表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/355

死亡願望


僕が死のうと思ったのは


窓の近くで黒猫が泣いたから

僕の過去も、猫の鳴き声と一緒に闇に溶けてゆけ。


今日は昨日とおんなじだ

明日を変えたければ、今日を変えなきゃ



わかってる




わかってるんだ



僕が死のうと思ったのは


校庭に金木犀の花が咲いたから

あの木陰でうたた寝したら、枯れた花びらと一緒に土に戻れるかな。



昔の僕に「何やってんだ」そう言われてるような気がして

毎晩誰かに謝っていたよ。



僕が死のうと思ったのは


空に浮かぶ月が綺麗だったから。

憎らしいほど綺麗な月は僕から何かを奪って行ったんだ。



僕が死のうと思ったのは


君に出会えてなかったから。



僕が生きようと思えたのは


君に出会えたから。



君が生きている世界に


少しだけ期待した僕は


もう少しだけこの世界で息をしよう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ