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7話 魔王復活

まだまだ頑張ります!

「【人化】。」


龍の姿から人になった。

リヴァは目をキラキラと輝かせて此方を見ている。


「すごい!ドラゴンになったぁ!」


リヴァは子供のようにはしゃぎだす。


「其んな事より、此れから猛特訓を頼む。」


リヴァは真剣な顔に戻り答えた。


「じゃあ、此の島にあるバラディオ大迷宮を攻略して。」


「わかった。」


オレ等4人は島の中心の洞窟に入った。

此れが大迷宮の入り口だ。

薄暗い闇の道で次々にモンスターが襲って来る。


「暗いなぁ。そうだ!【偉大なる光よ 我が前の暗き漆黒の道を 明るき光で照らしたまえ ライトボール】!」


オレの周りに光の玉がいくつか現れる。


「すげーな。よく見えるようになったぞ。」


確かにフレイアの言う通りだ。

先程までは全く見えなかったのがよく見えるようになった。

そう言っている間にボス部屋に着いたようだ。


「此処がボス部屋だな。」


「そうね。」


「前の奴思い出したら怖くなってきた。」


「僕もー。」


「さあ!行くぞ!」


俺は強く扉を押す。

扉はゴゴゴッと言う音を立てて、ゆっくりと開いた。

皆んなは武器を構える。

何だ…彼奴(あいつ)は。

見た感じは二足歩行の豚で、巨大な斧を持っている。

ああ、焼肉食いてぇ。


〈ボスはオークキングです。取り巻きモブはオークロードとオークです。〉


取り巻きモブの事忘れてた。


「行くぞ!」


俺は2本の剣を抜刀し、オークキングに接近した。

スキル使うか。


「【蒼魔弾】!」


手から青色の弾がいくつも出現し、オークキングへ吸い込まれる。

当たった瞬間、物凄い爆発音と衝撃波が襲って来た。

強い。

オークキングのHPは?


〈28700/30000です。〉


押し切ろう。

俺は【蒼魔弾】をいくつも放ち、ダメージを与える。


「【氷槍】!」


巨大な氷の槍が出来て、オークキングの腕に突き刺さる。

やけに動かないな。

先程からずっと攻撃を受けっぱなしで何もする気配は無い。

怪しいと思い、俺は横に走って奴の横顔を見た。

よく見ると超高速で口が動いて、詠唱文を読んでいた。

まずい、長期詠唱文だから、おそらく巨大な魔法を放つ気だろう。


「皆んな退がれ!」


オレはそう叫んだ。

予想は見事に的中した。

オークキングを中心に超巨大な赤い魔法陣が出現して、炎の竜巻を上に向かって放った。


「【雷身】【光速移動】!」


オレは2つのスキルを発動させ、壁を登って、飛び跳ねる。


「【偉大なる魔力よ 我が右手に 放たれる炎を束ねたまえ ガザー】!」


オークキングが放った巨大な炎を右手に集め、圧縮する。

オレは次なる魔法を構築する。


「【我が右手に集まりし獄炎よ 偉大なる土よ 燃え盛る隕石となりて 我が前の敵を殺めよ バーニングエクスプロージョンメテオ】!」


集めた炎と魔法で出した土が混ざりあった隕石が、オークキングの頭上に出現し、物凄い速度で落下した。

爆発音・爆風・地響き共に凄まじい。

オークキングは当然、跡形も無く消し飛んだが、周りの取り巻きモブも吹き飛ばされたり、焼き尽くされたりして、全滅した。

オレは爆風により、吹き飛ばされ、部屋の壁に叩き付けられた影響で、気を失い、地面に落下した。

しんと静まり返った部屋にオレが落下して地面に叩き付けられた音が部屋に響き、皆んなは我に返った。


「「「クロウ!」」」



「…。」


声が出ない。


「…。」


叫んでみるがやはり声は出なかった。

目はやっと開いた。

しかし、視界はぼやけている。

身体は全く反応しないし、音も聞こえず、ずっとキーーーーーンッとなっている。

おい、どうなってるんだ?


〈…。〉


反応してくれない。

おい、ハリス!いるか?


『…。』


反応しない。

意識が朦朧(もうろう)としてきて気持ちが悪くなってきた。

そしてまた、昏睡状態に入った。


しばらくして気が付いた。

さっきよりもよく見えるようになったが耳はキーーーーーンッとなって音が聞こえなかった。


「…。」


声も出ない。

おい、女神。


『…。』


文字は?


〈…。〉


一体どうなってるんだ。


また、眠った。



「…ぃ。起きろ。」


声が聞こえた。

目を開けると黒髪で深緑に光る瞳をした少年が話し掛けて来た。


「…だ……れ…だ……。」


声ははっきりでは無いが掠れ声は出た。


「ほぉ。此の俺様に其んな口調で。舐めんな。」


少年は足からナイフを出して、オレの首の皮を浅く傷つけた。

血がトロッと一滴、首を沿って流れる。

痛かった影響で神経は回復したことがはっきりわかる


「…っ。」


「俺様は魔王マディアルド。此の世界を滅ぼす為に復活した。」


「…な…ん……だ…と…?」


マディアルドはパッと消えて俺の腹に衝撃が走る。


「グハッ……き…さ……ま…。…な…ぜ……オ…レ……を………。」


オレは奴に殴られて血を吐いた。


「ふははっ!其れは、実験代だからだよぉ〜!ふはははははっ!」


そう言って奴は立ち去った。

作者「はい!どうも皆さんこんにちは!作者の浅葱 清流です!」

ハリス「Hey!yo!どうもー!ハリスだyo!」

作者「はい!という訳で何ともシリアスな展開に持ち込まれてしまった!W(`0`)W」

ハリス「持ち込んだのお前だろ!( ̄Д ̄)ノ」

作者「自分でも此の後の展開が気になります!o(^▽^)o書いててめっちゃ楽しいぃぃぃぃっ!(((o(*゜▽゜*)o)))」

ハリス「私の子羊が…(しくしく)(T_T)」

作者「さあ!此の後はどうなるか?!楽しんで行ってください!自分も頑張りますので応援宜しくお願い致します!( ̄^ ̄)ゞ」

ハリス「ポイントも宜しくお願い致します!(^ー^)ノ」

作者「無事にクロウが帰ってきたら乾杯しよっか!o(^▽^)o」

ハリス「そうね!\(^o^)/」

作者「其れでは、次回!8話 蘇る記憶!お楽しみに!」

作者&ハリス「バイバイ!(^-^)ノシ」

ハリス「頼むから帰ってきてね。酒一杯飲みたいから。(_ _).。o○(♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪)」

作者「こいつ絶対酒にしか目が無い奴だ……。∑(゜Д゜)」

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