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詩[思索]

なにものでもなく

作者: 日浦海里

浮かんでは消え

浮かんでは消え


その程度のもの

そう思いたくても

また作り上げる力なく


もういいや、と

思う自分に沈んでく


流れ落ちてく言葉と感情

拾い上げて組みなおす感傷


裂いたチーズは間食だとして

咲かせた花は鑑賞だとして


紡ぐに至らぬ積み上げた文字は

何に干渉するにも至らず


おわれ おわれ

なにものでもなく


こわれ こうあれ

なにものでもなく



-------

言葉が足りないのは

勘定が足りないから


完成に至らないのは

感性が至らないから



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