33の3、精霊の街の長老との交渉3
「それでは始めます。今までに精霊以外はこの儀式の間に入ったものはいませんがタカシ様には神に認めれた存在ですから許可されました」
儀式の間には私と7人の長老のみがいる。
世界樹が私を儀式の間に入れるかということ自体不安があったが大丈夫だった。
レイナには客間で待ってもらっている。ソラさんが一緒にいて話し相手になってくれているようだ。
おそらくレイナはこの儀式の間に入れないだろうと予想して初めからトラブルを回避する意味でこのような選択を行った。
このことはレイナも納得してくれている。
儀式の間は仄かに明るいという感じの100畳ぐらいの広間だった。
床は材質のわからないふわふわとした植物を感じる物だった。
まあ、世界樹の中だから植物を感じるのは当たり前か。
壁も天井も木質だよね。
天井までは30mはあるかな。
この広間には私たちの入ってきた扉とは反対側に祭壇があった。
祭壇と言っても長机の上に直径30cmはある一枚の深皿が置いてあるだけだった。
その深皿の中には金色に光る液体のようなものが入っていた。
あれは精霊の魔力のようだ。
「タカシさんはその皿の中にあなたの神力を注いでください」
「え、神力ですか?」
「ええ、あなたの神力です」
「どうやったら・・・・」
「あなたなら願えばできますよ」
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