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旦那様のネタ箱

旦那様の恋ばな劇場ー。

作者: 秋の桜子

 春ですねー、家の周りには鹿が徘徊しておりますよー。下見て歩かないと、〇んに当たりますー。春です。恋の季節ですねー。なので、旦那様の失恋話でもいきましょう!



 まだ早い、そう言われた男がいた。年下の彼女の家に、結婚の申し込みに行って言われた言葉だ。


 ………早いって、しかし俺はもう働いてるし、成人式とうに過ぎてるし、彼女も成人式済んでるし、何故ダメなんだ?


 男は悩んでいた。何故、彼女の父親に、待てと言われたのか、意味が分からなかったからだ。そりゃそうだろう、現在の嫁はそう思う。なぜなら彼は!


 評判の『ごんたくれ』だったからだ!数々の偉業!昭和だから許されたのか?もののけの里だから良かったのか?ご想像にお任せ致しますが、警察のお世話にならなかったのが、不思議なのですが、色々やっちゃってます!


 それでも、成人式済ましてからは真面目路線に、進路変更した様ですが、狭い村内のこと、彼女さんのご両親が抱かれた、とても心配な親心。しばらくしっかりと様子を見てから、となるのは当たり前だのビスケット!


 過去の歴史は手柄だぜ!の男は人生の壁とやらに、初めてぶつかったのだ。それまでそれなりに立ちはだかる物があっても、彼はことごとくそれらを破壊して、己の道を切り開いていたのだが、今回だけはどうしようもなかった。


 どうしてなんだ?と若い彼は悶々と悩んだ。現在の嫁はそりゃそうだろうと、そこまで聞いてツッコンだ。そして!



 で!それからどうなった?吐け!ネタは上がってるのだよ!この前酔っ払って、全てゲロったのを私は、しかと聞いてるのだよ!面白いから全てを晒すのだー!


 *****



 ………それから、彼女とは将来結婚しようと、それなりに付き合い、許しを待っていたのだ。仕事が忙しい時もできるだけ時間をつくり、逢っていたのだ。そう、後少し待てば………と


 そんなある日、ある朝、早朝、俺は仕事の都合上、何時もより随分早くに家を出た。今は真面目にしてるのに、何故ダメ何だろう、煙草を吸いなら、あれこれ思いを巡らし田舎道を、もののけの里速度で、かっ飛ばして行っていたそのとき!


「うお?おおおあー!」


 目の前からきた対向車、知り合いの車、運転手は勿論、知り合いの男だ。それはいい、そこはいい!それはいいのだ。問題は!


 ?ど、どうして、彼女がこんな早朝に、助手席に乗ってるのだ?


 俺は仕事の事などぶっ飛んだ!そして華麗なるハンドルテクニックで、Uターンをするとその車の後を追ったのはいうまでもない。


 *****


 ……ほほーん、と今の嫁はホクホクと聞く。旦那様は、二股かけられていたのですねー!で!追いかけて、修羅場?修羅場があったのかー!


「いや、無かったんやけどな、俺はその車を停めてだな、どういうこっちゃ?とは聞いた」


 朝帰りか?と男は聞いた。そうなると女は強かった、それが何か?と彼女は開き直ったのだ。何時からやー?と聞く男。最初からやー!と言い切る女。


 ………そして、旦那様は当時は携帯等ない時代、仕事に遅れる訳にもいかない、なので、どうしたかというと!


「お!お前とは終わりやぁぁぁぁ!」


 月並みな言葉で、その場から逃げ去ったのでありました!勿論破局になったのはいうまでもない。


 見た目は、元ヤン!数々の偉業を成した心はハムスターの旦那様の初恋は、彼女に二股かけられていたという、オチで終わるのでありました。


 めでたし、めでたし。








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― 新着の感想 ―
[一言] あたりまえだのビスケット? クラッカーのような……
[良い点] 旦さまは良い人なのよ。 ちなみに彼女シートはわたしも昔は分からんかったもの ( ˘ω˘)w [気になる点] 旦那様のネタ箱全部よんじゃった~( ノД`)シクシク…w 続きはまだですか? …
[良い点] 旦那さんピュア! 二股かけられてたんですねー……おぅふ。 終わりよければ何とやら、まぁ今幸せなら良いのですね! [一言] 大学時代(←何十年前だ?)の男友達が、二股やら三股かけてたのがい…
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