27話 爆発と鎮魂歌
ロケットランチャー娘が空中にロケットランチャーを撃ち、空中で爆発した。
「どうして上に撃ったんだ?」
「あー、鎮魂歌って知ってるか?」
「鎮魂歌……この前会ったおじいさんがそんな事言っていたな」
「おじいさん?」
「一花さんは分からないだろうけど、ベアトリスさんが経営してるハンターギルドでね、人探しの指令あったんだ、そこで知り合ったおじいさん」
「ほぉ……それでその人、イケおじだった?」
「イケおじ……?」
「イケメンおじさんっていう略、鎮魂歌って何なの?」
「鎮魂歌は悪霊の魂を浄化する魔法の総称だね、そのイケおじが使ってた鎮魂歌って何だったの?」
私はあのおじいさんが使っていたものを答えた。
「たしか円月輪っていう武器でした」
「それって魔力で作ったものだったか?」
「青色で透明感がありましたね」
「そうか……たしかこの人の羽、青色だったか?」
私を指さして言ってきた。
「青色だけど、それがどうしたの?」
「……いったん見せてくれ」
私は魔力暴走:飛翔を出した。
「……鎮魂歌が乗っている……だが余計な魔力や鎮魂歌が漂っている、なんだこれ」
ロケットランチャー娘は不思議に見ていると夕暮れ時になってきた。
「……もう夕暮れか、野宿をするか、嬢ちゃんらはどうするんだ?」
「ここに野営するの?」
「そうだ、どうせ家なんか無いんだ」
一花さんは何故か考え事をしていた。
(まさか……まさかじゃないよね……?)
「なら私が経営してる宿に来なよ」
(やっぱり言った)
「いいのか?金はないぞ」
「いいのよ、出世払いで頼むよ」
そして私たちは山を降り、帰路に着いた。
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