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古代から現代に至るまでの社会制度の移り替わり

作者: 釣り人

 小説の更新をせず、こんなエッセイを書いていてすいません。

 けれど、自分の書いている小説には色々な社会制度が出てくる予定なので、中高生の時に習っただけで、よくわからないという人にも、わかりやすくなるようにしたいです。

 ですので、これを機に歴史をもっと知ってほしいし、好きになってもらいたいという筆者のわがままで書書かせていただきます。

 自分なりにわかりやすく解説していきますが、歴史の専門家ではないので、少し間違っているかもしれません。一応、高校生の時に現代社会で学年一位、世界史で学年一位を取ったことはあるので、少し自信はありますが(笑)





 まず石器時代。

 縄文時代がそこに当たりますね。


 この時代は経済という概念がそもそもなく、全て物々交換です。その為、富の貯蓄がそこまでできず、皆助け合って生きていました。

 勿論、餓死してしまうという危険性は常にありました。ですが、他人から奪えるほど、人口は多くなく、自分が食料が少ないと周りの人も少ないので、奪う! という概念が希薄でした。

 社会的な問題が起きにくい社会だったのです。

 実際、食料が豊富な東南アジアなどの民族は、現代でも、狩猟と採取の生活を行っている民族もいます。

 まぁ自分たちがやれ! といわれてもできないですが……






 次に古代社会。

 皇帝ネロがいた、ローマ帝国。ダレイオス三世がいた、アケメネス朝ペルシア。古代ギリシア。ラムセス二世(F〇Oをやっている人は、オジマンディアスのほうがわかりやすいかな)がいた、エジプト中王国。ギルガメッシュのいたウルク王国。この辺りですね。


 この時代の国、というものは多くは都市国家です。その都市国家が集まってできた国が、ローマ帝国などの巨大な帝国です。

 農業が発達してきたおかげで、富の貯蓄ができるようになり、戦争がはじまりました。そうして次第に、持つもの、持たざる者に分かれ、身分制度が出来ていきます。

 

(農業発達 奪い合い 強いものが勝つ 勝者と敗者 格差発生 この流れですね)


 身分階級は大きく分けて、支配者層、市民、奴隷階級の三つに分かれています。


 奴隷というのはまだ、皆さんの想像している、上半身裸で鎖に繋がれているわけではありません。今の時代で言うところのブラック企業の労働者的立場に近く、たまにホワイトなところもありました。

 

 市民はの生活は、奴隷が多いところでは、議論したり、話し合ったり、研究したりと、家庭的なものは全て奴隷に押し付け、半ばニートみたいな生活を送っていました。勿論、働いている人もいましたが、少数派でした。古代ギリシアなどがそうですね。

 一方、奴隷が少ないところでは皆働いていて、市民と奴隷の区別がつきにくいほど、両者に違いはありませんでした。エジプト中王国などですね。


 支配者階級は、いないところもありました。代表的なところはアテネのポリス社会ですね。市民が政治を行う社会です。逆に支配者階級がいるところは宗教が権威を作り出していました。


「我は太陽神だ!」


てな感じで。


(奴隷=生活の基盤 市民=ニートか一次産業従事 支配者階級=市民でもできた。宗教強い)


 日本の弥生時代から平安時代が此処に当たります。奴隷の役割は、多数の農民が背負っていました。


 経済活動はまだ市民の特権でした。奴隷には買い物をする余裕はありません。商人はすでにいましたが、多くは、市民や支配者階級を相手にした商売でした。






 その次が封建社会。

 中世ヨーロッパ。日本は鎌倉幕府から江戸幕府まで。中国は春秋戦国時代までの話ですね。


 この時代は基本的に、御恩と奉公との関係で成り立っています。ぽこじゃか出てくる中世ファンタジーの世界観の多くがこの時代をもとにしています。

 身分制度は王様、貴族、市民、農民、奴隷、大きく分けてこの四つに分類されます。


 王様は一番偉い人! という認識があるかもしれませんが、基本的に貴族の力に頼っています。ですので、


「この王様は私たちの良い方向に動かない! そんな奴には従わんぞ!」


てな感じで常に離反されてしまう危険性があります。

 実際、室町幕府も、貴族に当たる大名がそっぽを向いたせいで滅亡しました。


 貴族は戦士が支配者階級に成り上がった形です。

 王様の呼びかけに答え、自分の軍隊を出し、手柄をもらいます。手柄の多くは身分、名誉、土地です。金銭で支払われることは稀でした。


 市民は農民以外の職業を行っていた人たちです。多くが都市や大きな町に住み、村などにいる人は少数でした。身分制度的には下のほうになりますが、この中でも商人が大きく力をつけていきました。


 最後に農民です。農民は国民の大多数を占め、国の基幹となりました。まぁ食べ物がないと生きていけませんものね。

 けれど、農民が食料を蓄え、農業をさぼることを防ぐため、国の指導者の多くは農民からできるだけ余剰資産を搾り取ろうとしました。所謂税金ですね。

 農民たちをまとめている豪農と呼ばれる人たちも出てきましたが、まだ農民の域を出ませんでした。

 この時代の税金は、国の福祉に使う人もいましたが、多くは支配者層の懐にしまわれました。


 奴隷は少なくなりましたが依然存在しました。

 ヨーロッパなどの大陸に住んでいる人は、被征服民を奴隷にし、日本などの島国は、立場が弱い人を意図的に作り出し、奴隷をつくりだしました。

 奴隷は農民に対する見せしめの役割も果たしていましたが、使い捨て出来る労働力というのが、奴隷の存在意義の多くの割合を占めていました。


(王様=貴族の長 貴族=元戦士の偉い人 市民=お金を集めている 農民=お金を搾り取られる 奴隷=使い捨て)


 経済はこの時代に大きく発達しました。

 各国で重商主義が発達し、商人に対する扱いが変わっていきました。織田信長や江戸幕府の田沼意次などがこの考えを持っていました。結局、農業重視のまま江戸時代は終わってしまうのですが……

 この影響で大航海時代、南極探検、東方探索隊など、世界が金の力で繋がっていきます。

 封建制度のまま社会は停滞していましたが、確実に市民は力を蓄えて次の時代につながっていきます。



 資本主義の時代。

 遂にここまで来ました。筆者の一番好きな時代です。


 国家は大きく変わっていきました。王族の力が減少し市民の力が強大になっていきます。

 そしてついに、産業革命によって力関係が逆転しました。

 フランスでは革命が起き、各国では王政が廃れ、立憲君主制か、共和世を選択する時代が来てしまいました。

 ナポレオン戦争の時には国民国家の力の強さが各国に知れ渡ります。徴兵制の軍事力はとても強大でした。各国は次々と封建制をやめ、国民国家を中心とした共和制、立憲君主制へと移行していきます。

 第一次世界大戦はその総決算です。結果的に、皇帝の力が強い同盟諸国は敗れました。

 これを機にヨーロッパ各国の国はほとんど国民国家になりました。


 日本は黒船の影響で、封建社会から立憲君主制に急速に変わりました。天皇という錦の御旗を使い、大名を名ばかりの貴族にし、国民国家へ国の体制を百八十度変えました。


 経済は封建主義の時に力をつけていた商人が、産業革命を機にその力は天井知らずとなります。お金を持っている人は続々と投資をはじめ資金を増やします。貴族も投資をして、資本家へ変わった人もいましたが、多くは商売の勝手がわからず落ちぶれていきました。


 身分差は限りなく小さくなり、残ったのは労働者と資本家という二つの勢力のみです。

 富んでいる人は更に富んで、貧しい人は更に貧しくなります。そうして二つの勢力は形を変えながらも現代までその争いは繰り広げられているのです。


 長くなりましたが、これが筆者の考える社会制度の移り替わりです。

 参考になったなら幸いです。

どうでしたか? 参考になりましたか?

少しでも多くの人に、為になったと思っていただけたら幸いです。

読んでいただき、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 流石に西洋において封建主義の次に国民国家成立は近世の存在を無視しすぎている気がしますが…絶対王政を封建制の一部とみなすのはかなり無理がある見方だと思います。ウェストファリア条約で主権国…
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