36.朝食はしっかり食べましょう
お待たせしました(;・∀・) 久々の更新です。
少し短いです・・・ごめんなさい〜(´・ω・`)
おはようございますリアです。
何故か朝寝覚めたらルゥさんがピクピクと打ち上げられた魚のようになっていました。
「お、お胸マクラ……アカン(嬉しすぎて)死んじゃう……天国、いや楽園でしたが色んな意味で危険だわ……」
何か呟いていますがよく聞こえませんね。私の寝相が悪かったのでしょうか?
「大丈夫ですかルゥさん?」
「だ、だいじょばない……」
「ええっ!? 私の寝相が悪くて潰しちゃいました!?」
「あ〜まぁ〜うん……(お胸に潰されそうになってました!)少しだけ……」
「それは申し訳ないことをしましたね。ごめんなさい」
「いやいやいやいや! 大丈夫! 大丈夫だから! ちょっとだけだし!」
ルティアさんはそう言いますが今度から気をつけた方がいいですね。私、寝相悪かったのですね。知りませんでした。
「あ、あの朝食はご飯でもいいかな?」
「ああライスですね? ルゥさんのご飯は何でも美味しいから大丈夫ですよ」
何でしょうか? 話を逸らされた気もしますが朝食を聞かれましたので思わずそちらへ意識が(笑) だってルティアさんのご飯は本当に美味しいですから。
「ご飯は収納しているの出すけど、おかずは出汁巻き玉子でいいかな?」
「出汁巻き! いいですね!」
「オッケー! じゃあコンロだして作るね」
素早く収納から取り出したコンロと四角いフライパン。あのフライパンを初めて見た時は「何で四角いの?」と不思議に思いましたが玉子焼きを作るのを見た時に納得しました。クルクルと巻かれる玉子が見ていて楽しかったです。
「溶いた卵をク〜ルクル」
いつの間にか手早く準備した卵をフライパンへと流し込みクルクルと器用に巻くルティアさん。あっという間に”出汁巻き玉子”が出来上がりました。
「これと作り置きしておいたおにぎりをのせて〜完成っと」
鮭の混ぜご飯おにぎりとアツアツ出汁巻き玉子です。鮭ですよ! 鮭! いりゴマと混ぜ合わせた鮭の身がたっぷりなおにぎり。ライスを握ったものを”おにぎり”というそうです。温かいうちに食べましょう。
「「いただきます」」
ルティアさんに教わった食事前の挨拶をしてからアツアツの出汁巻きを口へと運びます。うん美味しい! ルティアさんの作るものにアマテラス大陸のものが多いのですが好物なのですかね?
「ハグハグハグ……朝はしっかり食べないとね。あ、味噌汁あったんだった。いる?」
「食べます! あのミソスープはほっとする味で好きです」
「だよね〜味噌はうまうま〜」
収納から取り出されたアマテラス大陸で飲まれているというミソスープをふうふうと冷まして流し込みます。出来立てを収納へ入れていたのかアツアツです。今日はトーフとワカメのミソスープですね。このトーフというのがまた柔らかくて美味しいのです。
「あちちっ! でもうまうまなのだ」
「美味しいですよねミソスープ。他のも美味しいです。朝からたっぷりです」
「そだね〜。朝はしっかり食べて1日乗り切ろう」
ルティアさんはお箸という道具でもぐもぐと召し上がっています。あの箸という道具で私も食べてみたいのですが難しくて絶賛練習中なのです。
「ところでルゥさん、朝のデザートは何ですか?」
「……アナタ……出汁巻き追加と山盛りご飯と味噌汁おかわりしてまだ食べるんデスカ……」
何故カタコト!? スイーツ大事だっていつも言ってますのに。
「あ……うん……それがリアたんだね……えと果物でもいいかな?」
「え……」
「・・・・・・(アカン、食べる気マンマン! 仕方ない、今日は和食だったからわらび餅(少量)を出すか)どうぞです……」
「ありがとうございます! あ……大盛りでもよかったのですよ?」
ルティアさんが取り出したスイーツは少しだけでした。残念です。モチっとした食感のそれを口に頬張り堪能します。このモチモチ感ときな粉という甘い粉と黒い蜜がたまりませんね!
でも少ないです……くぅ、お昼もおやつもありますから我慢です!
「いや……ガマンってアナタ……また体重増加して泣くことなるで」
はい、聞こえません! 聞こえませんったら聞こえません! ……もし増えたらまたトレーニングですね……シクシク……。
ルティアさんの呟きを聞き流しつつ、ミソスープを口にするのでした。
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