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自転車で行く異世界旅  作者: TKSZ
1章、異世界で
49/144

26の5、新たな国5

短めです。



この国の産業をどのように育てていくか?

それは重要課題だ!

今のメインの産業は大森林での採集と狩り。

これでは多くの国民を受け入れ国を運営していくことはできない。

産業を育成し経済活動を活発にしていかなければ役人の給与も払えない。

今は私の魔力(神力?)で色々な開発やモノづくりをしているがそれではだめだ。

資金的には各国からの援助でやっている。

スルベール帝国での獣人をはじめとする元奴隷を引き受けているのだからということでの援助だ。

これはいつまでも続くわけではない。だから産業を育成・・・いや起こさなければならない!

この国の大きな財産は何か。知識や技能と言えればいいのだがそれはこれから教育によって育てていくしかない。

今はあるのは大森林。

そう、森林の恵み。

そうすると観光・・・か。

農業はすでに育成中だ。魔道具を利用した農産物を出荷できそうだ。

鉱山資源は洞窟のいくつかから有用な鉱物が見つかっている。

岩塩も見つかっておりこれは助かった。

塩をすべて輸入というのは大変だからね。かなりの埋蔵量があるからむしろ輸出できそうだ。

塩に関しては塩湖もあるのでそちらでの塩づくりも考えている。岩塩とは異なる塩が作れそうだ。

そちらは塩水からの塩づくりを教えなくてないけないよね。

塩化ナトリウムを多く含む温泉もあるので温泉塩も作れそうだ。

日本でも温泉から作った塩は味わいがあり高級品だよね。


魔道具の作る技術も教えていきたいが私のチートな方法ではまずいので研究機関でハツキさんが中心になって研究し、教育で技術者を養成していくつもりだ。

これは時間がかかりそうだね。

今は各国からの要請で私が魔道具を作って出荷している。これがかなりの収入になっている。私個人ではなく国としての収入だ。

この国の施設、住居やインフラなど多くの魔道具が設置してある。今は私がいるからいいけどこれからもこのような魔道具を便利に使える国にしていくには技術者の養成は重要だ。


観光の育成はどうするか。

見れるものは大森林にある景観。滝、川、山。

大自然の中で自転車を楽しむのもいいだろう。

温泉もあるので温泉施設も整備したい。

大森林の恵みを活かした幸の提供。

お土産の考案も大事だよね。

リピータの増える観光を育成していかなくてはいけない。

まずは自転車を楽しめる施設を作ることにした。

伊豆にあるような自転車やサイクリングを楽しめる施設だがよりゆったりと自然と触れ合うコースを作った。

自然を破壊せず共生できるように工夫をしておいた。

近くには温泉宿もあり、安全にハイキングも楽しめるようになっている。

魔物や獣対策は魔道具でしっかりと対処している。


産業育成は時間がかかるだろうけど何とかなるかな。

お読みいただきありがとうございます。

評価やブックマーク、ご意見やご感想をいただければ幸いです。

次話は閑話です。

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