35の1、多頭竜1
多いって厄介です。
第十階層は多頭竜が三体。
楽?楽じゃないよ。
多頭竜と言ったら頭を複数持つ竜。
双頭竜なんていったら二つの頭を持つ訳だけだ
さらに三つの頭を持つ竜やら八つの頭を持つおろちとか・・・・。
しかし今回の竜はそんなもんではない。
今回の多頭竜は2000の頭を持っていた。
それも三体もいる。
千手観音は1000の手を持つというけど2000の頭って非常識だろう。
因みは多頭竜の足は2本、腕も2本で翼を持ち、体長は40mぐらいだ。
10mという長い首の先に頭部がある。
さらにその頭部はその個体の他の頭があればすぐに再生する。
もう無理ゲーだよ。
聖光砲弾で頭部を狙えば一発で一つの頭部を破壊できるが三体が連携して攻撃する中で2000の頭部ほとんど同時に破壊することは不可能だ。
今はクールタイム3秒で3000発の聖光砲弾を撃つことはできるが次から次に再生する頭部にほとんど攻撃が無意味になっている状態だ。
三体の多頭竜はほとんど私を弄んでいる状態だ。
聖光砲弾ではだめだよね。
さあ、どうする。回避を中心に戦いながらどうしたらいいか考えることにした。
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