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ー第2話ー

欠けているところがあったので書き直しました

「おお!!大きい街だな」


「そうでしょう?この世界で6番目に大きい街なんだよ」


創輝とミューリはミューリが住んでいる街、エシュリケートの前にいる


2人は門に向かって歩いていく


門の前には2人の門番が立っている





「何者だ!」


2人は創輝に向かって剣を振る


「ダメーっ!」


ミューリが2人に叫ぶ


剣は首筋の寸前でとまる


「し、しかし」


「彼は私の友人です」


「鹿内創輝といいます」


「そうかそいつは悪かったなぁ、俺はマイト・ガイラーだ。よろしくな、ぼうず」


「先輩!言葉づk「うっさいな!いいだろ別に!だいたいお前は堅っ苦しいんだよ!」…はぁ、まったく…失礼しました。わたくし、カリュウ・シーラムです。先程は申し訳ありません」


「マイトさんにカリュウさんですね。もう気にしないで結構ですよ」


「創輝どんだけ人いいの?」


「まぁいいじゃん、ミューリのおかげで何事もなかったんだし」


創輝はミューリに笑顔を向ける


ミューリは思わず顔を背けた


「//…と、とにかく!早く行こう!」


「わかったわかった…では失礼いたします…ミューリ!待ってよ!」


「お嬢もとうとうそんな年頃なんだなぁ」


「ミューリさん、ガンバです」


2人はそんなことを言いながらミューリと創輝を見送った





しばらく進むとメインストリートのようなところにいきついた


両脇には店が建ち並び、たくさんの人で賑わっている


道は真っ直ぐで奥には大きな建物が見える


「ミューリの家はここから遠いのか?」


「まだもうちょっとかな。もう見えてはいるんだけどね。それにもうすぐ迎えg「お待たせ致しました。お嬢様」」


何もないところからいきなり黒いスーツを着た男が現れた


「紹介するね。彼は家で執事をしているマイルだよ」


「私、ストライト家の執事のマイル・コーミルでございます」


「僕は鹿内創輝です。」


「鹿内様はお嬢様のお友達で?」


「さっき2人組の男に襲われたときに助けてくれたの」


「2人組の男ですか……あぁなるほど…」


「どうかしたの?」


「いえ、なんでもありません。鹿内様、お嬢様を助けていただきありがとうございます」


「いや、そんなに気にしなくても結構ですよ」


「そうですか。では行きましょうか」


マイルはおもむろに金属の輪を取り出す


ミューリは輪をマイルと掴む


しかし創輝は首を傾げる


「あの…ミューリ?」


「ああ、そっか。これに捕まって」


創輝も輪を掴むと3人は大通りから姿を消した





「はい、とうちゃぁく!」


目の前にはさっき見えた大きな建物が建っている


「えっ?えっ!?…今何が?」


「さっきのはソーシェリーリングって言って1つ魔法が入ってるの。さっきのはムラルっていう魔法で簡単にいえば瞬間移動ね」


「創輝様はソーシェリーリングをご存知ないのですか!?」


マイルは驚き尋ねる


「ちょっと訳ありなのよ。それとお父さんに話があるんだけど…」


「ご主人様でしたら、書斎にいらっしゃいますと思いますが」


「わかったわ、じゃあ行こう創輝」


「おう。マイルさんありがとうございました」


「いえ、何かございましたら、私にお申しつけください」





2人は屋敷の中を歩いていく


「しっかし広いなぁ」


「まあね。この町作ったのお父さんだし」


「うわぁ…そりゃすごいな」


そこまで言ったところでミューリが立ち止まる


「ここだよ」


ミューリがノックする


「お父さん!入るよ!」


「はいよ」


2人が入ると中はたくさんの本と1振りの剣が置いてある


「おや?君は?」


「彼は創輝だよ、さっき2人組の男に襲われた時に助けてくれたの」


「はじめまして、鹿内創輝といいます」


「そうか、ありがとう。感謝するよ。僕はミューリの父のフラークだ」


「相手は本当に殺意があるわけじゃなさそうでしたが念のために介入させていただきました」


「そうか、やはりな…」


「何か心当たりが?」


「おそらく学園だろう、あそこは変わってるからな……そんなことより何か話があるんじゃないのかい?」


「あっそうだった。実はね、信じられないと思うけど、創輝は違う世界から迷い込んじゃったみたいなの」


「やはりか…」


「やはりってお父さんわかってたの?」


「まず第一に黒目黒髪なんてこの世界じゃ見ないからな。それと創輝君はともかくミューリは僕のファークル忘れたのか?…あぁ簡単に言えば特殊スキルだな。僕は5日前からの行動を見ることができるんだ」


「そうだったね…それで…そのぅ」


「家に住んで貰うってことかい?」


「さっすがお父さん!で…ダメかな?」


「別に構わないよ」


「やった!よかったね創輝!」


「すみませんなんだかお世話になることになってしまって」


「いいんだよ、妻やハシューも喜ぶだろうし」


「ありがとうございます。これからよろしくお願いします」


「じゃあミューリ、ハシューとケイラの所に案内してあげなさい」


「はーい」


「じゃあ行くよ創輝」


「うん。それでは失礼します」





数分後2人はミューリの母であるケイラの部屋の前に来ていた


2人が部屋の前まで来ると扉が開いて中から女性が顔を覗かせる


「あっお母さん」


「あらミューリ…そちらは?」


ミューリはフラークと話したことを話した


「そうなの…それは大変だったわね」


ケイラは創輝を抱きしめた


(母親はこういうものなのだろうか)


そんなことを考えているとミューリは不機嫌そうにこっちを見ていた


「あらミューリ…ヤキモチやいてるの?」


ケイラは悪戯っぽく笑いながら言う


「///そ、そんなことないもん!」


「ミューリも創輝君にギュッとしてもらっちゃえば?(女は度胸よ!ミューリ!)」


「えっ!?……うわっ!」


突然ミューリは創輝に飛びついた


「あらあら、創輝君、ミューリをよろしくね」


「は、はぁ」





「あっお母さん!お姉ちゃん!」


不意に後ろから声がかかる


「あらハシュー」


「あなたはだあれ?」


「彼は創輝って言っt「ハシューのお兄ちゃんよ♪」ちょっとお母さん!」


「だってそのうち…ねぇ?お義兄さんって」


「お母さん!!///」


創輝は2人をおいてハシューに話しかける


「僕は鹿内創輝だよ。よろしくねハシュー」


「うん!よろしくおにーちゃん!」


「創輝早速懐かれたね。なんか創輝の新しい一面を発見!って感じ」


「そうかなぁ、まあ確かに向こうでも小さい子供には懐かれたなぁ」


「そうなんだぁ、創輝優しいもんね」


「そんなことないさ…そんなこと…」


ミューリは一瞬創輝が暗い顔をしたのを見逃さなかったが深くは追及しなかった





その後創輝はミューリの隣の空いてる部屋を貸して貰った


掃除も一段落して創輝はベットに横になった


「賑やかだなぁ…まぁこんなのもいいかな…でも俺は…」


創輝は呟くと睡魔に襲われ眠ってしまった



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