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ミッションⅦ:『新入生部活動紹介』対策会議

1ヶ月以上も間がっ!!…やっと投稿出来たことに安堵です(=^_^=)次は来週あたりかと...。それでは遅くなりましたが、どうぞお楽しみ下さい☆

AM10時ちょうど。俺と兄貴の部屋にて。


「これより新入生部活動紹介、題して『キラリッ☆さぁ、皆も一緒に!~青春の汗を流そうぜ…~』対策会議を始める。」

「「「パチパチパチ~」」」


………。


「この部活動紹介は、目的、今までの成果や成績、そして今後の抱負を発表する場とも言えよう。」

「「「うんうん。」」」


……………。


「つまり、"遊部"は危機的状況下だ。」

「「「おぉ~?」」」


……………………。


「つい"この間出来たばかり"であり、"部員は皆、新入生"。しかも、"ただ遊ぶだけ"の部活。何を紹介しろと言うのだ?」

「「「確かに…。」」」


…………………………。


「と言う訳で、………どうするんだ、流星。」


どうしたもこうしたもねぇだろうが。部長はお前だ、お・ま・え!

結局玄関で捕まった俺は、部屋に強制連行された。部屋に入った時の椎葉のドヤ顔。マジで殺意沸いたわ…。


「知らねー。うるせー。関係ねー。帰れー。寝かせろー。つーか、ほっとけ。」

「貴様、いつまで拗ねている気だ。」

「俺の優雅な休日返せー。」

「まったく…。」


はい、俺は怒っています。

いくら自由人でも度が過ぎている。流石につっこみなんかする気にならない。…ほら、ヒナと蜜葉ちゃんが困ってるよ。俺ほっといて会議しなよ。


「こら流星!いい加減にしなさい!」


ベッドに潜り込んで全く参加する気は無い俺に、見かねた兄貴が毛布をめくってきた。


「兄貴、寒いんだけど。……布団取んないでよ。」

「流星っ!」


寝ながら兄貴を睨み付ける。上から見下ろす兄貴の顔は、"超怒ってる"って書いてあるようだ。


「うっさいなぁー…。」


俺だって怒ってるんだけど?

明らかな険悪ムードに静まる部屋。ヒナ以外は俺らが喧嘩してるとこを見たことないから驚いてるらしい。はぁ…って兄貴はため息を吐いて、口を耳元に寄せた。


「夜ご飯で"あーん"してあげるから…、ね?」


ゾワっ……。

耳が弱い俺に囁くような声は反則。しかーし!毎回これで折れると思うなよっ!


「…知らない。」


あれ?効かない?って言ってるけど、兄貴だってこのまま諦めるわけなくて。


「しょうがないなぁー…。」


今度は添い寝して、後ろからギューってされた。そして襟足にキス。えっ?ちょっ!えっ!?何してんのっ!?


「ぎゅー。」


…待て待て待てって!3人が見てるっ!いやっ、見てなくてもダメだしっ!!……あぁぁぁぁぁ…!!ヒナが撮ってるからっ!みっ蜜葉ちゃん倒れてるっ!?「ほぅ…」って、椎葉は何を関心してるのかなっ!?助けろよぉぉぉぉ!!


「ちょっ…!にーにっ!?」


Tシャツの中に手を入れてお腹を撫でる。ちょーっ!マジで何っ!?


「言うこと聞かない子は………、こうだっ!」


脇腹に走る衝撃。それはどうしても耐えられないもう一つの弱点。


「…ひゃっ…ひゃっはっはっ!ひゃっは…!やっ…めっ!ひゃ…っはっ!にぃ…にひっひっは!ほんっ…とっひゃっひゃ!ひゃめ…、ひゃめてって…!」

「こしょこしょこしょ~。」


兄貴は感度が鋭い所ばっかり攻めてくる。こんなの尋問だぁっ(泣)!


「わかっ…たっ…!やるっ…!やるっ…ふ…!やるっからっ…!」

「ほんと~?」

「ほんとっ…!…くっひゃっ!ほんっ…とだっからっ…!」

「…よし。」


参加する事を約束させられて、短い尋問は終わった。


「ゼェ…、ゼェ…、ゼェ…、ゼェ…。」

「……んで、今のは誰得だ?」

「し…しら…ねぇよ…。」


椎葉の質問に、いつもだったら全力で『知らねぇーよっ!』ってつっこむけど無理。疲れた。


「じゃあ、改めて。」


わざとらしい咳払いをして一言。


「これより新入生部活動紹介、題略、対策会議を始める。」

「「「パチパチパチ~。」」」

「……ッチ...。」



ミッションⅦ:『新入生部活動紹介』対策会議←まだ始まらない…f^_^;

まだ始まらないのかよっ!!と聞こえてきます…。自分でも進行の遅さにビックリしてます...。まぁ、次回で決まりそうですね。(あくまで人事…(゜∇゜;))

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