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自転車で行く異世界旅  作者: TKSZ
1章、異世界で
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14、鉱山都市ゴード

昨日は忙しくて投稿できませんでした。

今日も仕事の合間に投稿です。



「お疲れ様でした。少し休みますか」

「そうだね2時間ぐらい休んでから食事にしよう。今日中にはゴードには着きたいよね」


真夜中から始まった盗賊団討伐。

盗賊団を倒し、尋問をしてアジトを壊滅して連れ去られていた人たちを救助した。

先ほど日の出を迎えた。時刻は6時、8時ぐらいまでは休みたい。

自動警備にして短い睡眠をとる。


8時時に起き、素早く食事を摂って9時には出発できた。

鉱山都市ゴードまでは約160km。5時間強の道のりだ。

途中に現れた魔物は私が倒した。ハンターや騎士たちは疲れているようなので私の魔法でちょちょいと倒した。

途中からは山道なので進むペースが落ちたが、昼食の休憩を含めて7時間、16時には到着した。

すぐに運んできた物資を納品する。特に医薬品は大事だ。商業ギルドには物資の到着を待つ商人や医療関係者が多数集まっていた。

医薬品をはじめとする物資の不足は深刻なものだったようだ。

私も含めて治癒魔法を使える者は医療機関に行き滞っている医療活動に協力した。どうしても治癒魔法の使い手は領都に集まる傾向がある。

それを補うのが魔法薬など領都から運ばれる医薬品なのだ。

医療活動に参加していない者は代官との打ち合わせや情報収集にあたった。

今回かなりの人数を救出したわけだがまだ救出されていない人たちも多くいる。ゴードでは獣人を中心に誘拐事件が多発しているとのことだ。

今回救出した人たちは多くが馬車で移動中に襲われた人たちだった。またゴードとクレハスの間には自称盗賊団の最大のアジトがあるらしい。

ここにはさらに多くの人たちが捕らえられているらしい。

医療協力や情報収集などが終わり全員が代官屋敷の離れに集まれたのは21時を過ぎた時間だった。

食事はすでに各自で済ませている。今から明日以降の日程を検討する。

まず一つアジトを殲滅し、捕らえられていた人たちを救出したことで自称盗賊団や繋がりを持つ貴族がどのように動くか気になる。

できるだけこちらの盗賊団討伐の情報は漏れないようにしているが私たちがゴードに到着したことから残っている盗賊団情報が流れていると考えられる。

盗賊団は通信の魔道具を持っていなかったが定期的に情報伝達を行っていたようだからそれが途絶えてのだから警戒するだろう。


「早い救出が望ましいでしょうね。捕まっている人たちに危害が加えられる心配があります」

「そうですよね。ところでこの町の貴族の様子はいかがですか」

「代官は大丈夫でしょうが、側近に怪しい者がいます。監視を専門のハンターに依頼してあります」

「そうですか。わかりました。領主のほうは何か言ってきていますか」

「今回の結果を喜んでいますがあと2つのアジトの壊滅を急いでもらいたいようです。あまり無理は言ってきませんが」

「わかりました。私もアジト壊滅を急ぎたいと思います」

「では明日は早朝からということで」

「いいえこの後早急に壊滅に向かいたいと思います」

「この後ですか?」

「はい」


私の探索や情報収集ではすでに盗賊団に動きがみられる。


「1時間で準備しましょう。最大のアジトの場所はわかっています。移動は自転車で『簡易転移ゲート』も準備してあります」

「こんな短時間で!」


実際には神殿に行って工房をを使わせてもらった。2日ぐらいかけて『魔力アシスト付き三輪自転車』6台と『簡易転移ゲート』4つと作戦実行に必要な魔道具数点を作った。

私は愛車を使う。私以外で『魔力アシスト付き三輪自転車』で移動するのはレイナさんと騎士2名とハンター2名だ。1台は予備として私の収納中だ。

今回の自転車は時速50kmぐらい出る。さらに風防と防御結界が張れるようになっている。攻撃機能はないが防御結界を張った状態でぶつかられた魔物の運命は限られている。

『簡易転移ゲート』の1つは領都の騎士団本部においてある。いつでも出陣ができるようにスタンバイしている。残りのうち1つはゴードに残る騎士団副団長が管理し残りのハンターや商業・ハンターのギルド職員は副団長とともに詰めている。

そして1つは私が管理している。予備の1つは私の収納の中だ。さて魔道具だが1つはこちらの存在を盗賊団に知られないようにする物、仲間同士で連絡を取り仲間であることがわかる腕時計、新しい独房の魔道具だ。

こちらの存在を盗賊団に知られないようにする魔道具は隠蔽系のものだが仲間同士で分からなくなるのは困る。また救出対象からもこちらを認識もらえないのは問題がある。そのあたりの改良が大変であったが魔道具同士のリンクと救出対象と分かった時にこちらを認識できるようにする機能も付けた。

作戦遂行は私とレイナさんとハンター2名と騎士2名、さらに応援の領都からくる騎士20名、そして治癒が行える領都のハンター4名だ。

この30名がお互いに認識できていないので仲間と分かるようにする魔道具が必要だった。通信機能は当然必要だ。


新しい独房の魔道具は指定エリア内の者をすべて内部拡張で作った牢獄に入れるものだ。捕らえられている人たちも一旦は独房に入れるようにした。

独房のほうが変な所より安全だ。そして今回は私が持っていく牢獄の魔道具からすぐに領都の騎士団練習場に置いた牢獄の魔道具へと転移させるようになっている。

選択して転移をさせるようにも設定はできるのだが今回は盗賊・捕らえられている人とまとめて領都に送り独房に入れておく。

そこで魔道具を使って一人ずつ盗賊の仲間ではないことを確認する予定だ。人数が多いので領都でやってもらう。


独房の魔道具へ転移する時には前回の魔道具同様に衣服や持ち物は別のところに転移収納するようになっている。

それでは裸になってしまうので自動的に服を着せるようにしてある。盗賊だけではないので囚人服ではない。食事も1日3食を自動的に与えるシステムだ。

怪我人等もいるだろうし自殺や自傷行為防止のために自動的に治癒魔法が施せるようになっている。これも同じか。

牢屋での様子もすべて魔道具で録画録音できる。独房の各部屋には自動尋問装置が配置してあるが設定は少し違えてある。被害者からは事情聴取となるようにしてある。

これで討伐の準備はできた。


「では行きましょう」


さあ、討伐の時間だよ。

お読みいただきありがとう。

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