レジスタンスの刺客
「グォッ」
「これでもまだやりますか…?」
「時間は稼いだ…」
「クリプト上だ!」
そうすると、クリプトの真上から光線が落ちてきた
「なっ!
ギリギリ間に合った…」
「てめえ!」
「言っただろ、時間は稼いだ…。
あとは…神に…」
バタッ…
「ごほっ…」
「裕二!」
「それを使うと体力が相当消費する。すぐに医務室まで運ぼう。」
「……………」
「相当体力を持ってかれてる。治るのに3日は必要だ。」
「ありがとな、テジュン。」
「じゃあ、俺は学校に電話しなきゃいけないから失礼する。あと、学校はどんぐらい休んだ方がいい?」
「1週間は休んだ方がいい、治ったとしても、もしかしたら何かが起こるかもしれないからな。1週間休んだ方がいいかもしれない。」
「わかった、ありがとう。」
そして、自分は電話をしに医務室を離れた
「もしもし。2年四組の加藤裕二の父親の加藤です。昨夜息子が急に倒れて救急搬送し。1週間以上の休みが必要とのことでしたので、それをお伝えするために電話を。はい。はい。あっ、はいそうです。ありがとうございます
よし、あとはみさきに連絡するか。
あっ、もしもし俺だけどさ。
あー、話は聞いてる感じ?
」
「聞いたよ。今から本部行ってもいい?」
「あー、いいけど」
「じゃあ、今から行くね。それじゃあ」
「えっ?」
そして電話が切れた。
「待つかー」
「なぁ妖夢、」
「ハリーかどうした?」
「いやまぁ。ヒノカグツチとかのさ名前考えてなかったよな、あれ。」
「考えてないな。」
「いい感じのやつ考えたんだが、どうだ?」
「聞かせてもらおうか」
「assassin」
「いいじゃないか、じゃあこれからその名前を使うか。」
「そーだな。」
「お、きた。」
「お久しぶりです。ハリーさん。」
「久しぶり!」
「じゃあ、病室まで行くか。」
「父さん?母さん?」
「テジュン。今どんな感じだ?」
「意識は見た通りある。
だが、口から血を入ったり。頭痛が起きたりっていう感じだ」
「とういう感じ…。」
「生きててよかった…。
」
「すまない」
「私…復帰する。」
「え?」
「私だってAHFに入ってたんだから。能力がなくても大丈夫」
「まぁ、そうだな、わかった。じゃあ、ようこそ。警視庁護衛菅へ。」
「妖夢。体を休め。裕二くんのことに関しては、俺が看病するから大丈夫だ。」
「すまない、ありがとう」
「ああ」
「まさか、美咲が復帰するとは思わなかったよ。」
「でしょ!で、妖夢くん。裕二に何持たせたの?」
「天叢雲剣だ。もちろん、裕二には確認をもらってる。まあ、あの剣は本当に危険だからどうか悩んだが。」
「そうね…、帰りましょうか。」
そして俺は車のエンジンをつけて家に帰っていった。
「おはよー」
「おはよう。みさき。」
「本部に行きましょうか。」
「だな。」
支度をすませ玄関のドアを開けようとしたらインターホンが鳴った。
「誰だろ」
そう俺が言ってドアを開けると見知らぬ女子が居た。
「えーと。どちら様?」
「副委員長の後藤と申します。
委員長が入院されたと聞きましてお花を持ってきたんですが…」
「わざわざありがとね〜。あーそうだ一緒に病院行く?。」
「良いんですか!?」
「みさき〜良いよね?」
「大丈夫だよ〜」
「よし!ついてこい!」
「わかりました」
「いつも裕二がお世話になっています。」
「いえいえ。そんな…」
「まぁ、話し変わるけど君裕二の事好きでしょ?」
「え?」
「目を見ればわかる。」
「そうね〜。
1回助けてもらった。
ってゆう感じかしら。」
「はい…その通りです…私がいじめられてる時にたすけてもらったんです。そこから彼の事が好きで…」
「まぁ。裕二は気づいてないだろうなw
よーし
着いたぞー」
そして僕達は本部に入って行った。
「おはようございます。最高司令官」
「おう。おはよ〜」
「えーと裕二くんのお父様って…」
「そうよ。警察のお偉いさん」
「テジュン、裕二の容態は?」
「普通に話せる。けど、歩くのは厳しいな…で、そちらのお嬢様は?」
「裕二の学校の副委員長だ。お見舞いにな…」
「なるほど。じゃぁ。こちらへ」
トコトコ
「え?後藤さん!?」
「んじゃあとはごゆっくり〜」
「え?」
という感じで、自分達は病室を出ていった
「足立さんと武蔵さんとおっさんが来てるぞ。」
「分かった、すぐに向かう。会議室か?」
「会議室5だ。」
「久しぶりだな。大事な話があって、ここに来た」
「話とは?」
「天皇が亡くなられた。今朝使用人が部屋を覗いたらしい、朝ごはんができていると、そしたら包丁で刺されて死んでいたらしい。今は鑑識にまわしている。でだ。もしかしたら、犯人がレジスタンスという可能性がある。」
「あいつらってあんなに強かったっけ?」
「使用人に怪しい奴がいてな。話を伺おうとしたんだが、昨日辞めていったらしい。」
「ちょっと待ってくれ。」
自分はスマホを開いてテジュンに電話をかけた
「今すぐ会議室5に来てくれ」
「わかった」
「総理大臣…あと足立と武蔵か…」
「おう。」
「で話って何だ?」
「天皇が亡くなられた。」
「…」
「でだ、」
そこから自分達は様々なことを話し合った。
「これ、まずいことになったな。
公表するのか?」
「どうするかね…」
「俺が表舞台に出る。」
「妖夢がか?」
「そして、ついでにこの組織を明らかにすればいい。」
「おいおいまさか…」
「その通り。おっさん頼めるか?」
「もちろんだ。」
「記者たちを全て集めろ。明日会見を開く。」
「面白くなるじゃないか、加藤君。」
「もちろん俺達も行くからな。」
そして翌日。
「今回は集まっていただきありがとうございます。まず内閣総理大臣の田中です。」
「警視総監の、足立です。」
的な感じで挨拶をしていった、そして自分たちの番になった。
「MPD警視庁捜査護衛菅一代目最高司令官のアーサーです。」
「同じく情報科1係長クリプトです。」
「副司令官のガラハッドです」
全員が言うと、記者たちが静まり返った。
「我々は極秘諜報機関。MPDです名前の通り、警視庁護衛菅。内閣総理大臣や天皇陛下などを護衛する部隊です。そして、昨日の夜、天皇陛下が亡くなられました。」
そしてまた記者達が静まり返った
そして、ある1人の記者が質問をしてきた
「ま、まず。」
という感じで、質問を返したりした。
「といった経緯で亡くなられたと思われます。」
そしてまた翌日
「妖夢新聞よんだか?」
「いや読んでない」
「見出し。
MPDとは!だってさ。」
「新しいネタできて嬉しいやろあっちは」
「まぁ。マスゴミだしな。」
「さて、今日はMPDの説明会だ。準備頼むぞ。」
「了解」
そして数時間後
「ネットでもテレビでもライブか…」
「そういえば、新しい銃を用意しておいた。指定された人物じゃないと使えないやつだ。手にマイクロチップを入れなきゃいけないけどな。あと、メガネとコンタクトレンズ。」
「なんかすげえな。」
「まだ4時間ぐらい時間がある、やってみるか?」
「面白そうだからやってみるよ。」
「じゃあ、ついてこい」
そんな感じで専用の部屋についた
「ちなみに俺はもう入れてある。デメリットは基本的にはない。無線ができたりとか、自分の心拍数など。」
「なるほど。じゃあ、よろしく頼む。」
「了解」
そして、自分はいつの間にか寝ていた。
「終わったぞ。」
テジュンの声が聞こえたので、自分は起きたそして、目を開けた瞬間
「これ、すご…というか、これ俺の許可なしでやっちゃダメじゃね?」
「あ…」
「うーん、これいいね。全ての職員にやってもいいかなぁ。未成年を除く」
「未成年はマイクロチップなどを入れない方がいいからな。ちなみに対応武器は今のところハンドガン、ショットガン、スナイパーライフル。の3種類だ。PSYCHOPATH見てたらわかるだろ。」
「あー、なるほどね。」
「と言ってもあんなにやべえ、死に方はしないはずだがな。ちなみにわずかなエイムアシストがついてくる。通用してくれ」
「うーん、あっやば、そろそろ時間じゃん。」
「じゃあ、行きますか」