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自転車で行く異世界旅  作者: TKSZ
3章、旅は道連れ
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38の5、ハツキとデート5


 優秀なハツキ様は魔道具を作ってくれている。

材料は私が持っている在庫を利用して作ってくれている。


「タカシさんが色々持っていてくれましたので助かります。さすがタカシ様です」


 よくできたいつもは静かな私の奥様はしっかり私を持ち上げてくれている。

それも管理事務所の皆さんの前で。

ちょっと恥ずかしい。

ハツキのいつもとは異なる一面を見ることができたのはうれしいことだ。

今回のデートの大きな収穫だなと思う。

デートで鉱山に鉱石採掘というのはびっくりしたがこれもこれでよかったと思う。


 ハツキが魔道具を製作しているうちにこれからの作戦を考える。

今回は坑道の中の状況がよくわかっていない。

坑道の地図はあるが現在の状況がどうなっているのか私の能力を持っても探索できない。

何かによって妨害されているようだ。

考えられるのは坑道の入り口から100mの地点にいるフルエンメタルゴーレムは3体が何かを持っていることだが・・・。

そうするとまずこの3体を倒して全体の状況を把握するのが重要だということになるのかな?

まずはできた魔道具を使って入り口付近に障壁を作る。

そして高速で移動してフルエンメタルゴーレムを破壊して核の位置を調べる。

その情報をもとに残りの2体も破壊してその先の状況を把握する。

状況によってそのまま進むか、一度引き返すか、近くで採掘を行うか選択する。

100m行った地点で十分に採掘は行えるらしいので必ずしも奥まではいく必要はなのだから。

管理事務所はフルエンメタルゴーレムの殲滅を期待しているようだけど今回のデートは採掘だからね。

お読みいただきありがとうございます。

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