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元勇者  作者: †牧†
5/7

元勇者5


宿屋にて


「さて……今日はもう遅いから寝るか」


「まっ待ってください!!ジンライ様!!ねっ寝るってその一緒にですか!?」


何考えてんだ?鼻血だしながら……


「一部屋しか空いてなかったんだから仕方ないだろう?」


「いっいえ覚悟はできていたのですが、まさかいきなりだとは…いっ嫌なわけじゃないですよ!!ただ恥ずかしいというか何というか……」


勘違いもここまでくるとやべぇな…


「心配するな。お前にそんな事しようと思わん。俺は椅子で寝る。」


「えっ!?だっ駄目です!!ジンライ様はベットで寝てください!!私が椅子で寝ます!!」


譲りそうにない目だな…


「わかった。一緒にベットで寝よう。俺は何もしないから安心して寝ろ。」


「はっはい!!」


「あっそれと、明日はハンターギルドにいくからな」


「何故ですか?」


「お前を登録しないといけないからに決まってるだろ。」


「むっ無理ですよ!!私、魔物ですよ!!」


「大丈夫だ。俺を信じろ。」


「ジンライ様…」


泣くなよ…



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