表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/77

第二十章9 【アンサー・クリエイト/第10席戦2】9/フィナレエンデの17日間8

 11日目から17日目までの7日間の【フィナレエンデ】は、【芳一】へのストーキングの事を忘れて、他に自分でしたいことをする事にした。

 それには【芳一】にかまってもらえず暇をもてあましている【化門(ばけもん)】/【抜狐(ばっこ)】の【姫都音(きつね)】と【化門(ばけもん)】/【祟狸(たたり)】の【譚抜祈(たぬき)】を連れて行く事にした。

 【フィナレエンデ】もだが、この2名も、【芳一】のチームのメンバーにしないのはもったいない程の実力を持っている。

 【姫都音】は、【万何事典(ばんかじてん)】、【譚抜祈】は、【万化図鑑(ばんかずかん)】を作っており、現在彼女達は、【百何事典(ひゃっかじてん)】を9冊目と【百化図鑑(ひゃっかずかん)】を9冊目を作っている。

 それは【存在】を閉じこめた【事典】と【図鑑】である。

 【十何事典(じっかじてん)】が10冊出来たら【百何事典(ひゃっかじてん)】に進化し、

 【十化図鑑(じっかずかん)】が10冊出来たら【百化図鑑(ひゃっかずかん)】に進化する。

 同じ様に、

 【百何事典】が10冊出来たら【千何事典(せんかじてん)】に進化し、

 【百化図鑑】が10冊出来たら【千化図鑑(せんかずかん)】へと進化する。

 そうやって最終的に、

 【千何事典】を10冊作り、【万何事典】へと進化させ、

 【千化図鑑】を10冊作り、【万化図鑑】へと進化させる。

 をれを作っている最中なのだ。

 取り込んだものは、【姫都音(きつね)】と【譚抜祈(たぬき)】の戦力になる。

 ただいま急成長中なのだ。

 【フィナレエンデ】は、【姫都音】の【万何事典】と【譚抜祈】の【万化図鑑】を完成させるために2名を特別な【異世界】に誘い、3名で簡単な冒険に出ることにした。

 それぞれが【万何事典】と【万化図鑑】を完成させられなくてもせめて【千何事典】と【千化図鑑】にはなるだろうと思って冒険に出た。

 だが、実際には、【万何事典】と【万化図鑑】を通り越して、

 【姫都音】は、【億何事典(おっかじてん)】、

 【譚抜祈】は、【億化図鑑(おっかじてん)】、

 を創り出し、次の段階の

 【兆何事典(ちょうかじてん)】と【兆化図鑑(ちょうかずかん)】が出来るまで後、数百点にまで増えたのである。

 それだけじゃない。

 【万能識】として知られる、【フィナレエンデ】も【万能識】では無く、【億能識(おくのうしき)】を飛び越え、【兆能識(ちょうのうしき)】を得た。

 もちろん、面倒なので、【兆能識】では無く、【万能識のフィナレエンデ】と名乗ったまま、【姫都音】と【譚抜祈】も【万何事典】と【万化図鑑】と言う名称のままにするが、何があったのか?

 それは一名の存在と出逢ったからである。

 その名は、【ヴィスクドゥオール】と呼ばれる存在だ。

 わかりにくければ、【ビスク・ドール】と覚えて貰えば良いかも知れない。

 それを示すかの様に、【ヴィスクドゥオール】の姿は美しかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ