閑話14の11、自転車旅行の思い出11
ノンフィクションですよ。
静岡から御前崎までは50kmぐらいある。
有名な太平洋岸移転車道の区間だ。
安倍川河口付近から国道150号線を西に向かい、途中から丸子川沿いに北西方向に向かう。
丸子の街は観光客も多い。丸子川沿いの道も注意して走らないといけない。
この辺にはとろろ汁で有名な店もある。ちょっと寄っていくのもいい。
近くには梅園もあったな。
このあたりで旧国一とバイパスが同流して宇津ノ谷峠に向かって登っていく。
宇津ノ谷峠をトンネルで越えて少し行ったところでバイパスと旧道に分かれる。
かなり前の話だが夜遅くこの旧道を車で通ったことがある。
その時、商店の前にあったバス停の横に動物の目が光った。
狸が後ろ足で立ってこちらを見ていた。
バスを待っていたのか?
ちょっと怖かったので早く後ろも見ずに通過した。
その後昼間にそのあたりを通ったが商店もバス停もなかった。
夢でも見ていたのか?
そんな経験をした岡部の街だがここから岡部川沿いに走っていくことができる。
土手の道は気持ちがいい。
岡部川は朝比奈川に合流してさらに河口に向かって走る。
朝比奈川は瀬戸川に合流して焼津にたどり着く。
春には土手に菜の花が咲き、気持ちのいいコースだ。
車道との交差するところも場所によっては道の下を通るところがありよく整備されていた。
瀬戸川を渡り焼津港付近に着くとそこからは国道沿いの歩道を通ることになる。
そうして大井川まで進んだ。
気が向くと150号線を離れて小川港やディスカバリーパーク焼津などを寄ったり大井川河口で野鳥の観察したりもした。
大井川を渡ると自転車道は軽便鉄道の廃線跡を辿る。
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