閑話8、スルベール帝国の現状
短いです。
風邪気味で仕事中。
スルベール帝国を一言で言えば一部の支配階級と奴隷で構成されているの国だ。
支配階級は皇族・貴族・官僚・豪商・豪農たちだ。
わずかに自由民と呼ばれている帝国に拠点を持たない平民はいる。
彼らは支配階級からおこぼれをもらっているので今は支配階級に従っている。
傭兵も帝国に拠点を持たない。彼らも軍事色の強い帝国では稼げるので支配階級寄りだ。
森や山に住む獣人族の中には平民もいるがわずかだ。支配階級からうまく逃れているようだがかなり苦しい状況だ。
残りは奴隷だ。その数は人口の9割を超す。
奴隷のすべては支配階級が所有している。
奴隷は人権を認められていない。生きるも死ぬも所有者の意のままだ。
使い捨てにされている。まあ、殺すともったいないという感覚は所有者にもあるようだ。
約30年前に奴隷にお首輪が作られてから平民の奴隷化が急速に進んだ。
今は奴隷の8割が奴隷の首輪をつけている。
だが、奴隷にお2割程度は奴隷の首輪をつけていない。それには理由がある。
一部の良心的な支配階級が平民を守るために形の上は奴隷として登録し機会があれば他国に逃がしているらしい。
そのような奴隷には当然だが奴隷に首輪はついていない。
このような状態では貧富の差がひどくなる一方で結局労働意欲が失われ、農地や町は荒れ、森や草原からの恵みの乱獲がおこり、自然破壊も進んでいる。
このままでは帝国は滅びる。危惧した支配階層は豊かそうな隣国を侵略しようとしている。
その対象がカルクロ王国だ。今、スルベール帝国は謀反を起こした第三皇女を捕らえるという大義名分のもとカルクロ王国を侵略しようとしている。
お読みいただきありがとうございます。
評価やブックマーク、ご意見やご感想をいただければ幸いです。
明日、次話を投稿したい。




