30の4、旅立ち4
ここで一区切りです。
旅立ちの朝。
早朝、ビュテル共和国の首都の南門のところにいる。ここからカルクロ王国に続く街道は朝霧のために30mほどしか見えない。
まあ、朝霧のお陰で少し幻想的でいい雰囲気を出してくれている。
私たちの自転車旅への出発にふさわしい風景だ。
見送りには多くの人たちが集まってきた。
私の妻たちだけでなく行政の関係者、騎士たちや商人たちも集まってきている。
早朝なのにこんなにも多くの方が見送りに来てくれてうれしい事だ。
他国からやってきている大使たちも来てくれている。
折角だから一言と言われて挨拶をすることになった。
「早朝からお集まりいただきありがとうございます。世界を知り、理解することがこの国やこの世界の役に立つと考え、世界中を旅することにしました。すぐに『転移』を使えば帰ってきますが今回は自転車を使ってのんびりと旅をして見聞を広めるつまりです。・・・・」
その後もいろいろ話させていただいたができるだけ簡単に終わらせた。
「それでは行ってきます!」
レイナさん・クレハさんとともにそれぞれの自転車に乗り、出発する。
さあ、楽しみだな。
お読みいただきありがとうございます。
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次話は少し間隔を開けていて投稿します。




