表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
精霊斧士 ~流浪の冒険者~  作者: シャイニング武田
八章 都市探偵 ――奇怪事件と異様な骨董品――
220/355

二百十九話 盲目の殺人鬼

 ――午後、昼と夕方の中間あたりの時刻。


イアンは依頼を終え、ジグス探偵事務所に向かって、ケージンギアの街道を歩いていた。

彼と共にいるのは、同じ探偵事務所で働くアルバイトの探偵である。

しかし、その中にヴィクターの姿はいない。

イアンの横をケイルエラとリトワが歩いているだけであった。


「今日も来なかった……最近、ヴィクター先輩に何かあったのかい? 」


「そうね……確か爆発事故が起きた日から、ヴィクターの様子がおかしいわね。学校で話しかけても、無視するし……」


リトワの疑問に、ケイルエラが答えた。

ここ数日、ヴィクターは探偵事務所に通うことはなくなった。


「やっぱり……ボクの話も聞いてくれないんだよね」


それに加え、二人と会話することもなくなっていた。


「……ケイよ。あれから、他の場所で爆発の事件は起きているだろうか? 」


二人の話を聞いていたイアンが口を開く。


「爆発の話は聞いていないわ……というか、イアンさん。あの時、ヴィクターに何かあったの? 」


イアンの疑問に答えた後、ケイルエラはイアンにそう訊ねた。

彼女の言うあの時とは、喫茶店が爆発した日である。


「……ヴィクターに聞いていないのか? 実は、アンティレンジの持ち主の足跡をその時に見つけたのだ」


「ええっ!? ちょっと! それって、大事な事じゃない! 何でもっと早く言わないの! 」


ケイルエラが眉を吊り上げながら、イアンに詰め寄っていく。


「むぅ…ヴィクターから聞いていると思ったのだ…」


自分にも非があると思っているのか、イアンの眉は僅かに下がっていた。


「まぁまぁ、落ち着いて」


二人の間にリトワが入り、両腕を広げて二人の体を押し退ける。


「ケイ先輩、終わったことは仕方ないよ」


「……そうね……ちょっと熱くなりすぎたかも……」


ケイルエラの視線が下に落ちる。

その様子を見た後、リトワはイアンに顔を向けた。


「まだ詳しくは聞いてないけど、どうやらヴィクター先輩は、そのアンティレンジの持ち主を一人で探してるみたいだね」


「そう……だろうな。ヴィクターはそいつとただならぬ因縁があるように見えた……すまん、このことを察しておきながら、何もしていなかった」


「だから、終わったことだって……それで、その人とは? 」


「ガルト・フォスターという名の人物らしい」


「「……!? 」」


イアンの口にした名前を耳にした瞬間、ケイルエラとリトワの表情が凍りつく。


「……二人は、知っているのか? 」


「知っている……けど…」


「うん……ちょっとね…死んだはず……の人の名前が出てきて、びっくりしたわ」


「ヴィクターも死んだ奴と言っていたな。それで、どういう奴なんだ? そのガル――」


「しっ! 」


イアンが、ガルトの名を口にしようとした瞬間、ケイルエラが手を伸ばして彼の口を塞いだ。

彼女はイアンの口を塞ぎつつ、周りを見回している。

周囲を歩く人々を気にしている様子であった。


「その名前は、あまり言わないように…」


そして、イアンに顔を向けると、塞いでいたイアンの口から手を話す。


「安易に名前を口にできないとは……フリッツ・エグバートのように、大量殺人を? 」


「ええ。そいつが殺害した人の数は、百人……は超えているらいいわ。確実にフリッツよりは多いことは分かっているね」


ケイルエラがガルト・フォスターという人物について説明する。

その人物は、十二年前までに存在していた殺人鬼である。

十年前、ガルトはピアノと呼ばれる楽器の奏者として働く人物であった。

事故で盲目になったこと以外、普通の人物であったが、奏者として働く傍ら、人目につかず殺人を行っていたとされている。

ある探偵を名乗る人物が、発見された死体から、ガルトが関与していると突き止めたことにより、彼は殺人鬼と呼ばれるようになった。

それから指名手配犯として指定され、行方をくらました後、現在の年から十二年前、死亡したことが明らかになった。


「……あと…」


「あと? 」


イアンが首を傾げる。


「十二年前、ヴィクターはそいつに誘拐されてたみたい…」


「誘拐……あいつは、誘拐された経験があったのか。しかし……そうか…」


ケイルエラの発言に、イアンは納得したかのように頷いた。


「そいつとヴィクターの因縁はそれか」


「たぶんそうだね。その男は、犯罪者の中でも規格外だったって、よく聞くよ。ヴィクター先輩のことだ……今度は、自分が倒そうと躍起になっているんだろうね」


「一人にさせておくのは危険だわ。今から、あいつを探しに行きましょう」


「ああ」


「うん」


こうして、三人はヴィクターを探すことなった。

それぞれ別々の方向に向かい、個別でヴィクターの姿を探す。

イアンは、駅に続く街路に向かい、その途中――


「む! 」


彼は、突然走り出した。

走るイアンの前方には、彼と同じように走る少年の姿がある。


「待て! ヴィクター」


イアンが、前方の少年に声を掛けた。

少年はヴィクターであった。


「……! イアン」


ヴィクターはイアンに気づき、走りながら肩ごしにイアンへ視線を向けたが、すぐに前を向いてしまった。


「止まる気は無いか。ならば、勝手について行くぞ」


イアンは、前方のヴィクターに目を離すことなく、彼の後を追い続けた。







 ケージンギアにある街路の一つ。

人気が少なく、同じ時にここを通る人の数は二、三人ほどだ。

この街路には、民家の他に、様々な小さい店屋が立ち並んでいる。

その中に、時計を売る店があった。


「ヴィクターよ。ここに用があるのか? 」


イアンはヴィクターの隣に立ち、彼にそう訊ねた。

二人は、その時計屋の目の前にいるのだ。


「……ああ」


ヴィクターはそう答えると、店の入口へ向かう。

イアンはヴィクターの背中から、時計屋の窓に視線を向けた。

店内には、多種多様の時計が壁にかけられていたり、テーブルの上に並べられたりしている。

イアンが窓から見て分かったのはそれだけである。

人の姿は見えず、店のドアには[closed]の札がかけられており、店は閉まっているようであった。


「ヴィクター。この店は休日か何かなのではないのか? 」


「だろうな。けど、ここは開いてる」


ガチャ――


ヴィクターは、[closed]の札がかけられたドアを開けた。


「……! 開いた……何故だ?」


「ガルトの野郎がここにいるんだよ……ちっ! なるべくなら、一人で来たかったが仕方ねぇ。入るぞ、イアン」


「ああ…」


店内に入るヴィクターに続き、イアンも店の中に入っていった。





 チッ…チッ…チッ…


店内には、たくさんの時計の針が動く音が聞こえる。

その音を聞きながら、イアンとヴィクターは店内を歩き回る。


「……」


「……」


そして、ふと二人は足を止めた。

時計の針の音が聞こえる中、別の音が聞こえてきたのだ。

二人は耳を澄まし、その音に集中する。


……ギィィ……ギィィ…‥


その音は、明らかに時計の針が動く音ではない。


「ヴィクター、この音は? 」


音の正体が掴めないイアンは、ヴィクターに訊ねた。


「時計のネジを回す音……だな。時計の針は、ネジを回すことで動いてんだ。そんで、たまに回してやる必要があんだよ」


「ほう……では、今時計のネジを回しているのは…」


「ああ。この奥で奴が回してんだろうな」


イアンとヴィクターは店の奥に視線を向けた。

その方向には、別の部屋があり、二人はそこへ向かった。


ギィィ…ギィィ…ギィィ…


部屋に入るとこちらに背を向けて、椅子にすわる人物の姿が見えた。

その人物から、時計のネジを回す音が聞こえてくる。


「……! 」


その人物を視界に入れた瞬間、ヴィクターの表情が怒りに染まった。


「私の姿を見て、驚く者と怖がる者がいることは知っている…」


その人物は椅子から立ち上がり――


「だが、怒る者は君で二人目だ……何者かね? 」


イアンとヴィクターの方へ体を向けた。

その人物は背が高く、体は痩せている。

色あせたコートを羽織り、その中には白いシャツを着て、灰色のズボンを履いていた。

顔に目を向けると、彼の目は開いておらず、閉じたままである。

彼の左腕には、箱型の時計が抱えられ、右手にはその時計のネジを回していたであろう小さな鍵があった。


「ガルト・フォスター……てめぇ、生き返ってんじゃねぇよ」


ヴィクターがその人物――ガルト・フォスターを睨みつける。


「……ふぅ、私の質問に答えてくれないか…」


ガルトはため息をつき、やれやれと首を横に振った。


「まあ、君達が何者だろうと私には興味が無いこと……」


ガンッ!


ガルトは持っていた時計を床に投げ捨て、両手を自分の後ろで組んだ。

時計が影になって分からなかったが、彼は紐の付いた砂時計を首にかけていた。


「そう、私は生き返った。一応言っておくが、好きで生き返ったわけではない。偶然この砂時計を与えられたんだよ」


ガルトは、自分の胸の前で揺れ動く砂時計を右手で触りながら、そう言った

口を閉じると、再び右手を自分の後ろへ回す。


「なら、おとなしくまた死にやがれ――」


「……! 待て、ヴィクター」


ヴィクターが一歩前に足を踏み出した瞬間、イアンが彼を突き飛ばした。


「ぐっ!?」


突き飛ばされたヴィクターは体勢を崩し、体を横へ移動させてしまう。

すると、ヴィクターの立っていた場所を白く光る何が通り過ぎ――


カッ!


後方の壁に突き刺さった。

それは一本の白い刃のナイフであった。


「ほう……躱したか。動かなければ、そちらの彼の喉に私のナイフが突き刺さっていたはず」


ガルトは、下ろしていた右腕を再び、自分の後ろに回す。


「……何かやると思ったが、ナイフを投げたか」


「僕はナイフを持ち歩いていてね。色々と便利なんだ」


「……どこに仕込んでいるのやら。油断できない奴だ」


イアンはそう呟くと同時に、後ろ腰のFAAファーストエイドアックスを斧形態に変形させながら取り出した。


「ヴィクター、こいつと因縁があるようだが、はっきり言う。おまえじゃ勝てない」


「なに!? うるせぇ! こいつは俺が――」


「いいからどいてろ。おまえは邪魔だ」


「なっ!? 」


イアンはヴィクターの着る制服を掴むと、彼を部屋の外へ投げ飛ばした。


「君は相手の力量を測ることができるようだな。だが、まだ未熟」


「……仕方ないだろう。ワイヤーカフス! 」


イアンは右手を前に突き出し、ワイヤーをガルトに向かって射出した。


パシッ!


「縄? いや、ちょっと違うな……なんだ? これは」


ガルトは向かってきたワイヤーを難なく片手で掴み、手に伝わる感触に首を傾げる。

その行為にイアンは驚く素振りを見せず――


「リュリュスパーク! 」


伸びたワイヤーに雷撃を放った。

しかし――


「おっと。掴んでいたら、危なかったのかな? 」


寸でのところで、ガルトはワイヤーを手放した。


「ちっ……サラファイア! 」


イアンは伸びたワイヤーをカフスに戻すと、両足の足下から炎を噴射させて、ガルト目掛けて急速に接近し――


「死人であるならば、殺人にはなるまい」


ガルトの頭に目掛けて、斧形態のFAAを振り下ろした。


「それは、できればの話だ」


ガルトは後ろに軽く飛び退いただけで、FAAを躱してしまった。


「うっ!? ぐっ……」


FAAを振り下ろしきったと同時に、イアンが呻いた。


「君の敗因は勝負を焦ったこと……力の差を感じたのなら、すぐに逃げるべきだった」


ガルトは床に着地しつつ、正面のイアンにそう呟く。

その時の彼は、自分の後ろで手を組んだままである。

よろめくイアンとは対照的に、余裕のある佇まいであった。

ガルトは後ろに飛ぶ一瞬、イアンの腹を蹴りつけていたのだ。


「まだ……終わっていないぞ…」


イアンは体勢を立て直し、FAAを正面に構える。


「ふむ……その服、頑丈にできてるね。じゃあ、刃物は通るのかな? 」


「……!? 」


イアンは慌てて、体を横にずらす。


「うっ…! 」


イアンの表情が僅かに歪む。

彼は痛みを感じており、その痛みは左腕から来ていた。

一見、イアンの左腕に異常は無いが、そこにガルトが投げたナイフが掠ったのだ。


「……服が破れない……切れない服なのか? じゃあ、刺すのはどうだ」


ガルトは淡々とそう呟いた。

彼はイアンの前に立っているだけである。

そして――


「ぐっ!? あっ!? 」


気づいた時には、彼からナイフが放たれているのだ。

その速さはとてつもなく、手の動きは目で負えない。

見えるのは、振った後の静止した手で、何かをしたということ以外は分からなかった。

そして今、ガルトが放ったナイフは三本。

そのナイフはいずれも、イアンの体に命中しており、そえぞれ右肩、左肩、右太ももに突き刺さっていた。


「……くくっ、刺すことには抵抗が少ないみたいだ」


ナイフが体に突き刺さり、身動きが取りづらくなっているイアン。

彼の姿を頭の中で想像し、ガルトは楽しげに笑った。

体に激痛が走る中、FAAを持っているのも限界であったイアンだが――


「……う……うおおっ! 」


最後の力を振り絞るかのように、勢いよくFAAをガルト目掛けて投げつけた。


「悪あがき……まず当たらない」


ガルトは軽く頭を下げるだけで、FAAを躱した。


「さ…先ほどから、オレの攻撃を……目を開いていないのに、何故……」


「目を使わなくても、音で周囲の状況を把握することができる」


イアンの呟きを聞き、ガルトが答えた


「私は目が見えなくなった代わりに、耳が異常に発達してしまってね……厄介なものさ」


「厄介だと? 」


「ふっ……君には分からないさ。さて、そろそろ君の相手も疲れてきたな」


「……くっ」


ガルトの発言を聞き、イアンの額から一滴の汗が滴り落ちる。

今のイアンに、ガルトの攻撃を防ぐ術は無いのだ。


「イ、イアン! もうおまえじゃダメだ! 代わりに俺が――」


「邪魔だと言ったはずだ。離れていろ」


「ぐ…け、けどよぉ…」


ヴィクターがイアンに駆け寄ろうと、部屋に足を踏み入れようとしたが、イアンに強く言われ、その足を止める。


「いいから離れていろ! うおおおっ! 」


イアンは激痛をその身に感じながら、右腕を振り――


「ワイヤーカフス! 」


ワイヤーを伸ばしつつ、ガルトに目掛けて振り回した。


「まだ足掻く…無駄だと分からないか」


ガルトは呆れた表情を浮かべながら、振るわれたワイヤーを躱す。


「……! シルブロンス! 」


その時、イアンの足元が銀色に光りだす。

彼はシルブロンスを呼び出したのだ。


「な、なんだ? これもイアンの力…」


銀色の光の眩さに、ヴィクターは手で目を覆う。


「む? 」


ガルトは、イアンが何かをしたということを感じ取ったが――


「遅い」


その時、既にイアンはシルブロンスを掴み、頭上に振り上げていた。

イアンがワイヤーカフスを使ったのは、シルブロンスの対応を遅らせるためであった。

優れた耳を持っており、攻撃を躱すことができても、回避行動をしている最中では、別の攻撃に集中できない。

イアンはそう考え、実際に――


「ふぅ……縄のようなものを出したのは、それのためだったか」


ガルトの対応は遅れていた。

しかし、その遅れはほんの数秒、否、一秒の時が経つよりも短い間だけであった。


「……な……に…」


イアンは声を振り絞るようにそう言うと、膝から崩れ落ち、床に座り込んでしまう。

持っていたシルブロンスも銀色の光になって霧散し、それを持っていた右手がだらりと床に垂れ落ちる。

その右手首には、ナイフが突き刺さっており、彼の体は血まみれであった。

シルブロンスを振る寸でのところで、ガルトはイアンの右手にナイフを投げつけたのだ。


「イアン……おい、イアン! 」


ヴィクターがイアンに駆け寄ろうとした時――


「む! いい声だ。その声の悲鳴が聞きたくなった」


ガルトが笑みを浮かべながら、そう呟いた。


「……! 」


その時、ヴィクターはガルトに視線を向けていた。

ガルトの胸の辺り、そこが一瞬白く光るのをヴィクターは見ることができた。

そして、ガルトがしようとすることを理解し――


「やめろおおおおおお!! 」


叫び声を上げた。


「……いい声だ」


ガルトはそう呟くと同時に、一瞬でナイフを投擲した。

ナイフはまっすぐ、イアンの喉元を目掛けて飛んでいく。

そのナイフの動きは、イアンとヴィクターには捉えることはできない。

ガルトだけが把握しており、誰にもそのナイフを止められる者はいなかった。


キンッ!


しかし、ナイフがイアンの喉を貫くことはなかった。


パシッ!


そして、突然ガルトが右手を上げ、何かを掴むように拳を握り締める。


「……くくく…君が来たか」


ガルトは楽しげに笑みを浮かべると、掴んだ物を前方に投げ返す。

イアンの元に辿り着いたヴィクターは彼の体を支える。


「……オジさん」


イアンを支えたまま、後ろに振り向くと、部屋の入口にジグスが立っていた。

ジグスの手には、投げ返されたダーツの矢が握られていた。


「ふふ、君と決着をつける場所はここじゃない。ヒントをあげよう。この鍵は時計を爆弾に変える力を持っている」


ガルトは、右手に持つ鍵をジグスに見せつけるよう腕を上げた。

その後、落ちていた箱型の時計を拾い上げる。


「さっき、この時計を爆弾に変えた。爆弾の威力は時計が大きいほど強くなる。まず、この爆弾の威力をしるといいよ」


ガルトはそう言うと、時計を放り捨てた。


「ヴィクターくん、イアンくんをつれて、急いでここから出るよ! 」


「う……おう」


ジグスはイアンを抱えるヴィクターと共に、店の外へ向かう。


「また会おう、ジグス。あの場所で…」


部屋を出て行く際、ジグスとヴィクターはガルトの言葉を聞いた。

そして、時計が眩い光を放ち――


ドオオオン!


周囲を破壊し尽くす爆炎となった。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ