火の魔法連発!
更新再開いたします。
一か月ほど空いているのでそれまでの話を簡単にまとめておきます。それで話がよく分からない場合はお手数を掛けますがもう一度読み直してください。この作品を待っていた人がいたなら。
主人公は神様に遊び半分で転生させられ、ガチャと言うスキルを駆使し、スキルなどを手に入れていく。(叡智と言う神様に与えられたスキルに支援もしてもらう。)
ガチャに必要なポイントは魔物が持っており、魔物を倒すことでポイントは手に入る。(ポイントはガチャの場合100消費、運試しの場合30。ポイントは魔物同士が争い、殺し合うことで殺した方に譲渡される)
そこからレベルを上げ、進化し、スケルトンからスカルウォーカーになり、スカルスモーカーからスケルトルアサシンになり、モーダーと言う意味不明な魔物になる。
モーダーになる前にデイルと言う悪魔とガースと言うデイルの奴隷の魔物に会い、ガースと戦うことになる。
何とかガチャや運試しを駆使し、苦戦しながら倒す。そこでデイルが戦闘狂だとわかり、主人公に強くなって三十階層に来いと言われる。(逃げたら殺すともいわれている)
そして、力が未知数のデイルに勝ってやると決意し、今に至る。
主人公の現在のステータス。(最後のガチャをする前)
名前 :
種族 :モーダー
状態 :平常
ポイント:611
LV:1/60
HP:712/712
MP:631/631
攻撃:666 +80
防御:563 +80
俊敏:828 +80
魔攻:469 +80
魔防:401 +80
スキル:《夜目》《鑑定》《投擲》《糸操作&放出》《隠密》《煙化》《瞬歩》《気配察知》《身体強化》《空庫》《鬼怒化纏》《骨部位再生》《骨増殖》《影縫い》《立体機動》《初級火属性魔法》《魔力操作》《並列思考》
ユニークスキル:《ガチャ》
《運試し》
《叡智(改)》
第二十一階層。
叡智のナビを受け、俺は下の階へと足を踏み入れた。
そこら中にはゾンビやスケルトンがいた。
つまり、最初の十階層が骨のアンデットで、次の十階層が肉がこびり付いたアンデットで、最後の階層が今まで出てきたアンデットの強くなった版の集団と言う組み合わせになっている様だ。
俺はこの階層で敵から出来るだけ見つからないように、危険じゃない奇襲ができるように立ちまわっている。
何故なら・・・。
敵が強いからだ!
デイルがヴァンパイアの血を掛けたからかもしれないけど、骨系の魔物はみんな骨が赤くなってるし、ゾンビたちはこびり付いただけだった肉が全部再生してんだよ!
そいつらのステータスがこれだよ!
名前 :
種族 :ロートゥン・ヴァンパイア
状態 :平常
ポイント:18
LV:49/60
HP:863/863
MP:0/0
攻撃:820
防御:619
俊敏:773
魔攻:0
魔防:0
スキル:《人食い》《劣化再生》《腐食》《感染増殖》《吸血》《腐血》
名前 :
種族 :レッド・ヴァン・スカル
状態 :平常
ポイント:26
LV:32/60
HP:562/562
MP:89/89
攻撃:910
防御:268
俊敏:888
魔攻:0
魔防:0
スキル:《骨食い》《疑骨》《超怪力》《吸血》《血纏い》
ね?こんなのがウジャウジャ居るんだよ?無理じゃん!
あ、叡智。俺の知らないスキルの紹介お願い。
『感染増殖:噛み付いた相手に自身の持つウィルスを相手の身体の中にまき散らし、数分後、自身と同じ存在にする。ただし、支配下に置くわけではない。
腐血:相手の持つ血を十秒間腐らせることが出来る。
骨食い:骨を食べた場合、ステータスが中上昇。
疑骨:MPを消費して自身と全く同じ骨の生物を召喚し、支配下に加えることが出来る。
超怪力:一分間攻撃のステータスを二倍。
血纏い:血を纏い、防御力を高める。自身の血ではなくとも腐っていなければ半径十メートルの血を使用することが出来る。』
な、ヤバイだろ?上が元ゾンビで、下が元スケルトンなんだぜ?スケルトンの方が微妙に名前がかっこいいけど。
それは置いといて、もし俺が人間だったらって考えてみてくれよ。
感染増殖の場合、噛まれたらTウィルス注入される。腐血の場合、いつの間にか自分の血が腐り、肉体がどんどん壊死していく。血纏いの場合、半径十メートルに入った時点で俺の血がどんどん吸い取られていく。
人間だったら絶望だろ。人間じゃなくっても今の俺は骨。喰われたら相手が強化される。
それにコイツラ強いくせにポイントが物凄く低い!無理矢理強化されたからだろうけど、割に合わない!
叡智によるとどちらとも魔法が苦手らしいんだけど、安全に行きたい。
死んだら終わりだし。お、やっと後ろむいた!
考え事している間に先程鑑定した二匹が後ろを向いたことを確認する。
実質、背後を取ったようなものだ。周りには偶然にもこの二匹しかいない。
ここしかない!
俺はそう思い、《並列思考》と組み合わせながら小声で魔法を唱える。
『《フレイムバレット》!』
すると二つ、競技用鉄球程の大きさを誇る業火を纏った細長い弾丸が展開した魔法陣の消滅と共に二体の魔物の背後に出現した。
瞬間的に現れた熱気に異変を察したのか、はたまた燃え盛る業火の音に気付いたのか定かではないがこちらを振り向いた。が、すでに遅い!
炎の弾丸は二体の魔物に直撃し、大ダメージを与える。
もちろん、こんな攻撃だけでは死なないとわかっている。
そのため、フレイムバレットを打ったと同時に唱えたフレイムバレットを出現させ、それを当てる。
それを繰り返すことにより、HPが高い魔物を初級魔法で倒すことに成功したのである。
さてさて、どのくらいまでレベルあがったかな?
俺はステータスを開示する。
そのステータスを見て俺は驚愕することになる。
更新待たせてすみません。またいつも通り更新するつもりです。
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