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自転車で行く異世界旅  作者: TKSZ
1章、異世界で
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閑話10、タムテル王国での交通ルール

短めです。



タムテル王国で自転車使用するには免許を必要にすることになった。今までタムテル王国には自転車がないから都合がいい。

免許を取得するには2時間の講習と試験を受けることを義務付けた。

並行してタムテル王国内での交通ルールも整備した。交通標識も作った。信号も整備した。左側通行で日本の交通法規を参考にした。

魔動車に関しては以前から講習会があったが左側通行以外のルールは教えられていなかった。

街中では衛士が交通整理に当たっていたが主要道だけでそれも衛士によって誘導の仕方が大きく違うようだ。そのような点も含めた交通ルール整備だ。

自転車は基本的に専用道を走るようになっている。暗くなれば必ず照明をつけるように義務付け、速度制限も設けた。

使用できる自転車は安全検査に合格しなくてはいけない。事故の時に搭乗者が保護されるように魔法が発動する魔道具をつけることも義務付けた。


「少し過保護じゃありませんか?」

「初めての自転車が一般に使われる国だから少しぐらい厳しくしておきたいんだよね」

「そんなものなのですか?今までのタカシさんの自転車走行は速度違反ですよね」

「まあ、これからは気を付けるよ」

「そうしてください」


自転車用高速道路も整備したいな。できるだけ自転車道を立体交差にしたけどもっと色々と工夫をしたいな。

タムテル王国には1万台のレンタル自転車を提供した。いろいろな安全装備を付けた関係で高くなったので購入できるのは有力貴族と商人だけだろう。

だから割安にレンタル自転車を用意した。このレンタル自転車も増やしていきたいと思っている。

交通ルールにそった形で自転車や道路にもいろいろと仕掛けをしておいた。とくに王都はただ自転車道を整備しただけでない。

自転車が大幅に制限速度をオーバーしないようにしてある。自転車道から自転車が情報を受けとり自動で速度を落とさせる。

自転車には追突防止装置もついている。ルールと技術をうまく融合させたつもりだが王都と主道路にしかまだ自転車道はないのが問題だ。

あと他国から自転車での入国をどうするかもまだ最低限の整備の確認と魔道具の貸与しか実施していない。

他国にも交通ルールの整備をお願いしているがまだ時間がかかりそうだ。

お読みいただきありがとうございます。

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