表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自転車で行く異世界旅  作者: TKSZ
1章、異世界で
59/144

28の4、黒幕4

短めです。



結局は創造神と邪神の争いに巻き込まれて様な感じがするのは私だけだろうか?

それも創造神は直接介入はできないというルールを作って私に丸投げということしているのか。

邪神は一連の騒動の黒幕だろうが、もう一人の黒幕は創造神ではないかと思う。


「で、君は黒幕2号の私にクレームをつけに来たという訳か」

「そうですね」


神殿で創造神様と話をしている。


「直接介入に関しては神界で新しい世界を作るときの基本ルールだから納得して欲しいな。相当の事態、他の世界に影響を与えるということにでもなれば緊急事態で対処することもある。その時はその世界を消滅させることもあり得るのだがね」

「野蛮すぎませんか」

「そうならないように努力しているよ。邪神は下級神でこの世界だけでしか活動できないから他の世界には影響を与えることがない。他の世界にもその世界の邪神は存在するけどね」

「では地球でも?大丈夫なのですか?」

「ああ、邪神も節制を持っているからね。邪神もその世界を作ったときの副産物なんだよ」

「それでは邪神を生み出したのは創造神様ですか」

「そうとも言える。でも考えてみてごらん。負の感情がない世界を。負の感情は正の感情や進歩をしていこうという原動力になる。負の感情がなければ進歩も何もない。どうしても小さな差別や優劣は存在する。それは認めなければすべての人が不幸な世界になってしまうと思うけどね」

「確かにそうですね。それでは差別をなくそうという私の行動は間違っていたのでしょうか?」

「そんなことはないよ。先ほども言ったが小さな差別や優劣は許容されるが人権に影響するようなものは許容できない。身分制度は存在する。能力の差も存在する。それはは認めなくてはいけない。だが不当に能力を評価するのはまずいね。この世界にとっても不幸なことだ」

「そうですね。その人物の持つ能力や努力を正当に評価し、社会に生かせる世界にしたいですね」

「ということでよろしく」

「丸投げかよ!」

「創造神は直接介入できないので、てぇっ」

「かわいくない」

「かわいい子を希望か。パレステちゃんかわいいだろ。しょうがないなあ。もう少し介入できる神見習いや下級神をサポートに派遣するか。ますます君のハーレムが充実しそうだね」

「ハーレムじゃありません!手伝いは助かりますけど」

「それじゃよろしく」


創造神様に丸め込まれたような・・・。

結局は創造神様の掌で踊らされているのかな?

真の黒幕は創造神様か!

お読みいただきありがとうございます。

評価やブックマーク、ご意見やご感想をいただければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ