表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/142

5話 本当の顔

どんどん夜になっていき、建物の灯りだけが頼りになってきた。

「電気が無いと電灯とかないよねー」

「あるよ」

「電気あるの?」

「あるよ」

一花さんがそう言うと電球を持ってきた。

「これがあるのに電気が無いって思ってるの?それに雷魔法とかもあるよ」

「……一生電気に困らないのね」

「そうだね」

すると奥から刃が飛んできた。そして電球の上の部分を飛ばした。

「……ここまで来るとはね、仕方ないか」

一花さんから狐の耳が生え、9つのしっぽが生え、そして背中に紅い枝が生えてきた。

「これが風沖一花・フルモードだ」

紅い枝が正面に伸びていき、木の陰に隠れていた男を引きずり出してきた。

「この紅い枝はダイヤモンドカッターでも切れない!」

男は紅い枝を切り飛ばそうとしていたがそれよりも先に一花さんがしっぽを振り回していた。

「かっとべぇ!!!」

男はしっぽに弾き飛ばされ上に吹っ飛んでいった。

「時よ止まれ!」

そう言ったと同時に辺りが灰色になった。

(なんだこれ……体が全く動かない!?)

「行くぜ、この角度は狙いやすい角度だ!」

一花さんは弓を構え、男に向かって矢を放っていた。

「そして時は動き出す」

時が動き出したと同時に矢が一斉に男に刺さっていった。

「そういえば、名前はなんだったっけ」

「ルンダだ」

「ルンダ、私のペンタグラムを見て驚いているんだよな」

「周りが灰色になって……なんか……体が動かなかったんです」

「そうか、ならこれをもって胸に当ててみろ」

渡されたのは石だった。

「これで何かが起こるはずだ」

私はその石を胸に当てた、だが何も感じなかった。

「何も感じないよ?」

「そうかぁ」

私はその男に近づいた。

「あれ~めっちゃ体傷ついてる」

「そうだが……どうしたんだ……」

私は男の服に触れた、その時勝手に爆発しだし、男が木っ端みじんになった。

「なんだこれぇぇぇ!!!!」

それと同時に一花さんがこっちに来た。

「あれ、あの男はどこ行ったんだ……?」

「触れたら消えちゃった」

「触れたら消えた……?」

一花さんは私の手のひらをじっくりと覗いていた。

「うーん、何だろうな」

「どうして消えたんだろう、爆発して消えたんだよね」

「木っ端みじんになったんだろう!?」

そして私疲れたので宿泊部屋に入って行った。

最後まで見てくれてありがとうございます。

少しでも続きが気になる、それか面白ければブックマーク・評価・いいね・感想とレビューをお願いします!

評価が自分のモチベーションになってハッスルハッスルするのでよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ