表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

ミッションⅡ:兄貴救出

ブラコン双子って幸せ呼ぶって思ってます♪…つまり、ブラコン双子が食べたいんですo(^-^)o

「兄貴っ!!」


椎葉から入部届けを貰い、そのまま職員室へ行き、退部届けを2枚貰って俺等のクラス、<1のC>へ。


「どうして遊部に入ったんだよっ!」


机に手を叩きつけながら、呑気にイチゴオレをちゅーちゅー音を立てて飲む兄貴に問い詰める。


「だって楽遊くんが、入部したらイチゴオレくれるって言ったんだもん。」


アイツか…。


「……あのね兄貴。それは賄賂って言って、受け取ったら警察に捕まっちゃうんだよ?」


…ぶしゃーーーーっ!!

盛大に口からイチゴオレを吹き出した兄貴は「あう…、う…、ぬぅ…。」とあたふたしながら取りあえず、『いつも通り』、俺に抱き付く。…注意、兄貴はパニクると俺に抱き付くクセがある。


「どうしよっ!どうしよっ…!流星…!僕…捕まっちゃうの?」


よしよしって頭を撫でて「大丈夫。」って言ってやると、「本当?」と上目遣い。…あぁ~!もうっ!


「きぃちゃん可愛いっ…!本当可愛いっ!食べちゃいたいっ!食べてイイデスカっ!」


周りから盛大な黄色い声。

隣に居たヒナの呆れ顔+ため息。


「流君って極度のブラコンだよね。でも、そこを含めて愛してるから良いんだけど。」


ヒナは自分のハンカチで、兄貴から浴びたイチゴオレを吹いてくれた。いつもはストーカー幼なじみだけど、こういう時、女子だなって思う。


「あっ、ちなみに今の、ちゃんと録画しといたから。」


はい、訂正。

何があってもヒナはヒナ。ストーカーです。


「今の動画、百円でどう?あと、さっき撮った写真、1枚二百円っ!」

「はぁっ!!!?」


どゆこと?


「私は流君と輝星君で生計立ててるの。一年は遊んで暮らせるよ。」

「「!!!!?」」


しょゆこと。

流石に兄貴も驚いたようだ。


「ほら、退部届け出すんでしょ?」

「あっ、そうだった。」


スクバから退部届けを取り出して、超後ろ髪引っ張られながら、兄貴をひっぺがす。


「兄貴、遊部は退部……」

「やだよ♪」


言葉をさえぎられて、即玉砕。


「にーにぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!??」


ミッションⅡ:兄貴救出・失敗っ★

みんなの呼び方!

流星…☆輝星を普段は『兄貴』、ブラコン発動時『きぃちゃん』、自身がパニクると『にーに』と、3タイプ。ヒナは『ヒナ』。楽遊は『アイツ』『椎葉』。一人称→俺。

次回は、輝星・ヒナ・楽遊について☆

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ