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鉛筆


ある日僕は、鉛筆になった。

なぜなのかはわからない。



少年に買われ、削られた。

少年は、僕を大切に使ってくれた。


授業では黒板を写し

友達と一緒にお絵かきをし


好きな女の子にラブレターも書いた。



字は汚かったけど、いつも心はこもっていた。

削られるたびに、僕は少しずつ小さくなっていく。



もう覚悟はできている。

鉛筆になったからには、短くなって、いつかは捨てられることも。



僕は満足だ。

君といた短い時間


きっと君は、すぐに忘れてしまうだろう。


でも僕は忘れない。

もし、生まれ変わることができたのなら、次は人間になって


君と、おしゃべりしてみたいな。

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