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最初の日記

春中期 24日


今日から、この旅日記をつけていこうと思います。


まず、私のことを書いておきましょう。

(と言っても、他に読む人がいるかどうかは分かりませんが)


私、テレジア・ローゼンミュラーは、つい先日まで、アルフレド皇国の騎士団副団長を務めていました。

いつも、なぜ女の私が騎士団に入ったのか聞かれるのですが、傭兵だった父の仇を討つためなので、あまり褒められたことではありません。

十五歳から八年間、騎士団でお世話になりました。


ですが、今回、私を騙して命の危機に合わせたため、本日限りで退職させていただくことにしました。

さっきも書きましたが、目的はすでに果たしていたので、未練はそれほどありません。


ヒグドナ(私の旅のお供をしてくれているオークの男性です)は、オークの森を襲ったアルフレド皇国は亡くなるだろうと言っていました。


オークの森は、とても強力な木々で構成されているそうです。

それこそ、人間なんてひとたまりもないくらいに。


それを見る機会はたぶんないので、私には確認する手段がありません。


これから、私はヒグドナとふたりで、長い旅に出ます。

目的地は、グラウレンです。


私は、グラウレンについてほとんど知りません。

曾祖母のロジーナ・ローゼンミュラーの日記に書いてあったことだけです。


この世とあの世の境目に最も近い場所で、空を飛ぶ魚や、光る樹木があるらしいです。

どんな風景があるのか、想像もできません。


ひとまずは、そこを目指して旅をしてみようと思います。


綺麗なところなんだろうな、グラウレン!

今からとても楽しみです。

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