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第1話 凛とした母の来店

ここね…喫茶店ARIXIESアリシーズ…




(私は喫茶店の扉を開けて中に入って行きます。すると、其処にはピアノとカウンターの席が置かれているだけの、シックな店構えをした店舗でした。私がここに訪れた理由は…カウンター内で咥え煙草をして居る。この店の主でした)




貴方なんですね。うちの娘をかどわかしている男性は…




(相手の男性は髪をかきながら私の方に視線を向けると、煙草の煙を吐いて淡々と語り始めて来ます。その喋り口調に私は苛立ちすら覚えました)




お前の娘が…ここでピアノを弾かせてくださいというから、俺はそれを黙認しているだけだ…そんなに心配なら…あの娘に首輪でも付けて置くんだな…




(この喫茶店の評判を聞いて来た私は、とてもこの男が愛情という物を持っているようには見えませんでした。女性に対して厳しく接して、優しさの欠片も感じられない振る舞いを見せるこの男が経営するこの店が、愛を育む店として街の多くの人達から慕われている、などという言葉は、私にはとてもでないが信用できませんでした)

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