ボス部屋前にて
投稿遅くなって申し訳ありません。これから頑張らせていただきますのでどうか暖かい目で見守っていてください。
死の洞窟の20層。
ついにボス部屋来たぞー!
俺は今20階層のボス部屋の前に居る。
とても長かった。とても苦労した。
まあ、苦労したって言っても18層と19層では特に何もなかったんですけどね。
魔物も弱いし、冒険者の経験値のための洞窟って言うのに冒険者が2層であった子以外誰もいないし。どうなってんの叡智?
『いくらアイテムを手に入れることが全くできないこの洞窟でもこんなに冒険者を見かけないのは変です。何か原因があると思われます』
俺が怖いとか?
『情報もなく、会ってもいない魔物を恐れる冒険者はほとんどいないと思います』
じゃあなんでだろうね。てか、冒険者ってどこの層まで言ったことがあるの?
『随分前ですが26層までいったことがあるそうです』
ふーん。まあいいや。
それよりみなさん。何故このボス部屋で待っていると思います?ふむふむ。分からない?正解はガチャを引くためでーす。
俺のポイントはこの層まで魔物を倒し続けたことにより、何と478まで溜まりました。
250ポイントを残すとしても2回ガチャを引くことができます。
俺はそうどこかの誰かさんに語り掛けながらガチャと念じた。
俺はガチャが出た瞬間。レバーに手をかけた。
それでは行きましょう。
俺はレバーを二度廻し、カプセルトイから出てきたカプセルを手に取った。
カプセルは二つとも赤い球だった。
俺はそのカプセルを開けた。
中には女の子用の小さなお洒落な白いワンピースが入っていた。
うん、いらないかな。
俺はもう一つの球を開け、確認してみる。
その中には、ところどころ黒く変色している銀色の剣だった。
うん、微妙。
いや、鑑定すれば思わぬ効果を持ったものかもしれない!ワンピースは別だけど。
俺は鑑定を行使する。
【お洒落なワンピース(仮)】
一見お洒落なただの白いワンピース。しかし、見た目にだまされると痛い目を見る。
常時清潔、破壊不能、ステータス1割増加。
【破者の剣】
使う度に黒く変色していき、刃がすべて黒く染まったとき、刃ごと破裂する。
魔力を一定数込めると変色のスピードが上がるが、切れ味などが大幅に上昇する。
変色していればしているほど武器の能力が上がる。
結構中身すごかったな。このワンピース着たら俺はもっと強くなれるかもしれない。
しかし、女物のワンピースを着るのはどうか、俺は社会的に死んでしまうかも。
いや、今は誰も見ていない。それに俺は魔物だ!社会的に死ぬことなど無い!
俺は決心し、ワンピースを着用しようとする。
その時、俺の背筋に寒気が走った。
だ、誰か見ているのか!?
俺は後ろを振り向いたりし、辺りを確認する。
しかし、そこには誰もいなかった。
そして、俺はあることに気付いた。
た、確か神様は俺のこと見てたんだった。
俺は寒気の正体が神様ということに気付き、すぐさま空庫の中にワンピースを入れ、念のため空の方を拝んだ。
き、気を取り直して破者の剣を見てみよう。
破者の剣は使っていればどんどん強くなって、魔力を込めるともっと強くなれる剣なのか。
俺は少し変色した破者の剣をじっくりと観察する。
これは使えるな。ちょうどボス戦だし、これを使うとするか。
俺は剣を持ち、歩き出す。と思いきやボス部屋の前で待っていた理由はもう一つある!
それは、、、進化です!
今の俺のステータスはこれだ!
『いつも気になるのですが誰に話しかけているのですか?』
神様にだ!
『そうですか』
俺はステータスを開示する。
名前 :
種族 :スカルスモーカー
状態 :平常
ポイント:278
LV:30/30
HP:316/316
MP:252/252
攻撃:278 +80
防御:253 +80
俊敏:317 +80
魔攻:116 +80
魔防:116 +80
スキル:《夜目》《鑑定》《投擲》《糸操作&放出》《隠密》《煙化》《瞬歩》《気配察知》
《身体強化》《空庫》《鬼怒化纏》
ユニークスキル:《ガチャ》
《運試し》
《叡智(改)》
《進化先》
・スケルトルアサシン
・スケルトンキング
面白かったらブックマークお願します。
中途半端に終わらせてすみません。




