表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
創造神と破壊神のゲーム 駒は勇者と魔王  作者: N・T
0章 プロローグ
1/19

神々のゲーム

人智が及ばぬ場所で神の遊戯が始まろうとしていた。



「さてさて、そろそろ次の世界を創るとするかの」

 

 創造神と呼ばれるソレは己の力を使い新たな世界を創造した。


「また新しい世界を作ったか」


「来たか、お主もよく飽きないの」


「お互い様だ、貴様が創り、儂が壊す」


「…では、今回も勝負と行くか、破壊神ヴェルザード」


「今回の世界は俺の駒が破壊してくれるわ、あまり調子に乗るなよ創造神フォルメラ!」


 こうして連綿と行われてきた神と神のゲームが幕を上げる。


「ではこの世界の説明をするか。今回作った世界は魔物あり、魔法ありじゃ」


「ふむ、小さな島は点々とあるが基本的にはこの広大な大陸一つのみの世界か」


「異存はないな?今回の世界の文化レベルは前回勝った儂が決めさせてもらうぞ」


「チッ、好きにしろ。それに合わせて魔物のレベルをこちらは合わせるだけだ」


それぞれの神が新たな世界を作り変えていきゲームのルールを決めていく。


「では最後に互の駒となる者を創るとするか。む?」


「どうした」


「儂が創った別の世界でちょうど今、双子の兄弟が死亡した」


「その双子の魂が使えるのか」


「使うか?」


「ゼロから作るのは手間だからな、使わせてもらおう」


 二人の神の前に二つの魂が現れ、それぞれの魂を勇者と魔王に相応しい物へと変えた。


「では、始めるかヴェルザード」


「今回は負けたこちらが先行して動く」


「構わんよ、勇者は人間の子として生まれる。早くて10年、遅くとも15年じゃ。それまでに基盤を整えとれ」


 その言葉が合図となり勇者と魔王の魂が新たな世界へ送り出された。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ