27の1、ロコンさん救出1
短めです。
「やっと情報が得られました」
「そうか、でどこにいるのですか?」
「皇都の西にある魔法研究所の地下施設にある封印の間のようです」
「それではすぐに」
「レイナさん、待ってください。その施設のことを知っているのですか?」
「知りません。しかし一刻も早くロコンを救出に行かなくては」
「どのような施設かわからずに行くのは無謀ですよ。そこにいるロコンさんを傷つけてしまう可能性だってあります」
「それは・・・・」
以前レイナさんと捕まり、レイナさんを逃がすために力を使ってスルベール帝国内に残ったロコンさんの居所がやっとわかった。
彼女は仮死状態でその施設にいるらしい。
そして彼女の仮死は彼女が使った術によるものだとはわかっているのだが封印の間の影響で無限図書館で詳細を知ることができなかった。
ロコンさんを見つけるのにスルベール帝国が解放されてから半年以上かかったのも封印の間の影響だ。
わかっているのは封印の間までの経路に多くの罠が設置されているということだ。
まあ、私には何ともない罠なのだが。
ロコンさん自体の使った術に関しては無限図書館で知識を得た。
どのように解除しどのようにロコンさんを回復させるかもわかった。・・・・・理論上は。
封印の間がどういうものかも解明しておいた。・・・・・理論上は。
しかし両方の相互の影響による現状は完全に解析できない。現地で観察調査と解析を行わないといけない。
ロコンさんを無地に救出するために慎重に行動したい。レイナさんが暴走気味なのが心配だ。
調べられることは全て調べて必要な魔道具や魔法薬はしっかりと用意した。
どのように救出を行うのかということを会議室で話し合っている。
今回参加するのは私とレイナさんとクレハさんとハツキさんと聖女パレステさんだ。
わかっていることはすべて全員で共有した。
救出方法もよく確認した。ただ現場での状況でどのようにするか変わってくる。
その点もいくつかの選択肢を設けそのことを共有した。
その中には状況を把握しただけで一時撤退というのもある。
会議ではレイナさんも理解してくれたが、実際それを選択したときレイナさんが納得してくれるか心配だ。
救出作戦の準備はできた。
明日、ロコンさんの救出に向かう。
お読みいただきありがとうございます。
評価やブックマーク、ご意見やご感想をいただければ幸いです。




