4話 G
(なぜ、お前がいる?)
そいつは、2億年も前からいると言われ、なんでも食べる雑食、電子レンジにいれても生きてる個体が発見されるほどの耐性を身につけるはやさ、性転換脳力、繁殖能力、頭を切って死なない生命力、生命危機においてIQ300越えの天才になり、弱い者を脅かす。
全てにおいて人類を脅かし続けてきた存在
それは…
GOKIBURI!!
俺はその存在に絶句し固まった。しかも、絶妙な高さの位置に陣取っている。
冷や汗がとめどなくでるなか、膠着状態が続く
その隙を吸血鬼は見逃さず腕にやつはご自慢の針をぶっ刺してきた。
そのことに気づくいた時には、血をかなり吸われており、すかさず叩いたがさすが歴戦の覇者、素早くかわす。
(いない、Gがいなくなってる)
黒い影たちを見失った俺は、一旦心を落ち着かせて対抗策を考える。
(くそ、ゾーンも切れた。俺にも、ヤツらを倒せる能力があればいいのだが)
うぁ!!
足元をテ○・フォーマーが通り過ぎた!
俺は武器を取り残り少ない体力を振り絞り、武器を振った。
(この軌道!よし、あたる)
確実捉えていた。はずだった。
やつが想像付かぬ動きをするまでは…
(飛んだだと…)
たった一瞬のことだが、スローモーションに感じた。
黒光りの悪魔が近づくなか、今まで生きてきた記憶が蘇った。走馬灯が頭を駆け巡り、俺は倒れた。