33の2、精霊の街の長老との交渉2
面会の間には7人の精霊がいた。
見た目は人間と区別はできない。
ただ長老というのに見た目では10代から40代というところだ。
しかし彼らは300歳から1000歳以上だという。
彼らは1200歳ぐらいまで生き、最後の1年で急激に年を取るのだという。
7人の精霊のうち3人は女性だ。
最長老のステラ様も女性で1000歳を超しているという。
女性に歳を訊くのは精霊の街でもご法度だ。
ただステラ様が長老の中でも最も若く見えるのは不思議だ。
どう見ても10代後半だね。
ロリバ・・・言ってはいけないね。
思うのもダメだよね。
形式的なあいさつを終え、手土産も渡して本題に入る。
「それでタカシさんは私たちの管理する世界樹の素材を求めているのですよね」
「はい、その通りです。魔法薬の材料として世界樹の葉と花と樹液が必要になっています」
「そうですか。創造神様からもあなた様には協力するように言われています。しかし世界樹の素材の採取には対価が必要です」
「どのような対価でしょう」
「それは世界樹が決めることです」
「世界樹が?」
意味がもうひとつわからない。
世界樹は意思を持っているということだろうか。
今まで得た情報ではそのようなことは得られていない。
「これからこちらの望みを伝える儀式を行い世界樹が意思を示すのは3日後になります」
「精霊な街への対価も必要ですよね。儀式を行っていただくのですから」
「それも世界樹から示されます」
「わかりました」
結局、こちらの望みを伝える儀式を1時間後に行うことになった。
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