの姿。

彼は、大会優勝を目指して頑張るコウユウ達を見て、自分も変わろうと思い始めていた。







 「これより、初級クラス本選のトーナメント三回戦第一試合を始めます」


闘技会場の中央に立つ役員の声が、コロシアム全体に響き渡る。


ワアアアアアア!!


ただ、試合を始める前の挨拶をしただけで、観覧席から大音響の歓声が湧き上がった。

三回戦は決勝戦に進出する者を選ぶ戦い。

いわば、準決勝と言える。

ここまで試合が進めば、残っているのは本物の強者であり、その戦いがようやく見られると観客達は興奮しているのだ。


「西、猿人のコウユウ! 東、海獣人(かいじゅじん)トドノク! 」


歓声が止まない中、コウユウとその対戦相手であるトドノクが向かい合う。

トドノクは、海で活動する獣の特徴を持った海獣人の者で、より細かく言えばセイウチ獣人である。

セイウチ獣人は、上顎から下方に伸びる二本の大きな牙を持っており、もちろん彼も持っている。

体格は全体的に大きく、一見すると肥満体型のように見えるが、ただ肥えているわけではない。

厚い脂肪と発達した筋肉が合わさって、そう見えるだけ。

つまり、防御力と攻撃力が優れているのだ。

トドノクは、全身を黒い装束に身を包んでおり、顔も黒い頭巾に覆われていた。

黒い頭巾は首まで覆っているが、目と鼻と口の部分は穴が空いており――


「フフフッ! 」


はっきりとニヤついた表情を読み取ることができる。

余裕と言わんばかりに、コウユウは見て彼は頬を吊り上げているのだ。

そんな彼には武器はない。

コウユウやリオダイナのように、素手で戦う者のようだった。


「両者、準備はよろしいですか? 」


「……ん」


「いつでもいいぜ」


「では、始め! 」


役員により、試合開始の合図が告げられた。

その瞬間――


「うおおっ! 」


右の拳を振りかぶりつつ、コウユウがトドノクに飛びかかった。

彼女の左右の拳は、石の灰色に包まれている。


(気持ち悪い顔でニヤケやがって! その顔に一発入れてやる! )


試合開始前に笑われたことに、コウユウは苛立っており、その気分を発散させようとした行動がこの速攻である。


「うぬぅ!? 」


速攻を予想していなかったのか、トドノクは慌てて顔の前で腕を交差させる。


ズドンッ!


交差されたトドノクの腕に、コウユウの右腕が打ち付けられる。

ダメージは与えられなかったが、トドノクの体は僅かに後ろへ突き飛ばされた。


「ぬう……思っていたよりも力強い」


「何をごちゃごちゃと! 」


右腕を素早く引き戻しつつ、コウユウは地面に着地。

すぐさま、トドノクへ攻撃を仕掛けるべく、彼に接近する。


「ふんっ! だが、所詮サル。恐るるに足らんわ! 」


コウユウの力の強さをその身に感じても、トドノクが退くことない。

彼は、太い両腕を振り回して応戦し、コウユウの拳とぶつかり合う。

互の攻撃と攻撃がぶつかり合う度に、乾いた音が響き渡る。

その音は、観覧席にも聞こえるほど大きく、その度に歓声も大きくなる。

拳と拳のぶつかけ合いは長く続いたが、ようやく状況に動き始める。


「ぐうっ……」


トドノクが押され始めたのだ。

コウユウよりもトドノクは一見すると、彼女よりも体が大きく強いように見える。

実際、身外甲抜きで比べれば、力も体の硬さもトドノクの方が上である。

しかし、体力はコウユウの方が上であった。

トドノクは体力が無いわけではないのだが、体格が大きい分、動く時に消費する労力が大きい。

その差もあって、トドノクはコウユウに体力負けし始めているのだ。


「……! そこだ! 」


体力が落ち始めたトドノクに一瞬の隙が出来た瞬間、コウユウが右腕を突き出した。


「ぬ――ああああああ!! 」


その右腕は見事にトドノクの顔に命中し、彼は大きく後ろへ突き飛ばされる。

ゴロゴロと地面を転がった後――


「くうっ! やりおるわ! 」


顔を手で押さえつつ、トドノクは立ち上がった。


「何言ってんだ。お前、図体がでかいだけで大したことない」


コウユウは、そう言うとトドノク目掛けて駆け出した。

彼女の言う通り、コウユウとトドノクの実力差はある。

このままいけば、間違いなくコウユウは勝つことができるだろう。

しかし、その実力差を過信すると、意表をつかれて敗北することもある。


(まだ何か隠してるものがあるかもしれない。焦るなよ、コウユウ)


その心配は無用であった。

トドノクに向かう中、コウユウは心の中で自分にそう言い聞かせており、油断はしていないのだ。


「……フフッ、勝ったと思っているな? 」


「……なに? 」


トドノクの言葉を耳にし、コウユウは怪訝な表情を浮かべる。


「わしは、お前の弱点……弱みを握っている」


「……それが、どうした? 」


戯言に付き合ってられないと言わんばかりに、コウユウは跳躍し――


「訳の分からんことを言って、動揺を誘っても無駄! 」


顔を殴り付けるべく、拳を振りかぶった。

トドノクは攻撃が仕掛けられているにも関わらず、防御の構えを取らない。

代わりに彼が行った行動は――


「これを見ろ! 」


懐から、ある物を取り出すことであった。


「それが……えっ!? 」


それを目にしたコウユウは、空中で体を硬直させてしまう。


「そおら! 」


その隙を狙われ、コウユウはトドノクの腕に振り払われた。


「ぐっ……ううっ…」


地面に激突し、体に痛みが生じる中、コウユウはトドノクの手にする物に目を向ける。


「それ……は……」


「そうだ。お前がよく知っている物だ」


「なんで……お前、どういうつもりだ」


感情を押し殺すように、苦しげにコウユウは声を出す。


「言うことを聞き、妙なことをしなければ……後悔することはないと言っておこう」


トドノクはチラリと、役員を見ながらそう言った。


「ぐ……」


コウユウは、何も言い返すことができず、唇を噛み締める。


「ぬはは! 思ったよりも賢いな」


そんなコウユウにトドノクは――


「お前よりも小さい女の子だったなぁ。今、元気にしてるかなぁ? 」


桃色の花の装飾が付いた髪飾りを彼女に見せつけつつ、そう言った。


「ま、お友達が無事かは、この試合の結果次第だな。フフフッ! 」


今のトドノクは、試合開始前に見せたものと同じ顔をしていた。


「お嬢ちゃん、覚えておきな。戦いってのは、やる前から始まってるんだぜ」




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