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元勇者5
宿屋にて
「さて……今日はもう遅いから寝るか」
「まっ待ってください!!ジンライ様!!ねっ寝るってその一緒にですか!?」
何考えてんだ?鼻血だしながら……
「一部屋しか空いてなかったんだから仕方ないだろう?」
「いっいえ覚悟はできていたのですが、まさかいきなりだとは…いっ嫌なわけじゃないですよ!!ただ恥ずかしいというか何というか……」
勘違いもここまでくるとやべぇな…
「心配するな。お前にそんな事しようと思わん。俺は椅子で寝る。」
「えっ!?だっ駄目です!!ジンライ様はベットで寝てください!!私が椅子で寝ます!!」
譲りそうにない目だな…
「わかった。一緒にベットで寝よう。俺は何もしないから安心して寝ろ。」
「はっはい!!」
「あっそれと、明日はハンターギルドにいくからな」
「何故ですか?」
「お前を登録しないといけないからに決まってるだろ。」
「むっ無理ですよ!!私、魔物ですよ!!」
「大丈夫だ。俺を信じろ。」
「ジンライ様…」
泣くなよ…