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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

幸せ見つけるパンツ! ~ミニスカートを自分から持ち上げてしまうような子に、あなたは質問された。あなたは間違った返答をしてしまったけれども、彼女は答えを間近で見せてくれた。あなたは嬉しいし、幸せに思う~

作者: 栗野庫舞

漢字入り。

 あなたはかわいい女子と会っていた。


 その女子は、急にミニスカートをたくし上げるので、あなたは驚いてしまう。


 あなたの正面では、彼女の下着の前面が完全に見えている状態だ。あなたが恥ずかしくなってしまうぐらいに、大胆に太ももと下着が(さら)されている。


 彼女の下着は白で地味だが、どうやら薄い青色の小さな線模様が、いくつか入っているようだ。とても分かりづらい。


「よく見てね。分かるかな? 幸せを見つけられる?」


 下着を見せてくれている女子が、そんなことを聞いてくる。


 あなたはどのように返答すればいいのか、少し考えた。その後に、下着を見せてもらえて幸せだと、あなたは言葉を返した。


「そうじゃないよ。やっぱり分からないか……。――ちょっとごめんね」


 あなたにとって、さらに大胆な行動が始まる。


 彼女はスカートから離した両手を、あなたの顔の両側に持って来た。そのまま、彼女のほっそりとした両手によって、あなたの顔が強引に沈めさせられる。この直後、あなたの顔が彼女のスカートの中に入った。


 あなたのすぐ目の前で、彼女の白い下着が広がる。


 ようやく、あなたは気づいた。


 よく見ると、下着に入った薄青の線は単なる模様ではなかった。少し斜めに向かって書かれた『幸せ』の二文字が、何ヶ所か表面に書かれている。


「ほら、下着に幸せって入っているでしょう? 模様みたいに。あなたなら、もしかしたら見つけられるかと思ったんだけどなぁ……」

 あなたの上から布()しに、彼女の声が降って来た。


 やがて、あなたは解放される。あなたの頭をスカートの外に出して、彼女が後ろに下がったからだ。


 あなたは背を伸ばし、体勢を戻す。


 この時にあなたが見たのは、頬を赤らめた、彼女の恥ずかしそうな様子だった。かわいい女子に大変似合う、心()さぶられる表情をあなたに向けている。


「――でも、あなたは、私のことは見つけてくれたよね」


 あなたと出会えたことが幸せだと言わんばかりに、彼女はあなたに素敵な笑顔を見せるのだった。


                    (終わり)

初見で分からないのが正解でした。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。このような作品は色々とありますので、読んでいないものがあったら、ぜひお読み下さいませ。

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