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空っぽ
人は小さく、脆い生き物だ
常に何かに依存し、頼っている
自分の将来さえも
自分だけでは見つけることができない
弱音を吐いたら楽になるの?
泣くだけ泣いたら立ち上がれるの?
自分を傷つけ、心配されたら気持ちいいの?
死にたいといえば誰かが助けてくれるの?
生まれてから死ぬまでのたった数十年。
思い描いた夢はいつしか持てない大きさにまで膨らんでいて
からっぽの夢に潰される僕らは
いつからだろう自分さえも見えなくなっていた
それでも生きていく
誰かと生きていく
人は一人では空っぽだから




