表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/131

2、火星からの狙撃

 暗殺者は火星から、ライフルの照準を地球に向けていた。

 難度が高いといわれる火星から地球への直接狙撃だ。

 照準を拡大し、地球の地面を歩いているフクヤマ外務大臣に狙いを定める。

 ドキューン。

 火星から発射された弾丸は四十日間かけて宇宙空間を飛びつづけ、フクヤマ外務大臣の一メートル横のコップを撃ちぬいた。

 おしい。

 フクヤマ外務大臣のボディガードは弾着から狙撃手の位置を探った。

 すると、飛んできた先の空には、火星が浮かんでいる。

「くそう。この距離を狙ってくるとは、敵はプロだな」

 フクヤマ外務大臣はうめいた。

「大丈夫です。敵は一発目を外すというミスを犯しました。ちょっと、ビビらしてやりましょう」

 ボディガードはすぐさま火星に狙いを定め、一発の弾丸を撃ち返した。

 ドキューン。

 地球から発射された弾丸は四十日間かけて宇宙空間を飛びつづけ、火星の暗殺者の右腕を撃ちぬいた。

「ぐあっ、バカな。この距離で撃ち返してくるとは、向こうにも相当なプロがいたようだ……」

 こうして、暗殺者は次の狙撃をあきらめ、平和は保たれたのである。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ