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ラウロ、ココウグル、ソウラニャ
××× ×××
にっきを かく
こえが とまらない
わたしは なにも もっていないのに
なんで わたし なんだろう
ここにいると すこしだけ ずつうがおさまる
せいはいは どこにある
あむかは せいはいを にくんでいる
せいはいのせいで たくさんのひとがしんだから
わたしも せいはいはきらい
あのきもちわるい ぶどうしゅだって のみたくなかった
でも しかたなかった
けんせいにならないと おとうさんのかたき うてなかったから
あむかが なにかいっている
せいはいの なかみは ぶどうしゅじゃない
ひとの よくぼう
つよい よくぼうは だいちにかえらず このよに とどまりつづける
じめんのしたをながれる よくぼうのうみ
そのでぐちのひとつが せいはい
なに それ
わたし しらない
せいはいは ひとをたすけるための しゅくふくだって
からだが あつい
いや
たすけ おとうさ