閑話14の5、自転車旅行の思い出5
ノンフィクションです。
広島には数日間滞在した。友人たちについて核廃絶に関する世界大会にも参加させてもらった。
被爆者の方との交流も持たせてもらった。身近なところで被爆者の方がいたり被爆二世の方がいるのに驚いたのを覚えている。
平和式典の翌日だったと思うが広島を出発した。
夜出発のフェリーで別府に向かった。
自転車を持っての初めての船旅だ。
私は船旅が好きだ。
八丈島に行ったこともある。神津島にも行った。伊勢から東京までフェリーに乗ったこともある。
どれも友人らと一緒だったが・・・・。
初めての一人での船旅。興奮していたが興奮して疲れてぐっすりと寝てしまい起きたら別府が見えていた。
別府と言ったら温泉!だけどあの頃はむしろ自然景観や動物に興味を持っていた。
今だったら温泉を優先しただろうね。
だから行ったのは高崎山。
猿と戯れて来た。
あまり時間がなかったのでさっと見てさっと次のところに向かったのだが。
次の目的地は阿蘇山。
別府から湯布院へ。今だった一泊して温泉に浸かっただろうな。
実は別府の観光名所を巡るのを忘れていた。何とか地獄も見たかったなあ。
湯布院から九重連山を経由して阿蘇山へ。
行けども行けども山ばかり。
あまり景色が変化しなかったような思い出がある。
暑かったが無事に阿蘇の外輪山を越えてカルデラの中に到着。
阿蘇では温泉に浸かった。いい湯で疲れもだいぶ癒された。
印象に残ったのは九重連山の山並みだったが・・・。
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